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2018年9月

2018年9月30日 (日)

台風接近の中ヘンデル公演無事開催

1_640x42730日、大型台風来襲で開催危ぶまれた今日のヘンデル公演、幸い台風の速度が遅く御江戸は開演時ほぼ影響無く公演決行。朝から雨の勢いは弱く僅かながら晴れ間が見える程の天候ながら演奏開始と共に雨が強くなり(やはり嵐を呼ぶチェンバロだった?)夜には交通機関運休のニュースも入り少々ドッキリ。後数時間ずれていたら開催断念の可能性高く今回実にラッキー!困難な状況の中多くのお客様にお越し頂き感謝!でありました。キャンセル多数かと思いきや逆に台風で用事が無くなったので急遽来ましたという飛び込みのお客様多数で意外にも大盛況。

15_640x427今回改めて驚いたのはオリジナルフルート(3本も登場)の濃厚かつ明瞭な音色の圧倒的な存在感!残響あっても無機質な現代ホールとは全く違う芳醇な響きの歴史的洋館での名手2人が奏でるフルートとチェンバロの響きは正に圧巻、真打による「本寸法のヘンデル演奏」でありました。アンコール(4曲も演奏!)の最後の曲ではオリジナルフルートでは無くトラベルソ製作家の息子氏の最新作をこっそり吹いたのですがお気付きになったでしょうか?


今日のヘンデル公演開催します!

8_640x466台風の影響心配しておりましたが意外に速度遅く公演時はまだ四国上陸前との予報です。今日のヘンデル公演予定通り開催いたします。どうぞお越しください。多少キャンセル出たため当日券有り!

★ ただし台風急接近で都心交通機関運休の場合は中止いたします。ご確認ください。

2018年9月29日 (土)

明日はまだ台風来ない?

2_640x42729日、明日本番というモダンオケのリハにオルガンで出動。だれもが台風の動向気になるも(私も明日ヘンデル公演本番ですし!)こちらのオケは明日の本番後全員でハードな長距離移動があるとの事で大騒動の様子。なにやら大人の事情で何が何でも嵐の中現場に行って演奏しなくてはいけないそうな・・・。台風は意外に速度遅く明日の東京での公演は何とか開催出来そうな模様。しかし台風に祟られる年であります。

2018年9月28日 (金)

嵐を呼ぶフレンチ?

640x42728日、明後日に迫った名手2人によるヘンデル公演、鳥の羽フレンチの最終チェックも終え準備万端・・・のはずがまたもや台風来襲か?とのニュースにビクビク。今の所台風の歩みノロいので公演は支障無く開催出来るのでは・・・と予想しております。開催の有無は公式HPで順次情報アップしてますのでご覧ください。しかし四半世紀前今回と同じ演奏家と浪速でご一緒した際台風直撃で公演吹っ飛んだ記憶有り。そう言えば同じ鳥の羽フレンチでしたね。嵐を呼ぶチェンバロなのか?

2018年9月27日 (木)

みちのくチェンバロ弾き込み会

7_640x42727日、3人の奏者をお連れしてみちのくのお馴染みのホールでチェンバロ・ポジティフオルガン3台の弾き込み会。個人の楽器と違って弾かれる時間が圧倒的に少ないホール楽器もベテラン勢が交代で1日存分に弾き込んで頂くともう調子は絶好調に!登板直前の看板楽器の16f付き2段チェンバロも豪快な鳴りっぷりに戻りひと安心。

1_640x427今回参加の奏者の皆さん、往復の車中で何時間でも食べ物の話をし続けるという剛の食いしん坊ばかり。折角みちのくにお越し頂くならとランチはホール御近所(ちと遠い)の温泉街にある人気海鮮割烹へ。鮮魚店経営のお店との事で定食の刺身の盛り合わせの半端無い量にはビックリして頂いた様子(普通の2人前以上あったのでは?)。

6_640x427奏者弾き込みの間しばしの空き時間にこれまたホール御近所の鄙びた湯治場鉱泉で一休み。街外れの隠れ湯だけに閑散としており今日は私が口開けの様子。混浴タイムながら(まだ女性とは遭遇した事は無いものの全身モンモンの方との混浴経験はあり)湯船(3人も入れない?)独占で気分良し。







2018年9月26日 (水)

浪速の名ホール百周年を祝う!

