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2019年10月

2019年10月31日 (木)

今日は獅子王で登場

2-640x427_2019103122310131日、仏蘭西の鬼才の来日ツァー2日目は銀座の老舗ホールへ。1年前にリニュアルしたものの私は今日が新装後初めて、以前より少し音響良くなった? 今日の鬼才のソロリサイタルは早々に完売との事。チェンバロには最適な空間のこちらのホール、来年も注目の若手や先日来たばかりの大御所など海外の大物チェンバロ奏者のリサイタルが予定されているようで要注意!(詳しくはこちらをご覧あれ)

4-640x426_20191031224201昨日は粋なちょん髷ヘヤーで舞台に現れたJean氏、今日はワイルドな獅子王の様相で登場。昨日とほぼ同じバッハ&スカルラッティのプログラムながら即興性に富んだ自由奔放な演奏で毎度表情が変わりスリル満点、髪振り乱して熱演する姿は圧巻、アンコールの怒涛のフレンチ攻勢も凄かった!

2019年10月30日 (水)

仏蘭西の鬼才遂に登場!

16-640x427_20191030220401 30日、仏蘭西クラヴサン界の若き鬼才2年振りに登場(来日前は豪州、香港と回ってきたのだとか)。来日ツァー初日は珍しい能楽堂での演奏。何故かリハは蓋を閉めて弾くのが不思議・・・。今回のプログラムはバッハ&スカルラッティ、楽器を自在にコントロールした緩急を絶妙に織り込んだ多彩な演奏は相変わらず、精気溢れるバッハも絶品ながら爆発するスカルラッティが物凄い!スカルラッティが聴ける公演どれもほぼ完売との事ながらもしチケットあれば無理をしてでも聴くべし!

14-640x427_20191030222301当初邦楽専門の能楽堂でチェンバロが客席までちゃんと聴こえるか心配するも実は我国の先人達の知恵と工夫は素晴らしく能舞台の床下には音量増大の為に共鳴用の大甕が沢山仕込んでありました。今日の演奏でも能舞台とチェンバロの相性の良さはお判りいただけたのでは・・・。来年9月のスイスの実力派チェンバロ奏者の来日ツァーでは全国3か所の能舞台を回る予定だとか(今回の会場にも登場の予定)。

2019年10月29日 (火)

能舞台にチェンバロ登場!

8-640x427_2019102917050110月の大物チェンバロ奏者来日ラッシュのトリは今や世界中で人気絶大な仏蘭西の新鋭2年振りの来日ツァー。明日の初日は愛知郊外のホール内の珍しい能楽堂での演奏。前日早くも舞台にチェンバロを設置するも「白足袋でないと舞台に上がれない」「チェンバロは床に直に置いてはいけない」など古典芸能ならではの厳しい掟が多数あり緊張・・・。純和風の舞台でのチェンバロ演奏は滅多に聴けない貴重な機会、是非お聴き逃し無く!

1-640x427_20191029174401会場のある街は世界的な自動車メーカーの企業城下町。本社の中のショールームを拝見すると最新モデルの市販車と共に未来志向という不思議な車も多数展示。今だオートマではなくマニュアル車に乗るアナログ世代のおっちゃんには訳の判らぬ車ばかり・・・。

6-640x427_20191029180101最新テクノロジーだけで無くこの街には自然豊かな公園の中に明治10年頃築という歴史的洋館もありました。

2019年10月28日 (月)

チェンバロ奏者来日ラッシュいよいよラスト!

31-640x44828日、Jヴォルフス、Cルセ、Pアンタイと続いた10月の大物チェンバロ奏者来日ラッシュ(Bruggeチェンバロコンクール覇者3人を日本で続けて聴けるとは・・・!)ラストは仏蘭西の若手実力派Jロンドー。今回はバッハ、スカルラッティ、そしてフランス物と多彩なプログラム。前回の来日ではオールバッハプロながらアンコールでチラリと聴かせてくれたフランス物が絶品でありました。今欧州で一番活きの良いチェンバロ奏者の2年振りの演奏楽しみであります(個人的にはどんな風貌で現れるかも楽しみ)

7-640x427_20191028151001今日は提供予定のジャーマンを先日相変わらずの剛腕振りを見せてくれた反対氏向けの特殊調整から元に戻し最終チェック。最近は彼の好みも判っているので現場でチェンバロ余り酷くいじられていないぞと安心していると最低音F#がDまで下げられておりビックリ。自分で調律していたので気が付かなかったのですが一体どの曲でDDを使ったのか判った方いますか?反対氏相変わらずの暴れっぷりでありました。

2019年10月27日 (日)

