本物のショパンに一番近い演奏?
7日、去年9月ワルシャワで開催された第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールが大きな話題となりショパンの音楽が一体どんな物だったかを探るアプローチが盛んです。ひとつはショパン時代のピアノを使っての検証でしょうか。現代ピアノと全く違う音色を聴けますが歴史的なピアノも修復作業がいい加減だとショパン時代と全く違う音色になってしまっているので要注意!もうひとつのアプローチはショパンの演奏を知る演奏家の録音による検証。ショパン自身や直系の弟子の録音は残念ながら残っていないのですが孫弟子やショパンの伝統を引き継ぐ19世紀の演奏家の録音はかなり残っております。ショパン関連の歴史的音源を大型蓄音器で聴いて頂くレクチャーイベント(2月28日池袋)ではショパンの演奏の真髄を伝える色々な演奏を聴いて頂く予定。一番の目玉はショパンの生演奏を聴いた演奏家の中で唯一演奏を録音で残した19世紀ピアノ界の巨匠フランシス・プランテ(1839-1934)のレコ―ド!本物のショパンを知るピアニストが一体どんな演奏をしたのかを歴史的音源で是非お聴きください!
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