640x51226日、10月6日神戸で開催のレクチャー、「日本のチェンバロの歴史は関西から始まった!」というちょっとショッキングなタイトルですが内容は自信満々、昭和初期の関西の古楽界の盛況振りを存分にお伝えする予定。中でも日本で最初にチェンバロを所有し熱心にチェンバロ演奏を展開していた神戸の演奏家が昭和12年にチェンバロ携え東京進出をしていた?というネタは今回が初披露であります。古楽器製作でも関西が断然リードしていたお話もやります。乞うご期待!

H_12_640x427レクチャーの前には1930年英国製大型蓄音器でのレコードコンサートを開催。2時間たっぷり20世紀前半のマエストロ達の歴史的名演を当時の音でお聴かせする予定。忘れていたのですが浪速が誇る歴史的コンサートホール、実は今年で開設100周年!それを記念しまして急遽このホールに登場した世界的な演奏家を特集する事にします。建物の資料には何も記録が残っていないのですがこのホール、クライスラーやエルマン、ハイフェッツ、シャリアピン、ゴドウスキーなど当時の世界最高峰の錚々たる面子が来ているのですよ。誰もその事を言わないので私がこのホールの輝ける時代を蓄音器の演奏と共にご紹介の予定。このホールには百年近く前の独逸製ピアノがまだ現役であるなんて秘話もお話出来るはず。こちらも乞うご期待!




2018年9月25日 (火)

国産銘器

2_640x42725日、個人宅にお伺いして国産ピアノの中でも銘器の誉れ高い宇都宮産ピアノの御機嫌伺い。2年前初めて拝見した際は丁寧な作りで木の香り漂う魅力的な音色だと感心するも弾き込むうちに豪快な鳴りに大変身、独逸Bluthunerのコピーだというだけに実にヨーロッパ的な音色に感嘆!半世紀前の気合の入った作りの国産ピアノ中々侮れないですね。

1_640x427訪問先のご近所(ブクロの北隣)は食文化(居酒屋文化も!)のレベル高いエリア。早速地元で人気の定食屋に入るもこのエリアだけの名物「からし焼き」を注文。豚肉と豆腐ニンニクを辛く煮込んだ上に葱胡瓜をトッピングしたという面白い料理、辛いだけに御飯が進みます。食後商店街の総菜屋を冷やかすも値段の安さに驚嘆、気が付けば夕飯(酒の肴?)沢山買い込んで帰宅。




2018年9月24日 (月)

モツレク公演

Bcj_1_640x42724日、人気古楽オケの主役二代目襲名披露を兼ねた豪華メンバーでのモツレク公演にフォルテピアノで出動(アリアで使用)。大ホールでのオケ付き演奏で果たしてフォルテピアノがはっきり聴こえるか心配するも万全な楽器コントロールでクリア出来た模様。しかし満席のお客様を拝見すると今回の披露公演の注目度の高さが判りましたね。

2018年9月23日 (日)

ランチ難民

Bcj_1_640x42723日、連日の二代目襲名披露公演(?)のリハにフォルテピアノで出動。今日は連休でどこもホール空いてなかったとの事で芝居関係ばかり(?)というスタジオでリハ。ソリストも勢揃いし中々豪華なモーツァルトプロの様子、明日の本番楽しみであります。スタジオは新宿オフィス街の外れという辺鄙な場所にあるので周辺飲食店少ない上に連休でどこも休みばかり、久々にランチ難民となり周辺徘徊する羽目に・・・。最後普段なら絶対入らない味濃そうな中華でやっと飯にありつけた次第。

2018年9月22日 (土)

フォルテピアノ入りモーツァルト公演リハ

Bcj_1_640x42722日、指揮者二代目就任が話題の古楽オケのオールモーツァルトプロ公演のリハにフォルテピアノで出動。初期の頃はお手伝いしていたこのオケに参加するのは十数年振り?30年来お付き合いの古参メンバーまだ何人もご健在の様でナニヨリ。4日前にベルギーの巨匠に弾かれ極限まで怪しく美しいモーツァルトを奏でたフォルテピアノ、今度は若き俊英によりエネルギッシュなモーツァルトサウンドを奏でてます。乞うご期待!

2018年9月21日 (金)

日本のチェンバロの歴史は関西から始まった!

