クラヴィコード、建築、温泉、蕎麦を堪能の1日
23日、独逸の人気古楽オケの来日ツァー 今日は移動日で信州へ。途中独自の作風でクオリティ高い楽器を作るベテラン製作家の工房を久々に訪問し新作のジルバーマンコピーのクラヴィコードを拝見。比較的小振りな5オクターブブントフライのモデルながら豪快な鳴りっぷりに感嘆!この楽器は10月27日に信州八ヶ岳の教会でお披露目公演、続いて11月24日にも横浜の教会でお披露目を兼ねた公演が開催予定。
楽器試奏の後今度は信州にある色々な建物探訪へ。まずは縄文時代の遺跡跡に復元された茅葺の竪穴住宅を見学。なだらかな丘陵地帯の見晴らしの良い斜面にある住宅は中々快適だったのでは・・・?
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次は諏訪出身のユニークな建築家が地元に作った建築作品陣を見学。高い木の上にあったり空中に浮いていたりする大胆な茶室は何度見ても笑いと感動がありますね。第1号作品という資料館も訪問するとスタッフの方が「この変な(?)建築が何故世界的に注目されるのか判らないのですよ」との事。実にぶっ飛んだ建築であります。
続いて諏訪湖畔にある日本で唯一の重要文化財の温泉施設へ。昭和初期建築の豪華な洋建築の外観と共にステンドグラスや彫刻で飾られた巨大な風呂が名物で是非入浴したかったものの今日は休業日で残念ながら入浴出来ず外からの見学のみ。
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折角有名な温泉地でもある諏訪に来たならと地元民御用達という隠れ家温泉を訪問。まずいきなり住宅地の片隅にある入口が判らずウロウロするも部外者には絶対判らない秘密の入口をやっと発見(この路地奥が入口でしたが判る訳無い!) 恐る恐る中に入ると番台は無人で勝手に入浴料を置いていくシステムにもビックリ。
中は小さな湯船だけながら幸い貸し切りで気分良し。硫黄臭タップリの濃厚で熱いお湯が掛け流しを独り占めという贅沢なひと時でありました。近所にも怪しい隠れ家温泉多数あるも組合員専用との事でよそ者は利用出来ないそうな。それでも立ち寄り湯多数あるので急遽温泉巡りを敢行、次は少し大きな公衆温泉を訪問するも余りのお湯の熱さに数分も浸かれずすぐに退散(地元民の方は全く平気な様ですが・・・)
温泉の次は信州名物蕎麦巡りへ。人気店が軒並み休みという最悪の曜日ながら観光客相手の大箱店でも蕎麦のレベルは高い。試しに2軒目は駅中の立ち食い蕎麦を訪問。普通の安い蕎麦とは別に本格的な蕎麦も用意されておりこちらもレベル高し・・・。建築、温泉、蕎麦を堪能の1日。
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