16fチェンバロの録音苦戦中・・・
19日、みちのくの16fチェンバロ録音3日目。真夏の過酷な環境での録音なのでかなりの苦労を覚悟するも最大の難問の温度維持はホール内の照明をすべて消し暗闇のまま演奏出来たので(奏者が完全な暗譜演奏だったのが幸いでした)エアコン無しでも終日適温をキープする事に成功!もうひとつの難問の湿度調整は空調を色々操作しても全く下げる事が出来ず80%近い極限の湿気の中での録音となり楽器も調律師も悲鳴を上げる羽目に・・・。しかし世界的にも数少ないヒストリカルの16f付きチェンバロによる演奏は通常のヒストリカルとも16fが付いたモダンチェンバロとも全く違う独特の世界ですね。今日はバッハのお馴染みの名曲を録音したのですが16fが入る事で重厚かつ鮮烈な演奏に大変身しており実に新鮮でありました。
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