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2018年2月

2018年2月28日 (水)

春はフォルテピアノ!

1_640x42728日、明日から春!2月までチェンバロ公演ばかり続いておりましたが(まだしばらく続きます)3月以降はフォルテピアノの登板目白押しであります。まず3月には今年9月ワルシャワで初開催という第1回国際ピリオド楽器ショパンコンクールの日本での発表イベントが開催。エラール・プレイエルというショパンに縁の深いピアノが登場予定。次はフォルテピアノ界の貴公子2年振りの来日ツァー、今回もモーツァルトプロを予定。海外の業界関係者からは絶賛の声ばかりという若き実力派の絶好調の演奏楽しみであります。続けてベルギー在住のベテラン奏者久々の帰国公演(1820年製オリジナルピアノ使用)が墨田区で。4月はチェロの重鎮がオリジナルのアルペジョーネ携え来日、こちらも1820年製のオリジナルピアノと共に全国ツァーあり(グループツァーの前にはフォルテピアノソロ公演もあり)。甲府での古楽コンクールでもフォルテピアノが活躍の予定。この時期オペラでもフォルテピアノ入りが2つもあり。6月にはこの音楽祭にもオリジナルフォルテピアノが登場予定。7月には銀座でシューベルト特集も(オリジナルフォルテピアノ登場予定)。乞うご期待!

2018年2月27日 (火)

名手の残り香

8_640x43627日、先日チェンバロ界の重鎮の2年振りの来日リサイタルツァーに提供したジャーマンのアフターチェック。今回も「名手の残り香」を存分に味わいながらの調整となるも、重鎮氏の脱力しつつも切れ味鋭いタッチのお陰かチェンバロが実に澄み切った美しい鳴りになっており感嘆。このジャーマン次はチューリッヒのNaoki氏の各地での公演(名古屋 金沢 東京)に登板の予定。次の名手はどんな音色を引き出してくれるか楽しみであります。

2018年2月26日 (月)

車検

1_640x42726日、ツァーから帰還し楽器と我が身しばしの休息の間今度は車を車検に。1年で6万km弱走るので(昔は8万kmも走ってましたが)消耗度激しくまだ購入2年目ながら結構費用掛かるもまあ仕方無し。作業の合間に池袋の御贔屓古書店の閉店セールへ。音楽演芸の書籍の他にCD、LP、そしてSPレコードまで多数揃えていた私にはアリガタイお店が無くなるとは真に残念。全品半額セールとの事で思わず散財する羽目に・・・。

2_640x427ツァーで全国を廻るもどこでも風邪気味の方多く(インフルエンザも大流行の様子)常時感染の危機に直面するも現場から逃げる訳にもいかず後は自己免疫力を高めるだけ・・・。今日も栄養付けなければとデカ盛り洋食屋で看板メニューの巨大カツ定食でランチ。風邪防止の為ならダイエットとか言ってる場合では無いのかも。

3_640x427気温が上がり春の到来近しという気配感じる中、スタジオ前の道路の片隅にまだ雪が・・・。1カ月も頑張っていた雪にもう愛着が湧いてしまい「融けずに頑張れ!」と言ってしまいそう。







2018年2月25日 (日)

早くも千秋楽

1_640x42725日、チェンバロ界の重鎮の来日ツァー早くも千秋楽は日本一忙しい(年間約400公演!)ホールへ。天井高く豊かな残響の300席の空間は古楽の演奏には最適、東京にもこんなホールあれば良いのですが・・・。重鎮の演奏今日も揺ぎ無い鍵盤テクニックと明快でスケールの大きな音楽性で大受け。21世紀チェンバロ界の王道を往く貫禄の演奏を堪能したツァーでありました。

6_640x427こちらのホール周辺は激戦区という地元ナゴヤ人のソウルフード(?)あんかけスパ、今日も近くの人気店にランチで訪問。トッピングのネタが節操無い位多彩で量も多い正にB級グルメの看板選手ながら老若男女問わずナゴヤ人は皆お好きな様で大繁盛でありました。




2018年2月24日 (土)

重鎮西へ

7_640x45524日、チェンバロ界の重鎮の来日ツァー2日目は西の人気ホールへ。客席が舞台を360度取り囲むすり鉢状のユニークな設計と抜群の音響を誇るこちらのホールは3度目の登場となる重鎮氏超お気に入りとの事。お陰で実に充実した演奏を披露し大受けでありました。明日は最後の名古屋公演であります。重鎮の圧倒的な演奏お聴き逃しなく!