オペラ劇場でのバロックオペラ

640x427_2019102717520127日、間も無く開幕のバロックオペラへ提供予定のイタリアン2台の御機嫌伺い。日本のトップ歌劇団と伊太利の合同プロジェクトは珍しく古楽器オケ参加のA・スカルラッティの作品を上演(詳しくはこちら をご覧あれ)。今回提供のイタリアンは独逸の名工Martin Skowroneck作の兄弟楽器2台。兄は1958年製というヒストリカル楽器最初期の小振りな楽器(現役レンタル楽器としては世界的にも最古参かも?)、弟は1980年製で長さ250cm5オクターブのスカルラッティ音域(最高音はg3)という大型楽器、先日の日欧混成グループ 来日公演に続き個性の対照的な兄弟楽器の共演であります。日本では数少ない本格的なオペラ劇場でのバロックオペラ上演、是非お聴き逃しなく!

2019年10月26日 (土)

鳥の羽チェンバロ

1-640x427_2019102621230126日、仏蘭西クラヴサン界の大御所2人の公演も無事(?)終了しヤレヤレ。片やフレンチモデルでマレとフォルクレの濃厚な仏蘭西音楽を聴かせてくれ、片やジャーマンモデルでラモーからスカルラッティ、バッハ、ヘンデルと多彩な作品を弾き分けた両者の甲乙付けがたい見事な楽器コントロールを間近で堪能した1週間。今回コントロール難しい鳥の羽フレンチを大御所がどう鳴らすか注目していたのですが、オリジナル楽器を所有しかつ精通している御仁は流石に鳥の羽ならではのシャープでクリアな音色をしっかりと引き出して豪快に鳴らしておられ感嘆!久々に鳥の羽ならではの独特の魅力あるチェンバロの音色を聴けた次第。

2019年10月25日 (金)

因州から関西へ

2-640x427_2019102518590125日、山陰因州での千秋楽公演も昨夜無事終了し早朝海岸沿いの絶景の露天温泉で疲れを癒して関西へ移動。鳥取県はまだ高速道整備されていないと伺うも米子から鳥取経由で中国道まで約150km無料ながらほぼ高速並みの速度で走れるバイパスが出来ており実は非常に便利で経済的。これが出来るなら料金高い高速作らなくても良いのでは・・・?関西に戻り早速季節跨ぎで御機嫌斜めという個人宅の英国製の大型イタリアンチェンバロと国産クラヴィコードの御機嫌伺いへ。10月末になっても豪雨や台風のお陰でまだ湿度高くコンディション崩す楽器多いようですね。まだ除湿器の出番終わらず・・・。

2019年10月24日 (木)

山陰で千秋楽

7-640x427_2019102422230124日、仏蘭西クラヴサン界の大御所と実力派ガンバ2人の来日ツァーは山陰のホールで千秋楽。台風でのフライトキャンセル騒動から始まったこのツァーも全公演無事(?)終了(今日もホールすぐ近くのホテルからタクシー乗ったはずのルセ氏が迷子になったりガンバ奏者が舞台で忘れ物したりと小さな騒動ありましたが)。

8-640x389今回アンサンブル演奏がメインながらソロも少し聴かせてくれたルセ氏、次の来日が早くも決定しており次回はソロリサイタルを東西で開催との事。銀座の人気ホールでの公演はもう情報公開されていますので激しい争奪戦必至のチケットご予約お忘れなく!

14-640x468_20191024224001 ルセ氏のクラヴサン演奏と共に驚いたのは酒井氏夫妻のこれまたド迫力のガンバ演奏。特に楽器の豊かな音量には仰天しましたがお客様より楽器に十円玉が張り付けてあるのだが何故?と聞かれ再びビックリ。伺うと鳴りの微調整の為だとの事で欧州の通貨よりも日本の銅貨の方が音は良いとの事。ガンバにも色々な裏技があるものです。

1-640x427_20191024225301今日お伺いしたホールのご近所には温泉が多数有るので楽器搬入前に早速温泉巡りへ。今日は海岸沿いの旅館の温泉に入浴するも塩気濃いお湯がかなりユニーク。

2-640x427_20191024230001 温泉の後はこれまたホール御近所の御贔屓の蕎麦屋でランチ。おばあちゃん二人で切り盛りする老舗店は風情満点で大繁盛。名物わりごそばは通常の3皿でも他の大盛という大盤振る舞いでこちらで大盛頼むとやめといた方が良いよ、ウチの大盛は食べきれないよと警告付き。私は1皿追加という中盛頼むも満腹でありました。しかしご近所に温泉と美味い蕎麦屋があるとはこちらのホール個人的には全国の行きたいホールランキングの上位であります。