021日、神戸で10月6日開催のレクチャー、「日本のチェンバロの歴史は関西から始まった!」というテーマで今まで語られる事が無かった日本古楽史の創世記の出来事を貴重な写真資料を使って多数ご紹介の予定。レクチャーの前には1930年製の大型蓄音器を使っての当時の様々なジャンルの名演を当時の音源で聴いて頂きます。勿論戦前人気のあったチェンバロの名演もお掛けするつもり。

21_591x402レクチャーのネタを少し紹介しますと、日本で最初のチェンバロ入りコンサートは「紀州の殿様」の招聘だった、初めて日本に販売されたチェンバロ(独逸ノイペルト社製)は神戸に送られた、日本で最初のチェンバロリサイタルは大阪で行われた、日本人最初のチェンバロ奏者は京都人だった、2番目のチェンバロ奏者も関西人だった、東京で初めて展示されたチェンバロは関西から運ばれた?など日本のチェンバロの歴史を語る上で重要な出来事は大半関西絡みだったというお話をタップリ語ります。乞うご期待!

2018年9月20日 (木)

仏蘭西の名工作のフレンチ初登板

6_640x42720日、仏蘭西の名工作のフレンチ2段(日本で2台目)の初登板リサイタルに運送調律で出動。極東の過酷な環境での初舞台(昼から雨模様でしたし)で果たして御機嫌取れるか心配するも多少の変化あったもののやはり仏蘭西らしい艶やかで明瞭な音色が実に魅力的でありました。しかしオリジナルチェンバロに出来る限り忠実な作風というのは感心するものの調律ピン穴無しというのは調律師にとっては実に厄介・・・。終演後の楽器返却時晴れ男久々の雨中作業でありました。

2018年9月19日 (水)

名手の残り香

1_640x42719日、昨夜のベルギーの巨匠の公演終えたフォルテピアノを次の出陣に向けて再度御機嫌伺い。実は巨匠前日リハ、本番含めてたった3時間しか弾いていないものの楽器に彼の音色が濃厚に残っているのには仰天(完璧に脱力したタッチだったようですね)。名人の残り香を味わいながらの調律は実に楽し!

2_640x427続いて洋館でのフルートとチェンバロDuo公演に登板予定の鳥の羽フレンチを奏者が弾き込みへ。難易度高い鳥の羽のツメも敏捷なタッチを誇る名手に掛かると実に豪快に鳴るもんであります。


2018年9月18日 (火)

巨匠健在なり!

2_640x42718日、フォルテピアノを積んで上野へ出動。まずはこの11月にリニュアルオープンという日本最古のコンサートホール(1890年築)を訪問し特別に公開前の内部を拝見。重要文化財なのでほぼ元通りに修復されたとの事ながらホールの窓が2重になったそうな。外の騒音シャットアウト出来そうですねと申し上げるも最近賑やかな野外イベント多いので完全に静かにはならないかもとの事。徳川頼貞が英国から輸入した日本最古のコンサートオルガンも健在、再オープンが楽しみであります。

10_640x427今日は上野の老舗ホールでベルギー古楽界の巨匠のモーツァルトプログラムのフォルテピアノソロリサイタル。昨日に続きリハでも殆ど楽器を弾かずサウンドチェックとメカニック修正のリクエストだけでもうOK。ちゃんと調整された楽器があればいつでも演奏出来るという自信があるのでしょうね。本番でやっと巨匠の演奏じっくり聴けるも最初から音量小さく実にゆっくりとした演奏には仰天。巨匠73歳という御歳のため省力奏法かと思いきや弾かれるフレーズがすべて完璧にコントロールされており音色も異様に美しい!実はフォルテピアノでしか表現出来ない見事な音で紡ぎ出される巨匠独自のモーツァルトの世界に金縛りにあったような2時間。最後はピアニッシモの魅力だけでは無いぞとばかり強烈なフォルテッシモも披露。古楽界の鬼才と呼ばれた巨匠の演奏今だ健在でありました。


2018年9月17日 (月)

巨匠来たる!

1_640x42717日、まずは仏蘭西の名工作のフレンチの日本での初登板というソロリサイタルの直前楽器最終チェックへ。現在チェンバロ製作界界最高峰と言われる名工の楽器は素晴らしい鳴りながらその調整のシビアさも天下一品!僅かな調整の誤差がすぐに音に出てしまう繊細さと反応の良さにはもう脱帽であります。

6_640x427午後は明日フォルテピアノリサイタルという古楽界の巨匠のリハーサルにお付き合い。相変わらず楽器をコントロールするテクニックと表現力抜群の音楽性は流石!(楽器の調整に対しても相変わらずシビア・・・(汗)) リハの合間に色々なお話伺うもベートーヴェンとエラール、ブロードウッドとの関係やモーツァルト所有のピアノについて衝撃的な新説を聞いて仰天。今までの定説が引っくり返る内容でした。近日中に発表するとの事で楽しみであります。相変わらず巨匠トンガッてますね。今回はソロの他19世紀Erardを使ってのデュオリサイタルもあります。乞うご期待!

