獅子王フォルテピアノツァー初日
14日、浪速郊外の博物館で開催中の戦前日本と欧州でVn・指揮・作曲と広範囲に活躍しながら早逝した天才音楽家・貴志康一の回顧展を拝見。ベルリンフィルを振ったとか銘器ストラディヴァリウスを所有していたとか驚きの逸話多数紹介されている中、日本で最初にチェンバロやクラヴィコードを弾いた方々と同時代にベルリンに滞在し同じヒンデミット門下だったという話にはビックリでありました。早くからバロック作品をVnで演奏していたという資料もありもしかすると彼も早くからチェンバロにも関心があったのでは?というのが私の淡い(?)推測であります。今後の貴志康一研究がさらに進む事に期待しております!
阿蘭陀のピアノ獅子王のフォルテピアノツァーは西の人気ホールから。ホール御近所(少し遠い?)にある御贔屓の隠れ家和食店でランチ。女将特製関西風の上品な味付けの惣菜多数のおまかせ定食が絶品であります。ここも余りに場所悪いので実に穴場の名店か。
獅子王今回のフォルテピアノツァーは西の人気ホールからスタート。ウチのワルターは数多くの演奏家に弾いてもらってますが楽器を鳴らすテクにおいては彼が断トツかも・・・。クリアな音色ながらその音のダイナミックさはモダンピアノにも負けない位か。先日のモダンでの皇帝の演奏(TV楽しみであります)といい今回のフォルテピアノでのハイドン&ベートーヴェンプロといい後世に語り継がれる名演だったのでは・・・。明日の東京公演もしチケット残っていれば是非お聴き逃しなく!
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