 

2019年10月23日 (水)

仏蘭西の名手達浪速に登場

1-640x427_2019102322350123日、仏蘭西の名手達の全国ツァー今日は浪速の人気ホールでの公演。舞台と客席との距離が近く演奏家の息遣いが手に取るように伝わる古楽向きのホール、特に2階席の舞台との近さは日本有数かも・・・。

6-640x427_20191023224101チェンバロとガンバの名手3人の演奏は今日も絶好調、芳醇な香り溢れるマレとド迫力のフォルクレで浪速のお客様にも大受けでありました。明日お隣のホールでは反対氏のリサイタルがあるとの事で仏蘭西クラヴサン界の両雄が浪速で激突の様相、何故か反対氏公演スタッフが多数敵情視察(?)で今夜の公演にお越しでありました。

8-640x427_20191023225101今日のホールの最大の特徴は舞台奥がガラス張りとなり浪速の摩天楼が背景に出来る事。今日も開場時から素敵な夜景が見れたお陰で楽器の撮影が殺到した様子。他のホールでは絶対見れない豪華な舞台であります。仏蘭西の名手達のツァー、いよいよ明日の米子で千秋楽であります。絶品の仏蘭西バロックの演奏まだお聴きでない方は是非最終公演お聴き逃しなく!

2019年10月22日 (火)

金物の街

2-640x427_2019102217400122日、仏蘭西の重鎮達との全国ツァーの合間のOFF日に西のスタジオ御近所の金物の街を訪問し工具探し。展示即売コーナーでは古今の様々な手作り刃物を拝見する事が出来アリガタシ。

19-640x427展示物の中から今回初めて見るチェンバロのツメ調整用の特殊ペンチのスグレモノを見つけすぐに購入。流石金物の街と感心していると実は「made in Taiwan」でありました・・・(汗)。

18-640x427_20191022175601訪問先ご近所北播磨の郊外で本寸法らしき蕎麦屋を見つけ早速入店。関西にしては少し強気の値段も蕎麦も汁も薬味も本格的で納得。唯一最後の楽しみの蕎麦湯が少量で冷めていたのが少し残念。

2019年10月21日 (月)

英国の名工作のチェンバロ

7-640x427_2019102121280121日、仏蘭西の名手達との全国ツァーの合間に地元に戻り個人宅のチェンバロの御機嫌伺い。欧州でも評価高い英国の名工作の2段フレンチ、多分日本には2台しか入っていない希少楽器であります。総分解して隅々まで拝見するもその細部まで拘った緻密な作りと豪快な鳴りっぷりに感心。徹底した管理のお陰で日本に来てから大分年月経つも日本訛りを感じさせない欧州的な鳴りのままでひと安心。

1-640x427_20191021213801地元に帰るとすぐに長年御贔屓の蕎麦屋に直行し名物「ぶっかけ蕎麦」でランチ。御江戸本寸法の蕎麦からはかなりかけ離れたモノながら様々なネタと蕎麦がこれでもか!と言う程テンコ盛りの逸品は地元民のソウルフードであります。

2-640x427_20191021214401ランチを終え商店街を散策していると古本屋でヴァージナルやガンバが描かれていた名画が投げ売りされており思わず購入。多分かなり古い(戦前?)名画集を解体したバラ売りでしょうかね?

4-640x427_20191021214801久々に西のスタジオに戻るも御近所の古寺が毎月恒例の「弘法さんの日」で参拝客多し、普段静かな参詣道が露店で賑わう「おばあちゃんの原宿」状態でありました。

2019年10月20日 (日)

仏蘭西の名手全国横断中!

1-640x427_2019102022070120日、昨日の反対氏リサイタルから一転今日は尾張の「日本一忙しいホール(年400公演近い?)」での仏蘭西クラヴサンのもう1人の大御所と実力派ガンバ2人の公演に鳥の羽フレンチで出動。通常より大きなチェンバロだけに楽器用EV使えず搬入悪戦苦闘するも何とか設置完了。しかし2階席もある天井高い300席の贅沢な空間は古楽には最適な会場であります。

3-640x436こちらはガンバ奏者の地元というだけに渋いフレンチプログラムながらほぼ満席の盛況振り。名手3人による円熟のマレの世界、そしてフォルクレの強烈なクラヴサンソロ、どちらも圧巻でありました。このメンバーでのツァー、残りは23日大阪、24日米子の2公演のみ!仏蘭西の名手達の驚異の演奏是非お聴き逃しなく! 今日偶然先日より探し求めていた古楽系公演多数開催していたM蔵野のホールの例のユニークなチラシのコレクターと遭遇、そのコレクションの数百のチラシを拝見させて頂きアリガタシ・・・。やはり古楽奏者多数来演していたようですね。いずれそのコレクションをじっくり拝見させて頂く予定で実に楽しみ。

2019年10月19日 (土)

仏蘭西の大御所暴れる!

