久々の音楽祭
14日、久々に御江戸北郊外での音楽祭にフォルテピアノで参加。以前は音楽祭常連として王子の街を堪能していただけに何年振りかの今回は嬉しい再訪。しかし周辺散策するも街の様変わりに仰天。ホールすぐ近くの大通り沿いで派手な外観と超庶民的な品揃いで有名だったスーパーが間も無く閉店とは実に残念。
しかしホール御近所の朝8時から営業という御江戸でも高名な老舗居酒屋は今だ健在。昼は定食も出すものの相変わらず入店するなり大将が最初に「何呑みます?」と聞き「食事だけ」と言うと残念そうにするのがお約束(笑)。周囲で朝酒楽しんでおられる中でフライ定食でランチ。居酒屋激戦区赤羽、王子を抱える北区の酒文化度の高さを改めて実感。
今日は先日第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで上位入賞した話題の若手実力派フォルテピアノ奏者の受賞後初のリサイタル。シューベルトの音楽を軸にリスト、プーランク、ブゾーニ、ゴドウスキーなど時代を越えた幅広い作品を1820年製のフォルテピアノで演奏するという意欲的なプログラム、ウィーン式のピアノならではの微音の美しさが際立った演奏でありました。12月6日にはコンクール上位入賞の凱旋公演が開催予定。今回と同じ1820年製のオリジナルフォルテピアノが登場予定。乞うご期待!
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