9_640x427夜は都心のホールに白フレンチで出動。天井低く照明で舞台灼熱の様相ながら(27℃!)独逸製のタフなチェンバロは全く動じずピッチも調律も最後まで変化無しというのが素晴らしい!





2018年9月16日 (日)

フォルテピアノ最終チェック

2_640x42716日、間も無く出陣のフォルテピアノの仕上がり具合のチェックの為古今の鍵盤楽器のタッチに精通するT氏をお招きして試弾会。相変わらず便利な電脳平板で色々な作曲家作品を即座に引っ張り出して念入りに楽器をチェックして頂くもしばらく出番無く寝ぼけていた楽器を即座にシャキッと起こしてしまう鋭いタッチに感心。

3_640x427試弾会の後2人でランチに向かうも食道楽の方をお連れするとなると並みの店ではご不満でしょうとご近所の路地奥の隠れ家食堂(昭和9年創業)へ。昭和中期で時間が止まったままでは?という歴史的遺産のような店内がまず御馳走であります。私の注文は目玉焼き定食(400円!)。値段も味も昭和のままというのが素晴らしい!




2018年9月15日 (土)

久々に鳥の羽フレンチ登場

1_640x42715日、久々に東のスタジオに戻り出陣前のチェンバロ・フォルテピアノ3台の御機嫌伺いの1日。まもなく歴史的洋館で開催のヘンデル公演に出動の為9カ月振りに西から運んできた鳥の羽フレンチ、猛暑の中2カ月放置するも保管の環境良好で久々にフタを開けるもピッチ調律共に安定しておりホッ。去年末に仏蘭西の暴れん坊奏者2人に弾き倒された(触られまくった?)お陰で豪快な鳴りっぷりは今だに健在!今度のヘンデル公演では鳥の羽のチェンバロに精通する名手がどんな音色を醸し出してくれるか実に楽しみであります。後はデルリンフレンチ、フォルテピアノをチェックするも御機嫌上々。記録的な猛暑でもウチの楽器陣は無事越夏出来た様子。

2018年9月14日 (金)

湿気トラブル

11_640x42714日、某大学のチェンバロ、クラヴィコード計3台の御機嫌伺いへ。楽器の為にと常時エアコン除湿器フル稼働で年中良い環境維持しているはずが1台白耳義製のチェンバロが何故か湿気トラブル発生。不思議でしたが聞けば夜間は校内の電源切れるのでその間機器が作動していなかったとの事。この夏の猛暑なら夜間だけでも相当の湿気入って来ていたでしょうね。まだ軽症のトラブルで助かりましたが。

ショパンコンクール授賞式

3_640x360ワルシャワの特派員から第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで見事に第2位に入った川口成彦氏の授賞式の様子が送られてきました。

今回は地元ポーランド勢が上位入賞を目指して国を挙げての万全の取り組みをしていただけに上位独占は予想通り。その牙城の一角に見事食い込んだ川口氏の躍進振りが素晴らしかったですね。

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ショパンコンクール本選速報! 川口成彦氏第2位入賞!

483x640ワルシャワで開催中だった第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールの本選の結果が発表されました。

日本の川口成彦氏が見事第2位となりました。おめでとうございます。

地元ポーランド勢が強かったようですね。

1st prize (15.000 €)

     - Tomasz Ritter (Poland)

Second prize ex aequo (10,000 €)

     - Naruhiko Kawaguchi (Japan),

       Aleksandra Świgut (Poland)

Third prize (5.000 €)

     - Krzysztof Książek (Poland)

Honors (in alphabetical order)

     - Dmitry Ablogin (Russia), Antoine de Grolée (France)

Special awards:
The award for the best performance of mazurkas, funded by Polish Radio (3000 €)

     - Krzysztof Książek

Non-statutory awards:

Award for a pianist representing Poland, the highest-rated Jury of the Competition funded by PKN ORLEN (5000 €)

     - Tomasz Ritter

2018年9月13日 (木)

誘惑のUDON王国

6_640x42713日、南国でのチェンバロ調整を終え帰国(?)の途中またもや魔窟「UDON王国」を通過。誘惑に負けて饂飩巡りに勤しむも今回のターゲットは「丼箸醤油持参でないと食べれない店」。もう看板も無いような隠れ家製麺所4軒を訪問するも〆て代金トータル290円でした(4杯でこの値段!)