1-640x427_20191020000901 19日、代々木の人気ホールにジャーマンチェンバロで出動。今日はルセに続いて来日の同じく仏蘭西の大御所そして「暴れん坊将軍」こと反対氏の東京唯一のリサイタル。反対氏ホールに登場するなり「照明が!」「椅子が!」「楽器の位置が!」といつものようにリクエスト多発で絶好調(椅子への拘りが凄かった!)。

7-640x427_20191020002701しかし弾き始めるとお気に入りの楽器だけに抜群の楽器コントロールで圧巻のボリューム感と多彩な情感を紡ぎ出してくれました。ラモーに始まりヘンデル、スカルラッティ、バッハと仏独伊の作品を自在に弾き分ける剛腕振りにも感嘆!名手ながら独特のタッチを好むので今回も彼専用の調整で臨むも今回も勝手にツメをイジリ倒してましたね・・・。調律も自己流でやりたいのでと他人に触らせないのも相変わらず・・・。

8-640x427_20191020003901毎回彼の公演で不思議なのは必ず調律ハンマーと(これは判る)ヴォイシングナイフ、ブロックをチェンバロの脇に置いてから演奏する事。本番に気に入らないツメがあれば演奏中断してヴォイシングし直すつもりなのか? 今回1回きりのお相手でしたが相変わらずの暴れっ振りを堪能した1日。

2019年10月18日 (金)

五反田でコンチェルト尽くし

5-640x427_2019101822230118日、最近古楽関係者の間で人気の五反田のホールにフォルテピアノで初出陣。250席の残響豊かな空間は正に古楽向けでありました(楽器搬入はちと厄介でしたが・・・)。今日は若手実力派が結成したグループのコンチェルト尽くし、チェロ,オーボエ,ヴァイオリン、そしてフォルテピアノと4人のソリストが登場する豪華なプログラム。

2019年10月17日 (木)

ルセ氏に続いてアンタイ氏も来日!

7-640x427_2019101716300117日、仏蘭西チェンバロ界の大御所と実力派ガンバ2人の来日ツァー2日目はハマ郊外の人気駅前ホールへ。昨日と違って今日はM・マレのガンバ作品のみ!という渋過ぎるプログラムながら500席がほぼ満席という盛況振りにビックリ。このメンバーでのツァーは西へ向かい10月20日名古屋 23日大阪 24日米子と回る予定。大御所の迫力あるチェンバロソロ、そしてこれぞ仏蘭西バロックの真骨頂というべきマレのガンバ作品を存分に堪能出来る公演是非お聴き逃しなく!

10-1640x432_20191017164401私は西に向かう前にこれまた仏蘭西チェンバロ界の大御所アンタイ氏の東京唯一のリサイタル(10月19日Hakujuホール)にチェンバロ(こちらはジャーマン)を提供予定。ルセ、アンタイとこんな大物2人が同時期に来日しているならこの2人を連続して聴き比べるという最高の贅沢が出来る絶好のチャンスでもあります。アンタイ氏のリサイタルはラモー、ヘンデル、スカルラッティ、バッハと多彩なプログラム。毎度ながら演奏や楽器に拘る余り数々の逸話を作ってきた鬼才が今回どんな暴れっぷりを見せるか恐れながらも楽しみであります。西でのルセ3公演、東でのアンタイ、どれも是非お聴き逃しなく!

2019年10月16日 (水)

ルセ氏ツァー初日

9-640x427_2019101623080116日、仏蘭西より来日のルセ氏とガンバ2人によるフレンチプログラムのツァーは銀座のホールからスタート。今やチェンバロ界の大御所となったルセ氏の卓越した演奏にも感嘆するも(フォルクレのソロのド迫力には腰を抜かした・・・?)ガンバ2人と共に描き出した濃厚な仏蘭西音楽の真髄たるマレの世界は陶酔の極みでありました。ツァー2日目の明日の横浜公演、ランチタイムコンサートとの事でチケット代1500円と超安価!このメンバーの演奏は関東では明日が最後なので是非お聴き逃しなく!

