ハードな移動?
23日、バーゼルの古楽デュオの来日ツァー昨日初日の名古屋公演無事に終え今日は移動日。いつものツァーなら1日五百km千kmの移動が当たり前ながら今日の移動は1日でたった25km・・・。歩いても行ける距離ながらチェンバロ積んだ車放置する訳にも行かず日中は暖房掛ける為走り続けないといけないので仕方無く尾張巡りの1日。まずは早朝卸売市場の場内食堂でモーニング海鮮丼。たった850円ながらネタ数多い豪華な丼素晴らしい!
朝食の後はまず郊外にある最古の現存天守閣の城を初訪問。小振りながら保存状態も良く流石国宝!しかし階段の急勾配がキツかった・・・。最近まで個人所有だったというのも凄い話ですね。
城近くのからくり人形の資料館も面白かった!現存しない江戸時代の人形を資料を元に出来るだけ忠実に再現するもゼンマイに使う鯨の髭がもう入手出来ないので金属で代用しているという話はチェンバロにも通じる話でした。しかし伝統文化である人形を復元する際に現代部品を安易に使う修復はしないという姿勢には感心。
次はタイルの産地で有名な街にある御贔屓の建築家設計のユニークな外観の博物館を訪問。その大胆でコミカルな姿は何度見てもインパクト充分、全く公共の建物らしく無いのが素晴らしい!
最後は明日の公演地を支える日本最大の企業Toyotaのミュージアムを初訪問。モタリゼーション百年の歴史を飾る世界の名車の数々が展示され壮観。多くの車が動態保存しているのには感嘆しましたがどれも年月を経た姿のままでは無く大胆に修復し製造された当時の姿に戻して展示するという姿勢にはちょっと疑問が・・・。ピカピカの状態が本当に新車当時の姿かと言うと結構怪しいのでは?
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