オリジナルとレプリカ
29日、海外脱出3日目は再び某フォルテピアノコレクションで19世紀前半の銘器を御相手に技術研修。オリジナルピアノはどれも個性強く現代の復元楽器相手のやわな技術では全く太刀打ち出来ない部分多く一度に多数の銘器を触らせて頂けるのはフォルテピアノ技術者にとって実にアリガタイ経験であります。
コレクションの中の1台、1810年代ウィーン式(6オクターブ)のBertscheのレプリカを演奏家がお持ちだとの事で楽器拝見に訪問。墺国のベテラン製作家作の楽器はオリジナルに実に忠実に作られた素晴らしい作品でありました。まだ舞台でその音色を披露していないとはナントも勿体無い・・・。
。
こちらがコレクションの1台。オリジナルとレプリカを連続して見れた事も今回の大収穫でありました。いつか2台を並べての聴き比べしたいものです。
« 横田宗隆氏のオルガンを拝見 | トップページ | 異常乾燥来襲中! »
「フォルテピアノ」カテゴリの記事
- パリ バルロン工房(2024.12.02)
- ベルギー クリスマーネピアノ博物館ロイセレデ訪問(2024.11.28)
- 懐かしのブルージュへ(2024.11.28)
- フォルテピアノの音色(2024.11.14)
- 獅子王リサイタル千秋楽(2024.11.13)
コメント