4-640x427_20191016232401今日はホール入り前に通り道だったので「誘惑の街」神保町につい寄り道してしまい大散財・・・。中古レコード屋を覗くとどなたか音楽愛好家の方の遺品なのかここ半世紀に来日した海外の演奏家のコンサートプログラムが大量に売り出されておりバロック関係を多数入手。ビンシャーマンやリリングなど懐かしい大御所やブリュッヘンなど興味深い物多し。しかしあの頃のプログラムの豪華な事!

2019年10月15日 (火)

ルセ氏登場!

5-640x45215日、仏蘭西古楽の連中とのお手合わせが続く10月、圧巻の「ハレルヤ」を聴かせてくれた老舗古楽オケに続いて今度はクラヴサンの大御所ルセ氏が登場。先日の台風の影響で予定の飛行機が飛ばずパリから韓国・大阪経由という凄い遠回りでやっとの事東京に昨夜辿り着いたそうですが元気にリハに姿現しホッ。早速ウチの鳥の羽フレンチを弾くもその鮮やかな鍵盤捌きに感嘆!

4-640x427_20191015174501今回の来日ツァー はガンバ2人との共演。仏蘭西らしい香り高き華麗なクラヴサンと繊細さと力強さを併せ持つガンバの組合わせによるマラン・マレやフォルクレなど仏蘭西バロック黄金期の名品の演奏実に見事。今回特にガンバやクラヴサンが一番鳴るピッチで演奏したいとの要望でA=410に調律、いつもより低いピッチもまた甘い雰囲気の仏蘭西の作品にピッタリでありました。明日の東京公演からツァーはスタート!乞うご期待!

2019年10月14日 (月)

秋注目公演目白押し

2-640x427_2019101417530114日、コンサートツァーの合間に個人宅のチェンバロの御機嫌伺いへ。この夏の異常気象で大半の楽器がコンディション崩す中独逸製ジャーマンモデルの堅牢さは流石。

1-640x427_20191014180101ピリオド楽器ショパンコンクールでの活躍で注目集まる若手フォルテピアノ奏者のリハにお付き合い。今度は五反田での公演でモーツァルトのピアノ協奏曲(Walterモデル使用)を演奏予定との事。ソロリサイタルは即完売続きの人気者の貴重な古楽器オケとのコンチェルト演奏是非お聴き逃しなく(まだチケットあるそうです) 12月お馴染みの池袋の洋館でのオリジナルフォルテピアノによるソロリサイタルはチケット残りあと1枚!間も無く完売です。

Photo_20191014181501間も無く久々に来日するCルセ氏、やはり先日の台風のお陰でフライトが変更となり到着遅れているそうですが明日元気な姿を見せてくれるはず・・・。ガンバとの共演の来日ツァー は明後日10月16日東京 からスタート、17日横浜 20日名古屋 23日大阪 24日米子と全国で開催予定。PアンタイやJロンドーと仏蘭西チェンバロ界の大物が日本で揃い踏みする賑やかな秋、3者を聴き比べ出来る絶好の機会であります!夜遅くに無事メンバー全員仏蘭西から到着との一報入りました。

2019年10月13日 (日)

綱渡りのツァー

1-640x427_2019101322360113日、仏蘭西古楽オケ「ハレルヤ」公演2日目は尾張の老舗大ホールへ。今回は超大型台風のお陰で果たして公演開催出来るか直前まで判らなかった上、新幹線止まっている!高速も通行止!と交通網大混乱で次の公演地に移動出来るかも危なかった正に綱渡りのツァー。しかしオケはそんなトラブルを全く感じさせない「成熟した古楽」の手本のような艶やかな演奏を連日披露。大ホールでもモダン楽器に負けない位の強靭なサウンドを客席隅々まで聴こえさす熟練の器楽と歌に感嘆!しかし今日の公演のチラシ(第2版?)インパクトありました・・・。

2019年10月12日 (土)

仏蘭西のトップ古楽オケ登場!

1-640x427_2019101222220112日、仏蘭西のトップ古楽オケ久々の来日ツァー 初日が浪速の老舗ホールでスタート、私はオルガンで参加(もう1台はホール所有チェンバロ)超大型台風来襲の最中公演開催危ぶまれるも進路が東にそれたお陰でナントか予定通りに開幕(関西は殆ど公演開催出来た模様、関東はほぼ全滅だったのでしょうか?)、荒天の上周辺の鉄道網かなり混乱している中でも伝説の古楽オケの「メサイア」を是非聴きたいという多数のお客様が来場され盛況のうちに初日終演。マエストロによる実に統制とれたオケと合唱そして強力なソリストによる格調高く艶やかなヘンデルの演奏は流石!しかし元々チェンバロ奏者だったマエストロ、リハ前舞台に現れるとすぐに用意された鍵盤楽器のチェックを始めるもチェンバロには見向きもせずオルガンばかりチェックするのには冷や汗モノでありました。

8-640x464今回のコンマスは欧州で大活躍のHiro Kurosaki氏。聞けば私がご一緒した11年前の来日公演以来の久々の来日だとか・・・。いや貫禄あるお姿でありました。

2019年10月11日 (金)

台風来襲!