5_640x427どの製麺所も饂飩が売っているとは判らない外観で素人は絶対入れない敷居の高さながら(中には本業は農機具屋や米穀店というお店も有り)打ち立ての饂飩に出会うとその美味さは絶品でありました。最後昼前に伺った店は「出来立てでは無いが良いですか?」と言われ食べるも確かに食感はかなり劣化してましたね(それでも御江戸の普通の饂飩屋より美味い) 饂飩のデリケートさを思い知った次第。

28_640x427海を越える前に本邦第九初演の地を訪問。100年前の第九初演には紀州の殿様が関わっているのが興味深い。西のスタジオに戻り鳥の羽フレンチを積み込み無事帰宅。







ショパンコンクール本選開催中

640x360ワルシャワで熱戦展開中の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール、いよいよ最後の戦い、本選が開始されました。2日間で6人が演奏との事で日本の川口成彦氏は初日最後に登場。特派員の報告ではPleyel1842年製で協奏曲Op21を見事に演奏し大喝采だったとの事。2日目は大躍進のポーランド勢3人が登場予定。注目の結果発表は日本時間の明後日早朝です。

2018年9月12日 (水)

南国でも秋の気配

1_640x42712日、南国でのチェンバロオーバーホール2日目。元のツメが随分太く長かった為(タッチ相当重かった様子)自分の好みの形状とタッチに合わせて存分に削る事が出来大助かり。予想以上に艶っぽく音量豊かな音色に仕上げる事が出来ました。

6_640x427作業が随分早く終了したのでご近所(少し遠い?)の漁港に立ち寄り地元名物の「鰹のタタキ」で遅いランチ。魚屋経営の食堂だけに大きな鰹が目の前でさばかれているのを見ながら新鮮な鰹を堪能。漁港近くで海辺の絶景の海水温泉があると知り入浴。硫黄臭いのは慣れてますが潮の香りする温泉は初めて。効能あるの?

15_640x426南国でも少し気温下がったと思えば秋の便り「曼珠沙華」咲き乱れる姿を発見。これでやっと本格的な秋到来か?





2018年9月11日 (火)

南国でチェンバロオーバーホール

2_640x42711日、南国(暑い!)にあるチェンバロのオーバーホールに出動。長年の酷使でかなりダメージ受けていると覚悟するもいざ総分解すると余り湿気による劣化も無くひと安心。それでもヴォイシングの基本設定がすっ飛んでおり調整やり直すのにひと苦労。

7_640x451_2作業の合間に現場近くのデカ盛りで有名な中華で五目焼き飯でランチ。ネット上の口コミがただ「量多い」ばかりで味のコメント少なかったのですが食べて理由が判明、美味しい物食べたい方は他のお店にどうぞ!







ショパンコンクール本選出場者決定!

483x640ワルシャワで熱戦続く第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールの2次予選の結果が出たようです。本選に進むのは次の6人です。

1. Dmitry Ablogin (Rosja)
2. Antoine Grolée, de (Francja)
3. Naruhiko Kawaguchi (Japonia)
4. Krzysztof Książek (Polska)
5. Tomasz Ritter (Polska)
6. Aleksandra Świgut (Polska)

日本勢は川口成彦氏が見事本選出場ですね。皆さんも是非応援を!

相変わらず地元ポーランド勢が1次、2次と共に本選も過半数を占める一大勢力ですね。

本選は9月12日13日の2日間開催。13日夜(現地時間)にはいよいよ結果が判明する予定。乞うご期待!

640x360ワルシャワでコンクール観戦中の特派員から早速本選出場者発表の様子が送られてきました。川口氏も素晴らしい演奏繰り広げているようですが、地元ポーランド勢の中にも逸材がいるとの事。ハイレベルの戦いになってるようですね。

2018年9月10日 (月)

海外脱出

4_640x42710日、明日から海外での楽器調整の予定が災害で経路が乱れており念のため前日早朝から海外脱出へ。出発時まで現地通行止めとの情報で心配するも移動中に問題無しと判りひと安心。それで時間調整にと通過中のUDON王国で途中下車し御贔屓の店をはしご(確信犯?)。まずは「これはまるでカルボナーラ!」と驚かされる超人気店の釜バター(490円)を。何度食べても感動する逸品。

9_640x427次はUDON王国の典型的なセルフ店へ。ぶっかけ小(200円)を注文するもアッと言う間に出て来るので入店してから出るまでたった5分!早い!安い!その上美味い!j実に羨ましい食文化の王国ですね。勢い付けて次は丼箸醤油持参で路上で食べるスタイルのディープな製麺所を2軒訪問するもどちらも売り切れなのか閉店でガッカリ・・・。

