日本で初めてのフォルテピアノ、タンゲンテンフリューゲル
9日、久々に浪速の某楽器博物館を訪問。先日の大阪地震での展示楽器の被害を心配するも23年前の阪神大震災での被災状況を教訓にした地震対策が功を奏しほぼ被害無しだったと伺いホッ。鍵盤楽器はガチガチに床に固定するよりも揺れに身を任して少し動く位の方が安全だとか。参考になります。
膨大な資料を所有するこちらの博物館で今回も日本古楽史の調査。今日の大きな収穫は今から50年前日本で初めてのフォルテピアノのコンサートの記録を発掘しその楽器も確認出来た事。やはりチェンバロと同じく関西からその歴史は始まった様子。もうひとつ、日本初のタンゲンテンフリューゲルのコンサートが27年前にこれまた浪速のホールであったとの資料も発掘。この楽器は私も以前見た事があるのですが今どこにあるのか不明。今日は日本フォルテピアノ史に関する重要な発見が続き大興奮の1日。
お隣には一時期TVで見ない日は無かった程話題の建物がひっそりと現存(まだ解体していないようですね)。一体どうするつもりなのでしょうね。勿体ない・・・。
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ランチはご近所(少し遠いのですが)の珍しい越前蕎麦専門店へ。素朴で黒く固めの蕎麦と超激辛の大根おろしがタップリ入った出汁の組み合わせが実に魅力的。
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