ウィーン式フォルテピアノでショパン
6日、朝から仏蘭西の実力派Cem&Or奏者のリハーサルにお付き合い。ブルージュのコンクールで伝説的なブッチギリ優勝したのはもう15年前か・・・(私も現場にいましたが予選から優勝確実視されてましたね) 子供の時からピアノを知らずチェンバロを弾いていたという新世代の演奏はもう楽器と体が一体化しているとしか思えない程チェンバロの鳴らし方が巧い!東京で唯一のリサイタルは早々と完売との事。多くのチェンバロ関係者に欧州の若手トップ奏者の凄腕振り是非聴いてもらいたかったのですが・・・。
夜はお馴染みの重要文化財の洋館でフォルテピアノの若手実力派によるショパンプロのリサイタル。先日ワルシャワでのコンクールの活躍振りがTVでも紹介されたのでフォルテピアノによるショパン演奏を生で聴きたいと会場は大盛況。ワルシャワでも評価されただけあってウィーン式フォルテピアノでしか表現出来ない劇的な音色と音量変化で料理されたショパン実に見事でありました。出来れば洋館でのフォルテピアノ公演シリーズ化したいねと演奏家と画策中、今後もご期待ください。
« 尖った弓が・・・ | トップページ | フォルテピアノ入りのモーツァルトオペラ初日 »
「フォルテピアノ」カテゴリの記事
- ベルギー クリスマーネピアノ博物館ロイセレデ訪問(2024.11.28)
- 懐かしのブルージュへ(2024.11.28)
- フォルテピアノの音色(2024.11.14)
- 獅子王リサイタル千秋楽(2024.11.13)
- 宙を舞うフォルテピアノ(2024.11.12)
コメント