14_640x427折角訪ねた山奥の製麺所が閉まっていたもののご近所に渋い温泉があると判りまたもや寄り道。ヌルヌルした濃厚なお湯が心地良く渓流傍の露天風呂も絶景!ハードな(?)海外移動の疲れを癒す絶好の休息でありました。山奥は先日の豪雨の被害結構残ってましたね。

19_640x427移動中に150年前の商家陣が色濃く残る街があると知りまたもや寄り道。これだけ完璧な歴史的建造物が残るエリアは中々珍しいですね。街には年代物の芝居小屋(映画館?)もあるも大衆演劇上演中(一度見てみたい)。高速避けて一般道の山道100km以上走ってやっと目的地に到着。山中で今年初めての曼珠沙華発見、秋は確実に来ている様子。

26_640x4271年に1度は訪れている馴染みの街に着くと一番に御贔屓の酒屋を訪問、地酒Loveという店主の素晴らしい品揃いも見物ながらここはロック喫茶かというギター、レコード、雑誌、オーディオが銘酒と共に店内に並ぶという不思議な空間が面白い!早速お勧めの珍しい地酒を購入。ここのお勧めは外れ無し!

31_640x427ホテルに着いて早速ご近所の屋台村(今だに賑わうのはここだけ?)へ出撃。鰹、鰤、ウツボなど名物の魚多い街ながら他では余り出てこない鯨料理を満喫。黒潮の海の幸を堪能した次第。














2018年9月 9日 (日)

自然災害は北の大地だけで無い!

2_640x4279日、久々に深夜ドライブで西へ移動。9月に入っても雨収まらず夜中まで蒸し暑いままは結構辛い・・・。全国各地豪雨や災害での高速通行止め多く旅がらすの身としてはこちらも辛い・・・。約1カ月振りに関西に戻ると台風直撃連発でご近所で停電、高潮浸水、強風被害などの話ばかりで驚愕。

4_640x419ここ数日北の大地の震災のニュースばかりですが実は西日本の豪雨災害も台風災害もまだまだ復旧の目途立たず厳しい状況なのをお忘れなく!高級外車水没でパーとか海にコンテナプカプカとかはウチのすぐご近所でした。関空もまだアクセス全然復旧してないようですね。我々音楽界も影響大きいのでは・・・?

3_640x457地震台風とは関係無いのですが途中立ち寄った高速パーキングで殺人猛毒蜘蛛発見!注意!という看板まであり世情乱れる時代は何でもアリなのねと妙に納得した次第。自分の身は自ら守るしかない!

7_640x427久々に西のスタジオを点検するも先日の台風で玄関ヒサシの支柱が強風で折れてました・・・。ご近所でも古木の桜が何本も倒れてしまったそうな。神戸は今年歴史的な豪雨や台風直撃が3回もありかなり酷い被災地でもあります。大阪も豪雨や地震災害ありましたし。自然災害は北の大地だけでは無い!








2018年9月 8日 (土)

チェンバロ運送ダブルヘッダー

6_640x4278日、今日からご近所の神社の夏大祭。いつもは比較的閑静な駅前の通りが露店で埋まり大賑わい。祭り好きの血が騒ぎ仕事前に駆け足で神社参拝の後趣味の露店巡り。今年も余り特筆すべき店は出ていなかったですが金魚すくいと同じ位メダカすくいが出ていたのがちょっと不思議でした。あんな滋味で小さな魚すくって楽しいのか?

10_640x427今日はチェンバロ運送ダブルヘッダー。重量級の2段チェンバロは幸い1階で殆ど汗も掻かずお届け完了。音域5オクターブもある1段チェンバロはマンション高層階へのお届けで苦戦するかと心配するもギリギリEVに楽器押し込む事が出来こちらも比較的スムーズにお届け完了。今日は御江戸各地で祭りの様子。




2018年9月 7日 (金)

夏祭り直前

3_640x4277日、チェンバロ出陣準備で外出するもご近所は明日からの年一回だけ街が異様に活気付く神社夏祭りの準備一色。雨上がりを縫って各町内自慢の山車もゴロゴロと町の衆に曳かれて登場。酒屋に行くと日頃滅多に見ない御供用の一升瓶2本結えが飛ぶように出てました。天気大丈夫か?