3_640x427今日のホール、照明の大部分が今流行りのLED。舞台上が殆ど熱くならない古楽器にとっては理想的な機能ながら車中泊で冷え切ったチェンバロが中々暖まらず調律出来る状態になるまでエラク時間掛かってしまったのが玉に瑕か・・・。

9_640x432今日ホールに来てみると周囲を軍服の皆さんが取り囲んでいる上搬入口も見慣れぬ軍用車が大集合、その上ホール内も迷彩服の方が闊歩しており仰天。いつのまにかこちらが戦線の最前線になったのかと思いきや軍楽隊のリハーサルだった様子。

10_640x427公演の後は老舗サロンのチェンバロの御機嫌伺いへ。地下にあるサロンだけに環境変化少ない事を期待するも実際は予想以上に湿度乱高下しているようで結構楽器暴れているようですね。








2018年2月23日 (金)

ムショにお届け物

3_640x41423日、地元に戻り「年貢取立勘定書」を税ムショへお届けに参上。まだ前半戦なので窓口行列無しでノンビリムード、今年はクレームも無く(ここ最近毎回記入ミスや計算ミスで怒られてばかりでした)無事提出完了。これでやっと数字との格闘を終える事が出来ホッ。

5_640x427西のスタジオでデカイタリアン久々にフタを開け御機嫌伺い。冬眠生活長かっただけに(前回の出番は秋だった?)御機嫌を心配するも乾燥気味のお陰もあり以前よりも豪快な鳴りっぷりにひと安心。次の出番はロザリオのソナタ全曲公演の予定。

15_640x427スタジオ近くの天神さんちょうど名物の梅が見頃となっており仕事の後夜梅の花見へ。そう言えば先日亡くなられた I 教授が以前この辺りを訪問されたお話をされていたのを思い出しました(こちらこちら)。突然の訃報に驚くばかり。ご冥福をお祈り申し上げます。


2018年2月22日 (木)

重鎮のリサイタルツァースタート

14_640x42722日、チェンバロ界の重鎮久々の来日ツァーは上野の老舗ホールからスタート。コンディション万全で臨む重鎮のバッハとクープラン実に格調高く心に染み入る演奏であります。やはりこの位年季の入ったベテランでないと出せない深い味わいがあるのでは・・・。兵庫公演はすぐに完売だったとか。名古屋公演 是非お聴き逃しなく!

9_640x427久々の上野訪問だったのでランチは古い街並みが残る稲荷町方面を散策。ふらりと入った大衆食堂はなんと百年の歴史がある老舗だったとか。今時珍しいハムカツ定食を注文し懐かしい昭和の味を堪能。この辺り隠れ名店多いエリアですね。

5_640x427この辺りは戦前の音楽遺跡が残るエリアでもあります。奏楽堂はまだ改装中でありました。空き時間にホールにある古い資料を閲覧しているとまたもや日本古楽史の興味深い資料を発見。今日は戦時中にエタ・ハーリッヒ=シュナイダーでは無い日本人のチェンバロ演奏の記録を発掘し大興奮。もうこの時代に日本でもチェンバロがコンサートに登場していたようですね。






2018年2月21日 (水)

重鎮2年振りに登場

640x46521日、明日から始まる2年振りの来日ツァーのリハの為チェンバロ界の重鎮がスタジオに登場。先日同じチェンバロを弾いた伊国の若手実力派のシャープな演奏に比べるとどっしりと構えた風格漂う演奏で両者の音楽も音色も全く違うのにはビックリ。格調高いBachも素晴らしいのですが仏蘭西物の艶っぽさが実に魅力的であります。レオン八ルトの弟子世代のトップを行く重鎮の演奏是非お聴き逃しなく!(東京 名古屋公演 は残席有り) 彼との雑談で色々お話伺う中で「ランドフスカ所有だったプレイエルでリサイタルしたけど素晴らしい楽器だったよ」とか近代古楽史研究家としては興味津々な話題続出、20世紀前半のチェンバロ変遷史の事も良くご存じで感心した次第。しかしエタ・ハーリッヒ=シュナイダーはご存じ無かったのが意外でありました。ランドフスカの愛弟子だった彼女も戦争の混乱で師匠との縁が薄れ戦後はその存在を余り語られる事が無かったのかも・・・。

2018年2月20日 (火)

年貢納めの勘定作業

640x42720日、毎年この時期恒例の御上への年貢納めの勘定作業、苦手な数字との格闘の末今日やっと完了。作業終えた達成感は殆ど無く出てきた数字見て溜息ばかり・・・。デスクワーク終え先日伊国若手実力派のリサイタルに出動したチェンバロの事後チェック。名手の残り香が濃厚な鳴りっぷり(意外にまろやかな音色でしたね)を存分に堪能。

2018年2月19日 (月)

早朝引越

1_640x42719日、都心から郊外へのチェンバロの引越に出動。積込先が厄介な階段降ろしながら交通量多い幹線道路脇で昼間にはとても車ゆっくり停められないのでまだ薄暗い早朝に楽器積込を敢行。郊外のお届け先は広い庭に車が入り搬入実にスムーズ(庭にバナナの木があったのにはビックリ)。

5_640x427午前中に引越を片付け午後からはまもなくのフォルテピアノ界の貴公子久々の来日ツァーやオペラ公演等で出動予定のフォルテピアノ陣の御機嫌伺い。どの楽器も鳴りは良好ながら季節跨ぎの為調律が変化しておりピッチを戻すだけで万全の態勢に。




2018年2月18日 (日)

今度はスカルラッティ!

