欧州古楽最前線のヴェスプ口
7日、浪速での独逸の人気古楽グループと合唱団合同のヴェスプ口公演本番。2年前ベルリンで大評判を取った演奏が遂に日本で聴けるとあって御江戸からも沢山お越しになっていた様子。今回は会場の特性をフルに使い歌や器楽が舞台だけでなく上から横から果ては後ろから聴こえたり、調弦中にいきなり指揮者が飛び込んで来て演奏に雪崩れ込んだりと凝った演出盛り沢山、器楽合唱陣の鉄壁のアンサンブルも見事、ソリストも華やか、何よりも指揮者が紡ぎ出すモンティヴェルディの世界が情感溢れひたすら美しい・・・。欧州古楽最前線のレベルの高さを垣間見た一夜でありました。しかしミーントーン調律なのにいつもとは随分違う響きに聴こえたのがちょっと不思議・・・。
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