クラヴィコード講習会
2日、昨夜の降雪予報は外れながら今朝からスタジオ周辺は結構な降雪あり先週の豪雪の再来かと緊張するも幸い大雪にはならず。しかし街には先週痛い目に逢った為か雪無いのにタイヤチェーン付けて盛大に騒音振り撒き走る車多し。私も都心の移動に車を断念し電車を使用するもダイヤは大乱れで一苦労。
今日まずは仏蘭西製スピネットが冬になり少々御機嫌斜めとの事で楽器調整に出動。案の定先週の大雪での気温低下などが原因で楽器のコンディションが少し変化した様子。一度冬の乾燥時期に慣れてしまえばもう殆ど変化しないはずですが・・・。
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都心を電車で移動中時間調整で神保町に途中下車。古本、古レコードと誘惑多い魔界の街ながらついうっかり馴染みの古音盤屋を覗くと、かのレオン八ルト御大が初めてオリジナルチェンバロ(ルッカース)を使い録音したLP盤(1962年録音)を発見し即購入。最近日本チェンバロ界の古老にお話聞くと、このレコードを聞いて道を誤った(?)という証言多し。歴史的な転換期のきっかけになった重要な音盤を入手出来アリガタシ。
また音楽書専門の古書屋では大正から昭和初期に発売された音楽月刊誌を大量に見付け大興奮(つい最近店頭に出したばかりだったとか)。本格的に洋楽が導入された時期の貴重な証言満載の資料の解読実に楽しみ。早速飛ばし読みで日本最初のマタイ受難曲公演の報告を発掘。今後の調査楽しみであります。
今日は荒川右岸の音響抜群の鍵盤楽器工房サロンでクラヴィコード講習会を開催。クラヴィコード2種を始め日本古楽器界のベテラン製作家による意欲的な作品が多数並ぶ工房でじっくり楽器に触れる事が出来参加者の皆さん喜ばれていた様子。
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