 25_2019101115050111日、間も無く来襲の超大型台風の影響で業界大混乱の様相。週末開催予定の公演関東はかなり厳しい状況か?関西は進路から大分外れてきたので際どくセーフのようですね。明日大阪で初日を迎えるレザールフロリサンの「ハレルヤ」公演無事開催との事です。他にも「今から代わりに九州に行ってくれる?」とか「洪水になればチェンバロ水没するかも・・・」とか目を剥くような連絡ばかりの1日。

2019年10月10日 (木)

日本最古のホール

5-640x427_2019101100060110日、上野にある日本最古のホール(築130年!)での室内楽公演にチェンバロ調律で出動。今回は珍しくホール所有の楽器がお相手、たまの他流試合は一発勝負の面もあり中々刺激的(?)でありました。こちらのホール、歴史的洋館で雰囲気素晴らしいものの遮音性低く外の音丸聴こえというのが難点、ところがお隣の動物園の猛獣の雄叫びよりも地下鉄(?)の騒音が煩いのにはビックリ・・・(ホールは2階なのに)。終演後仏蘭西の老舗古楽オケ「ハレルヤ」来日ツァーに参加の為西へ移動。台風の影響で初日浪速公演 どうなるか心配するも今のところ開催予定との事(台風東へ行きそうでどうやら関西は大丈夫なようです)。オケメンバーは元気に浪速入りしたそうです。

2019年10月 9日 (水)

名手の残り香

1-640x427_201910091931019日、日欧混成グループや独逸の古楽トリオの来日公演も無事終了、今日は各楽器に沁みついた奏者の残り香を味わいながら次のコンサートに向けてチェンバロ、フォルテピアノ陣の御機嫌伺い。まずは2段ジャーマン、テレマン特集で鍵盤奏者2人に存分に弾かれたものの休憩時にベルギーの名手に急遽ゴールドベルヒ變奏曲リサイタル(?)で弾かれまくったお陰で鳴りは絶好調。次は仏蘭西チェンバロ界の暴れん坊と呼ばれる大御所のリサイタル に登板予定。次は独逸の名工作のイタリアン2台、残暑による湿気を吸い込んでいたお陰でちょっと御機嫌斜めのご様子ながら数日スタジオで湿気をしっかり抜くと元の状態に戻りホッ。こちらはバロックオペラで登板の予定。最後は二百歳の老ピアノ、オリジナルフォルテピアノに精通したベテラン奏者に弾き込まれたお陰でこれまた御機嫌は上々、こちらはフルートリサイタルで登板の予定。

2019年10月 8日 (火)

立体ステージ

4-640x427_201910082313018日、日欧混成グループの全国ツァー千秋楽は古楽系一番人気の都心の小会場で昼夜2公演。これまでのイタリアンプログラムから一転今日はテレマン特集との事で鍵盤楽器3台使用は同じながらチェンバロ1台は小型イタリアンから大型2段ジャーマンへ差し替えの上オルガンチェンバロ2段積みとなり運送屋兼調律師にとってハードな1日。しかし豪華な通奏低音隊と華やかな旋律隊のアンサンブルは実にゴージャス!

5-640x456しかしこのグループただ贅沢に楽器沢山使うだけでは無く中々創意工夫上手、今回も変形舞台のお陰で音響バランス取り難い会場に演奏家専用お立ち台(?)を用意して旋律楽器とガンバがチェンバロより高い位置で演奏するという立体ステージを設置し極上のバランスを確保。しかしそのお立ち台を見るとよくぞそんな高くて狭い所で長時間演奏出来たなあと感心・・・。

8-640x426このグループの鍵盤奏者ジュリアンはかのブルージュチェンバロコンクールの覇者でもあります。今日初めてウチの2段ジャーマン弾いたところ非常に気に入ってもらったようで2公演の合間の休憩時無人の会場で勝手にゴールドベルヒ變奏曲を弾き始め一人リサイタル状態。私は舞台裏でコッソリ聴き惚れてましたが流石はブルージュの覇者だけあって実に素晴らしいBach!。いつかはソロで来日してもらいたいものであります。

2019年10月 7日 (月)

