オリジナルのアルペジョーネ登場
18日、明日から始まる来日ツァーの為仏国バロックVcの重鎮一座が会場に登場(私は二百歳のオリジナルピアノを提供)。今回の目玉であるオリジナルのアルペジョーネ(世界に17台しか残っていないとの噂ですが)、初めて拝見するも意外に小振りなボディながらその豊かな音量とフレット楽器らしい明瞭な発音そして甘い音色が実に魅力的でありました。この幻の楽器を生で見ようと初日の公演はたった15分で完売という凄い人気だったようですが他の公演はまだ残席あるようです。多分今回しか聴けないはず・・・のオリジナルのアルペジョーネの音色是非お聴き逃しなく!
リハの合間に今度は同じ会場で演奏予定のまだ来日していなかった最後の大物チェンバロ奏者の日本初の公演(愛弟子との2台デュオ)で使用するチェンバロの御機嫌伺いへ。同じ製作家のほぼ同じ時期の同モデルの兄弟楽器ながら育ちが違う為かそれぞれの個性の違いがしっかりと出ているのが面白い。
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Arpeggione アルペジョーネの復元をしています
投稿: Osamu Okumura | 2018年12月16日 (日) 11時17分