ショパンコンクールに向けて
5日、いよいよエントリー締切迫る第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール、ヴィデオ審査で使用予定のフォルテピアノの御機嫌伺いで某スタジオ訪問。今回ヴィデオ撮影にはErardやPleyel等の仏蘭西系ピアノを使う方が殆どのようですが中には若きショパンと関係深かったウィーンのピアノを使う方も。今日は1843年ウィーンで作られたJ・B・シュトライヒャ(第二響板が現存する上にグッドコンディション!)の状態チェック。ウィーンらしい芳醇で甘美な音色は想像以上にショパンに合いますぞ!
スタジオに戻ると出陣直前の楽器陣6台(公演ごとに楽器が入れ替わるのですよ)の最終チェック。昨日もう初夏のような陽気だと思っていると今日は一転冬に戻ったような寒さ、楽器も季節の変わり目でコンディション安定せず調律調整で一苦労。湿度管理難しい日々続いてますので皆さんも御用心。
最後は間も無く開幕という伯林の人気オペラ公演(20年振りの来日とか)の会場にフォルテピアノを搬入。海外のモーツァルトオペラは今やチェンバロよりもフォルテピアノの方が定番となっている模様。今回の公演話題の大胆な演出が楽しみであります。
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