山陰で千秋楽
24日、仏蘭西クラヴサン界の大御所と実力派ガンバ2人の来日ツァーは山陰のホールで千秋楽。台風でのフライトキャンセル騒動から始まったこのツァーも全公演無事(?)終了(今日もホールすぐ近くのホテルからタクシー乗ったはずのルセ氏が迷子になったりガンバ奏者が舞台で忘れ物したりと小さな騒動ありましたが)。
今回アンサンブル演奏がメインながらソロも少し聴かせてくれたルセ氏、次の来日が早くも決定しており次回はソロリサイタルを東西で開催との事。銀座の人気ホールでの公演はもう情報公開されていますので激しい争奪戦必至のチケットご予約お忘れなく!
ルセ氏のクラヴサン演奏と共に驚いたのは酒井氏夫妻のこれまたド迫力のガンバ演奏。特に楽器の豊かな音量には仰天しましたがお客様より楽器に十円玉が張り付けてあるのだが何故?と聞かれ再びビックリ。伺うと鳴りの微調整の為だとの事で欧州の通貨よりも日本の銅貨の方が音は良いとの事。ガンバにも色々な裏技があるものです。
今日お伺いしたホールのご近所には温泉が多数有るので楽器搬入前に早速温泉巡りへ。今日は海岸沿いの旅館の温泉に入浴するも塩気濃いお湯がかなりユニーク。
温泉の後はこれまたホール御近所の御贔屓の蕎麦屋でランチ。おばあちゃん二人で切り盛りする老舗店は風情満点で大繁盛。名物わりごそばは通常の3皿でも他の大盛という大盤振る舞いでこちらで大盛頼むとやめといた方が良いよ、ウチの大盛は食べきれないよと警告付き。私は1皿追加という中盛頼むも満腹でありました。しかしご近所に温泉と美味い蕎麦屋があるとはこちらのホール個人的には全国の行きたいホールランキングの上位であります。
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