巨匠来たる!
17日、まずは仏蘭西の名工作のフレンチの日本での初登板というソロリサイタルの直前楽器最終チェックへ。現在チェンバロ製作界界最高峰と言われる名工の楽器は素晴らしい鳴りながらその調整のシビアさも天下一品!僅かな調整の誤差がすぐに音に出てしまう繊細さと反応の良さにはもう脱帽であります。
午後は明日フォルテピアノリサイタルという古楽界の巨匠のリハーサルにお付き合い。相変わらず楽器をコントロールするテクニックと表現力抜群の音楽性は流石!(楽器の調整に対しても相変わらずシビア・・・(汗)) リハの合間に色々なお話伺うもベートーヴェンとエラール、ブロードウッドとの関係やモーツァルト所有のピアノについて衝撃的な新説を聞いて仰天。今までの定説が引っくり返る内容でした。近日中に発表するとの事で楽しみであります。相変わらず巨匠トンガッてますね。今回はソロの他19世紀Erardを使ってのデュオリサイタルもあります。乞うご期待!
夜は都心のホールに白フレンチで出動。天井低く照明で舞台灼熱の様相ながら(27℃!)独逸製のタフなチェンバロは全く動じずピッチも調律も最後まで変化無しというのが素晴らしい!
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