古楽復興の生き証人
13日、ドッグ入り中の1段フレミッシュの調整完了。ツメのヴォイシングやタッチをかなり自分好みに仕上げる事が出来満足。少し冬眠気味の様子なので後は弾き込んで目覚めてもらえればOKか。
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次にご近所の洋館にある舶来のピアノとチェンバロ(?)両方の音色が出せるという小型鍵盤楽器の御機嫌伺いへ。ピアノともチェンバロとも違う独自の構造で設計されているので調整にひと苦労。この楽器約半世紀前の独逸製との事、20世紀前半の欧州での第1次古楽ブーム(リコーダーが中心か?)の際に家庭でも簡単にチェンバロの演奏を楽しめるようにと開発された普及版の鍵盤楽器のようですね。古楽復興の生き証人でもあります。
夜調整仕上がったチェンバロの試奏にご近所の演奏家が来訪。自分で弾いて聴くのと弾いてもらった音色を離れて聴くのでは随分印象違いますね。予想以上のまとまり具合にひと安心。
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