4日、昨日日欧混成グループの全国ツァー初日の三河公演を無事終え今日はまた楽器満載で御江戸に移動の1日。昨日の公演は新幹線駅前の新しいホールながら実はご近所に築90年という歴史的なホールがあると知り街を離れる前に見学へ。威風堂々たるロマネスク様式の外観素晴らしい建物ながら今やカラオケ大会などにしか使われていない様子。使いようによっては面白い会場だと思うのですが・・・。
歴史的ホールのご近所にはこれまた100年を超える歴史を持つ正教会の建物もあり歴史マニアにとっては垂涎のエリア。軍事都市として戦争中空襲で被害大きかったと伺っていただけに貴重な現存洋館。
街外れには東海道53次の二川宿跡があると知りこちらも見学。日本でも珍しく江戸時代の本陣跡が残っていたものの観光地として整備されてしまったお陰で建物きれい過ぎで歴史の重みを感じる事が出来ずちと残念。
東へノンビリ移動し三河から遠州に入るともう浜名湖の湖畔近く。全国に駅中の立ち食い蕎麦屋は数あれど駅中の鰻屋は多分ここだけ・・・という珍しいお店を久々に訪問。駅の切符売場の前の窓口で鰻注文すると持ち帰りでなくすぐに食べたい方には食事用に店裏の簡素な小部屋を利用出来るシステム。
卸業者直営のお店だけに鰻高騰の御時世ながら実に安価なのがありがたい!本当は饂飩の上に鰻丸ごとのせた実に贅沢なメニューを食べたかったのですが(そんな品の無い組合わせは他では絶対ないはず)もうやめたとの事で今日は普通の鰻丼を注文。まあ弁当用の鰻なので焼き立てでは無いのは仕方無し。
浜名湖を超えるとすぐご近所との事で久々に楽器博物館を訪問。相変わらず目玉のブランシェのオリジナルは蓋を閉めたまま。前回あった国産の復元ヒストリカルチェンバロが姿を消していましたがどこに行ったのか?
最後に茶処掛川の山奥の秘湯温泉でひと休み。もうカーナビも利かないような僻地の恐ろしく険しい山道を分け入った処にひっそりとある温泉は温めの湯ながら硫黄臭ある炭酸入りで湯の花たっぷりのトロトロとした極上の源泉かけ流し、湯上りで肌はつるつるでありました。余りの僻地に先客は無く絶景の景色と共に温泉独り占め、また御贔屓の秘湯発見でありました。歴史建築巡り、鰻、温泉を堪能した1日。
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