4_640x401外出ついでにご近所にある御江戸で名を轟かす超人気とんかつ屋を久々に訪問。いつもなら開店前から大行列のはずが暖簾は出ているのに誰もいないので不審に思うも名物大将体調不良の為今は持ち帰り弁当のみの営業だとか。大将相変わらず厨房に陣取って60年代ロック(今日はBeatles)ガンガン掛けながら名調子でカツ揚げてましたがまもなく再び入院だそうな。弁当でも充分美味いのですがまた以前のようにカウンター越しに名人芸の揚げる姿見ながら極上のとんかつ喰いたいもんです。




ショパンコンクール1次予選結果速報

483x640ワルシャワで開催中の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第1次予選、先程結果が発表されました。2次予選出場は下記の15人。国別で見ると地元ポーランド8人、日本2人 後は各国1人づつですね。

1. Dmitry Ablogin (Rosja)
2. Łukasz Byrdy (Polska)
3. Eric Clark (Stany Zjedn)
4. Antoine Grolée, de (Francja)
5. Naruhiko Kawaguchi (Japonia)
6. Dinara Klinton (Ukraina)
7. Agnieszka Korpyta (Polska)
8. Justyna Kreft (Polska)
9. Krzysztof Książek (Polska)
10. Yui Nakamura (Japonia)
11. Kamil Pacholec (Polska)
12. Tomasz Ritter (Polska)
13. Joanna Różewska (Polska)
14. Aleksandra Świgut (Polska)
15. Aurelia Visovan (Rumunia)

2次予選は9月8日~10日の3日間開催、10日に本選出場者が決定の予定。

2018年9月 6日 (木)

仏蘭西製フレンチ2段

3_427x6406日、今日も日仏2台のフレンチタイプの2段チェンバロがお相手。仏蘭西の重鎮作のエムシュはオリジナルに忠実な設計、ピッチシフト無し、ジャックの煽り止め無し、調律ピンの穴無し(勿論平ピン)と隅々まで実にストイックな作りに感嘆(呆れた?)。またそこまで拘ったお陰で醸し出される芳醇な音色にも脱帽。今日は間も無く開催のリサイタルに向けての最終調整を行うもその製作家による実に繊細なツメのヴォイシングを再現しようと試みるも簡単には同じ音が出ず四苦八苦。

2_640x427ランチは訪問先ご近所のこじんまりとした洒落た蕎麦屋へ。辛味大根入りのせいろを注文するもその辛い事!店主に伺うとうちは信州から選りすぐりの辛味大根を取り寄せているので味は本物ですとの事。越前ではこの位の辛さはありましたが御江戸では中々無い本格的な辛味でしたね。

ワルシャワで熱戦中

640x3609月4日から開幕した第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール、現在3日間に渡る第1次予選には世界各国からヴィデオ審査で選ばれた30人の奏者が挑戦中。取材をお願いしている当方のワルシャワ特派員から予選の様子が送られてきたのでご紹介。舞台にはプレイエル、エラール、そしてウィーン式(グラーフ?)の3台が並んでますね。

第1次予選は9月6日夜、第2次予選は10日、本選は13日に結果発表の予定。

第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール 公式HPはこちら  公式Facebookはこちら

2018年9月 5日 (水)

Taskanモデル鳴き比べ

1_640x4275日、今日は日英独チェコと4か国の楽器の仕上げ調整の1日。日独の同じTaskanモデルの2段フレンチを続けて調整するもどちらも私が相当手を入れて自分流の音色に仕上げているのに2台のキャラが随分違うのが面白い。同じモデルとは言えお国柄が出るもんですね。

2018年9月 4日 (火)

第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール開幕!

483x6404日、ワルシャワで行われる第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールが遂に開幕。今日4日から世界からヴィデオ審査を勝ち抜いてきた30人による第1次予選がスタート。予選会場の様子を見ると5台のフォルテピアノが用意されているようですね(出場者はそこから弾く楽器選ぶ方式か?)。Erard、Pleyel、Bloadwoodと3台のイングリッシュ式、ショパン所有のBuchhoktz(復元楽器)、Graf(?)の2台のウィーン式の5台。Erard、Pleyelは年代が違うピアノを何台も用意しているとの事で予選でどの年代が使われたか興味津々であります。

第1次予選の結果は9月6日に、第2次予選の結果は9月10日に、そして本選の結果は9月13日に判明の予定。ご注目あれ!