独逸の古楽トリオ唯一の来日公演

1-640x427_201910072311017日、御江戸西郊外の人気ホールでの独逸のフォルテピアノ入り古楽トリオの唯一の来日公演 に二百歳の老ピアノで出動。渋いプログラムながら満杯のお客様の中オリジナルフォルテピアノでの経験豊富なベテラン達のアンサンブル圧巻でありました。今日のホール、創立四十年近い歴史を誇る老舗ながら独自路線のお陰で古楽系の公演も群を抜いて多かったはず・・・、ところがホールでも過去の公演アーカイブが整理されておらずどんな古楽奏者が来訪していたのか判らないとの事。日本の古楽史においても最重要拠点だっただけにそのアーカイブは是非まとめてみたいところ、どなたかこのホールの創立以来の公演情報お持ちではないでしょうか?(友の会会報に掲載されているはずと言われましたが月報だったようでそれだけでも数百もの数になり全部保管されている方は殆どおられないのでは?情報求む!

2019年10月 6日 (日)

フォルテピアノでショパンを!

4-640x427_201910062244016日、明日御江戸西郊外の人気ホールで本番の独逸のフォルテピアノ入り古楽器トリオのリハに二百歳の老ピアノで出動。ピリオド楽器ショパンコンクールが巷で話題となりフォルテピアノで演奏するショパンに注目集まる中渋いプログラムながら早々にチケット完売したとの事、たった1回だけの来日公演とはナントもモッタイナイ・・・。

2019年10月 5日 (土)

駅前ホール

1-640x427_201910052351015日、日欧混成グループの公演2日目は御江戸西郊外の駅前ホールへ。東日本大震災直後の開館なのでオープン時派手な宣伝出来ず(オープニングにLa Petite Bandeが登場するはずだったのですが・・・)今だにイマイチ知名度は低いものの約600席の会場は音響素晴らしく客席も程良い傾斜で聴き易く実に古楽向け。今日は公演終了後に舞台で楽器見学会開催するも古楽器など初めて見たというお客様大勢ご参加頂き大賑わい。夜はご近所の演奏家と一杯やりながら熱い古楽談義、馴染みの大繁盛店が週末夜なのにガラガラで何故?と思いきやW杯日本戦で皆さんTVに嚙り付いて外に飲みに行けなかっただけのようでした。

2019年10月 4日 (金)

三河・遠州旅

640x427-14日、昨日日欧混成グループの全国ツァー初日の三河公演を無事終え今日はまた楽器満載で御江戸に移動の1日。昨日の公演は新幹線駅前の新しいホールながら実はご近所に築90年という歴史的なホールがあると知り街を離れる前に見学へ。威風堂々たるロマネスク様式の外観素晴らしい建物ながら今やカラオケ大会などにしか使われていない様子。使いようによっては面白い会場だと思うのですが・・・。

640x427-2歴史的ホールのご近所にはこれまた100年を超える歴史を持つ正教会の建物もあり歴史マニアにとっては垂涎のエリア。軍事都市として戦争中空襲で被害大きかったと伺っていただけに貴重な現存洋館。

640x427-3街外れには東海道53次の二川宿跡があると知りこちらも見学。日本でも珍しく江戸時代の本陣跡が残っていたものの観光地として整備されてしまったお陰で建物きれい過ぎで歴史の重みを感じる事が出来ずちと残念。

640x427-4東へノンビリ移動し三河から遠州に入るともう浜名湖の湖畔近く。全国に駅中の立ち食い蕎麦屋は数あれど駅中の鰻屋は多分ここだけ・・・という珍しいお店を久々に訪問。駅の切符売場の前の窓口で鰻注文すると持ち帰りでなくすぐに食べたい方には食事用に店裏の簡素な小部屋を利用出来るシステム。

640x427-5卸業者直営のお店だけに鰻高騰の御時世ながら実に安価なのがありがたい!本当は饂飩の上に鰻丸ごとのせた実に贅沢なメニューを食べたかったのですが(そんな品の無い組合わせは他では絶対ないはず)もうやめたとの事で今日は普通の鰻丼を注文。まあ弁当用の鰻なので焼き立てでは無いのは仕方無し。

640x427-6浜名湖を超えるとすぐご近所との事で久々に楽器博物館を訪問。相変わらず目玉のブランシェのオリジナルは蓋を閉めたまま。前回あった国産の復元ヒストリカルチェンバロが姿を消していましたがどこに行ったのか?

