ワルシャワ時代のショパン愛用のピアノ
15日、9月にワルシャワで開催された第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール、地元の威信を掛けて参加のポーランド勢が上位独占の中唯一第2位に割り込んだのが日本から参加の川口成彦氏、その健闘を讃えて急遽12月6日(木)東京池袋で凱旋公演の開催が決定しました。詳しくは公式HPをご覧ください。
ワルシャワのコンクールではショパン愛用だったと伝えられる仏蘭西製のピアノ「Erard」「Pleyel」が登場していたのですが、同時にショパンがワルシャワ時代に愛用していたという「Buchholtz 1825」の復元楽器も活躍したとの事。
このウィーン式のフォルテピアノ「Buchholtz」は晩年パリ時代にショパンが使用したErardやPleyelとはまた違う音色が注目された様子。今回東京での凱旋公演ではショパン愛用のウィーン式フォルテピアノに近いと思われる「Johann Georg Gröber」(1820年オリジナル)が登場の予定。仏蘭西のピアノとは全く違うウィーン式フォルテピアノでのショパンの演奏是非お聴きください!
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