獅子王来日ツァー千秋楽
4日、仏蘭西の獅子王の来日ツァー千秋楽は古楽系公演で抜群の動員力を誇る西の人気ホールへ。日本では珍しい舞台を360度取り囲む擂り鉢状の客席はどこからも奏者を至近距離で見る事が出来豊かな残響と共に実に古楽向けの会場、今回も話題のチェンバロ奏者2年振りの来演との事で早々にチケット完売だったそうな。
今日も粋な丁髷ヘヤーで登場した獅子王、リハでは相変わらずフタを閉めて弾いてましたが(その方が本番では良い演奏出来るとの事)楽器を限界まで鳴らす術を持つ鬼才が弾くとまるでフタ開けているのかと思う程の凄い音量なのには脱帽。昨日仏蘭西プログラムで弾いた為すっかりフレンチ化していた(?)ウチのジャーマンを今日のバッハ&スカルラッティプロに向けて元のキャラクターに戻す為か獅子王リハではいきなりゴールドベルグ変奏曲を弾き始め無人の会場で一人リサイタル状態、私は幸い役得で影でこっそり鬼才のバッハの名曲の演奏を聞き惚れた次第。昨日のアンコールでアリアを弾いたので続きを弾きたくなったのかも・・・。2年前の衝撃の初来日の演奏思い出しました。いや色んな頃で驚かせてくれる鬼才とのツァー実に面白かった!次回2021年12月の来日も楽しみであります。
« 獅子王唯一のフレンチプログラム | トップページ | 惑星直列並? »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- チェンバロ界のレジェンド登場(2024.12.12)
- 師走恒例ゴールドベルグ変奏曲(2024.12.10)
- ご機嫌伺いしてみると(2024.12.09)
- 無事帰国(2024.12.08)
- ハンブルグ美術工芸博物館(2024.12.06)
コメント