2_640x427今日は出先近くの食堂でランチ。店名が「香港」ながら中華では無く和洋食ごった煮のメニュー、そして名物が「トルコライス」という実に怪しいお店(その上何故か店内はプロレスグッズで溢れかえっている?)。その「土耳古飯」ケチャップライスカレー掛けカツ乗せ(味噌汁付き)とやはり謎の組み合わせでありました(長崎や神戸とは大分違う?)。安価(650円)で量多く美味でしたけど・・・。

3_640x427店のすぐ近くではこんな電車が走行中(?) こちらも怪しい?



2018年9月 3日 (月)

携帯用チェンバロ

2_640x4273日、ドッグ入り中の英国老舗メーカーの携帯用スピネットの調整の1日。超小型軽量なので専用運送カバーに入れればどこでも簡単に運べるスグレモノ、昔は電車旅のお供として重宝していたのでは?

13_640x427_2本体は多分半世紀は経つ年代物ながら実に堅牢に作られてましたね。ジャックの爪がオリジナルの革から合成樹脂に替えられていたのは残念(合成樹脂の方が調整し易いので助かるのですが)。長年眠っていた楽器ながら丸1日各部を刺激する内に明瞭な鳴りが戻って来たようでホッ。

10_640x486ランチは出先で偶然見つけた「昭和の蕎麦屋」そのままの姿を留めるお店へ。外も店内も50年前にタイムスリップしたような古き佇まいにビックリ。街外れの往来少ない場所なので建替えもしなかったのでしょうが良く残ってましたね。昼時でもお客少なくノンビリ出来るお店でした(潰れないで!)

11_640x427出てきたモリも気負った所の全く無いご近所の方が普段使いでサクッと食べる蕎麦といった感じ。しかし雰囲気は実に濃厚、有形文化財登録直前といったお店ですね。蕎麦好きとしてはこれから通わなくては・・・。










2018年9月 2日 (日)

越夏中遭難?

2_640x4272日、9月に入りやっと暑さも一段落(今日だけ?)。スタジオで越夏していた楽器陣秋の出陣を控えて御機嫌伺い。まもなく開催予定のベルギーの重鎮のリサイタルに出陣予定のフォルテピアノ(彼はこの楽器は初めて)、しばらく仕舞いっ放しで心配するも鳴りは絶好調のまま、調律ピッチの修正だけで登板出来そうでホッ。

3_640x427同じく出陣控えたフレンチ2段も万全の仕上がり。ウチのように24時間エアコン除湿フル稼働していても多少は外の温湿度変化の影響受ける為楽器はかなり変化してしまう様子。各所から今年の異常気象の為例年起こらなかったトラブル発生したとの悲報聞きますね。越夏中遭難といったところかも。

1_640x427ドッグ入り中のフレンチ2段も調整完了。今日は2台のタスカンモデルの弾き比べでありました。







2018年9月 1日 (土)

間も無く閉鎖の築地へ

4640x4271日、防災の日。都心へ楽器運送で出動するも各所で朝から大規模な防災訓練実施、中には幹線道路閉鎖するなどの情報があったので訓練前に都心を通り抜けようと早朝に出発したお陰で幸い障害は無く無事現地到着。ベイエリアでは水上でも訓練があった模様。

2640x427今日の運送は小型軽量のスピネットながら急勾配で長い階段4階上げ(6階分はあったかも)。いつもなら1人で担げる重量ながら流石に厳しい階段上げとの事で大型チェンバロ同様助手と2人で担ぎ上げ。

9640x427防災訓練のお陰で早朝作業となりまだ朝なのに仕事終了。それならばと少し足を延ばして間も無く閉鎖となる(はず?)築地でランチ。最後に本場の魚料理を味わおうと市場場内の寿司屋はどこも長い行列で大混乱。まあどこも観光客相手の商売となっており並んでまで入る気がしない店ばかりですが・・・。

7640x427結局入ったのはカウンターだけの老舗カレー屋。違う種類のルーを一緒に味わえる人気メニュー「合がけ」を注文するも味、ボリューム、CP,築地場内らしい威勢の良い客対応に大満足。店の方と市場関係者の間で豊洲新市場の噂話をされてましたが本当に大丈夫?という感じ。

10640x427帰りに場内の店を冷やかしているともう松茸が店頭に・・・。果たして日本語話せるかは不明ながら(笑)美味そうな姿拝見すると秋の到来近しという気分になりますね(9月に入ったというのにまだ猛暑続いてますが)。

1_640x427午後はスタジオでドッグ入り中のフレンチ2段の仕上げ作業。環境良い部屋で長年大切に扱われていたチェンバロだけにボディ、響板に全く変形等のダメージが無いのが素晴らしい!お陰で鳴りっぷりが実に豪快。
















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