640x427-7最後に茶処掛川の山奥の秘湯温泉でひと休み。もうカーナビも利かないような僻地の恐ろしく険しい山道を分け入った処にひっそりとある温泉は温めの湯ながら硫黄臭ある炭酸入りで湯の花たっぷりのトロトロとした極上の源泉かけ流し、湯上りで肌はつるつるでありました。余りの僻地に先客は無く絶景の景色と共に温泉独り占め、また御贔屓の秘湯発見でありました。歴史建築巡り、鰻、温泉を堪能した1日。

2019年10月 3日 (木)

日欧混成グループ初日は三河から

10-640x427_201910032245013日、日欧混成グループの全国ツァー 初日は三河の新幹線駅前の比較的新しいホールでの公演。200席の程良い傾斜の客席と煉瓦と木を合わせた内装で中々音響も雰囲気も素晴らしく御江戸にも是非欲しいような古楽向けの会場(演劇主体のホールとの事でしたが)。

8-640x427_20191003225201古楽コンクールで大活躍の実力派揃いのこのグループお馴染みの旋律楽器2人(R+Vn)と贅沢な楽器陣の通奏低音隊3人(チェンバロ2台+オルガン+ガンバ2台)による万華鏡のような実に多彩な演奏は相変わらず絶好調!今日と東京初日はイタリアンプログラム、そして東京初台公演はテレマンプログラムとの事、どちらも楽しみであります。

5-640x427_20191003230501滅多に来ない三河で御当地名物を探すも色々あるものですね。まずは名古屋だけで無い「あんかけスパ」。太目の麺の上に様々なオカズがテンコ盛りというB級グルメの代表のようなメニュ―がメインの評判店に伺うと開店と共に老若男女問わず次々に来店しその繁盛振りにビックリ。やはり地元民にはソウルフードなのでしょうね。

11-640x427_20191003231501次にこれぞ御当地メニューというカレー饂飩の人気店へ。こちらはカレーと饂飩の下にとろろ飯が隠されているという不思議な組合わせとの事。味はまあ予想範囲内ながら奥から御飯が出て来るのはちょっと新鮮でありました。後はお稲荷も名物とか。様々な三河の名物を堪能した次第。

2019年10月 2日 (水)

御稲荷様参拝

11-640x4502日、明日の愛知での公演の為チェンバロ・オルガン・ガンバと楽器満載で西へ。早めに現地入りしたのでホール御近所の有名な御稲荷様を参拝(寺院ながら鳥居があるのが不思議?) さぞかし賑わっているだろうと思うも夕暮れ時だった為か境内閑散としており狐様の代わりに猫が闊歩・・・。

14-640x427_20191002211401ホール御近所に昭和の香り残る大衆食堂があるとの事で出撃。愛知らしく味噌カツ定食と豚汁を注文するもカツも赤い豚汁も八丁味噌味で甘い!

16-640x427_20191002212801夜駅前のまだ新しいホールにチェンバロ・オルガン計3台を搬入。手伝いの演奏家達が高速で降り口間違えたと迷子になってしまい仕方無く1人で3台搬入する羽目に・・・。

2019年10月 1日 (火)

日欧混成グループのツァー間も無くスタート!

5-640x4551日、伯林古楽の来日ツァーの次は日欧混成グループの全国ツァー (愛知、小金井、初台3か所)にチェンバロ2台+ポジティフオルガンで参加の予定。今日は直前リハを拝見。このグループ、リコーダー、ヴァイオリン、ガンバ、鍵盤2人の日欧古楽界の実力派5人組ながら鍵盤楽器が毎回3台も登場するという何とも贅沢な編成。

9-640x427_20191001184301今回も愛知・豊橋小金井 ではイタリアンチェンバロ(Martin Skowroneck 1958年&1980年作)2台、初台 ではSkowroneckイタリアンとKalsbeekジャーマンの2台が登場予定(その上オルガンとチェンバロ2段積み!)今回も古楽ファンお馴染みの初台の会場で奏者が立体的に並ぶという2年前の驚きの配置を再現するとの事(音響バランスが劇的に向上しビックリでした!)乞うご期待!

1-640x46810月に入るもまだ残暑厳しい中秋の便りというべき曼珠沙華が例年より2週間遅れ?でやっと見頃になった様子。しかしこれだけ暑いと紅い花見ても秋の風情が希薄なのが残念・・・。

4-640x427_20191001190201スタジオご近所ながら少し不便な場所にある隠れ家中華店、前から気になり初めて訪問するも中々本寸法の料理を庶民的な料金で出す「アタリのお店」でした(有名店の元料理長のお店だとか) 今日はメニューの最初にあるお勧めらしき酢豚定食を注文するも料理が来る頃にお隣の常連さんらしき方の「ここの炒飯は本当に絶品ね!」という声が聴こえ動揺・・・、早くに判っていれば名物料理注文出来たのに・・・。

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