湿温度計信用出来ない・・・
9日、新学期始まるとの事で某大学でチェンバロ・クラヴィコードの御機嫌伺いへ。いつもは冬の異常乾燥と寒さでダウン寸前の楽器陣の御機嫌取りに苦心するはずが暖冬で異常乾燥知らずだったお陰でトラブル無しの上調律も殆ど安定しており仰天。近年稀に見る「楽器に優しい冬」だった様子。
楽器部屋の環境維持の為湿温度計沢山置いてもらっているもののデータがバラバラ・・・。今日念の為私のも入れて4台で計測、3台はほぼ近い数値出すものの1台だけ湿度が15%も低く出るのには参った!湿温度計値段に関係無く信用出来ない数値出すモノ結構あるのでご用心。
午後はさるサロンのグランドピアノ2台の御機嫌伺い。日本ピアノ界の重鎮大橋幡岩氏設計の国産D社のピアノ、タッチは少々重めながら暖かな木の響きが素晴らしい!もう1台は百歳近い仏蘭西の銘器E社のピアノ。明瞭で艶っぽく歌うような音色は現代の量産ピアノでは絶対出ない魅力であります。
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