7_640x49718日、毎年5月GW恒例の有楽町熱狂音楽祭(今回は池袋でも開催とか)今年のラインナップがついに公開。注目は何と言ってもつい数か月前チェンバロデュオで来日したばかりのピエール氏のスカルラッティリサイタル(2公演を予定)。充実した録音を発表し続けている彼のお得意のレパートリーが遂に日本で聴けるとは実に楽しみであります。しかし古楽系少ないのが残念。また同時期こちらの人気ホールでの古楽企画4連チャンも凄い!スペインのVnの新星によるロザリオソナタ全曲公演(完売)、幻の楽器アルペジョーネ(オリジナル!)日本初上陸というVcの重鎮の公演(完売)、日本初登場のチェンバロ界の重鎮のBachフーガの技法公演 (完売)、そして欧州で大活躍のリコーダーの新星の公演(この公演のみ残席あり)。この春の海外演奏家の来日ラッシュ乞うご期待!

2018年2月17日 (土)

雪の信州蕎麦屋巡り

5_640x42717日、信州でのチェンバロ引越のお手伝いの為御江戸から往復700km日帰り出張。朝は晴天で快適な移動ながら午後から天気崩れ先週に続き雪降る中恐る恐るのドライブ。幸いチェンバロ積み下ろしの際は殆ど雪の影響無く無事お届け出来ホッ(晴れ男の御利益のお陰か?)。

2_640x427都心の周辺の週末大渋滞と信州の雪怖いので早朝出発するもスムーズに現地到着してしまったので時間調整の為(確信犯?)信州名物の蕎麦屋巡りを敢行。まずは超有名店に向かうも開店時間を間違え入店出来ず。仕方無く近所の有名寺前の観光客向けの大店に入るも意外に(失礼!)美味い蕎麦に遭遇。山菜、きのこ、野沢菜、山かけとラーメン屋風に言えばトッピング全乗せを注文するも量質ともに上々で幸先良し。

3_640x427続いて街外れ山麓近くの隠れ家風古民家蕎麦屋へ。十割蕎麦白黒2種盛りを注文するもどちらも素晴らしく濃厚な風味と味に感嘆。余り評判になっていないお店でこれだけのハイレベルの蕎麦に出会えるとは思っておらず嬉しい誤算でありました。熱烈なる御贔屓の店を発掘出来大収穫。

8_640x427最後に250年の歴史誇る酒屋の古民家を改造した藁葺屋根の蕎麦屋へ。地元名産の辛味大根のおろし汁(辛い!)と特製味噌を混ぜて頂く蕎麦その汁の独特のブレンドの相性良くこれも美味。今日は全く違う個性の蕎麦屋3軒巡るもどれも当たりのお店でありました。最後マイナス7℃まで下がった極寒の信州を激しい雪の中逃げるように帰京。





 

2018年2月16日 (金)

次世代の主役はこの男!

2_640x42716日、今御江戸で一番古楽公演に熱心な人気ホールでの伊国若手実力派チェンバロ奏者のリサイタルにジャーマンで出動。前回この楽器を弾いたのは2年前、今日はスカルラッティからハイドン、息子バッハ達と正に重量級のプログラムなのでさぞかし練習したいのではと早くから準備するも「そんなに練習しなくて大丈夫」との事で主役はノンビリ会場に登場しリハはたったの2時間弱(本番より短かった?)。本番でも比類無き超絶技巧と南国人らしい明快で躍動感溢れる演奏実に凄かった!次世代のチェンバロ界の主役はきっとこの男でしょうね。

1_640x423このホール、ご近所に美味しい店が無いと思っていたらご近所に地元民御用達の隠れ家的寿司屋があると知り勇んで訪問。皆さんのお目当ての大きなぶつ切りの刺身テンコ盛りの定食その豪快な量に大満足。いきなり我がホール周辺の美味いランチ店ランキングの筆頭に並ぶ御贔屓店登場でありました。




2018年2月15日 (木)

梅開花

1_640x42715日、都心を移動中立ち寄った庭園ではもう紅梅が開花中。春の到来を僅かに感じる陽気の中での密やかな花見でありました。このまま暖かくなってくれれば良いのですが・・・(まだ雪国遠征続く予定)。

2018年2月14日 (水)

ムショ訪問

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14日、そろそろ年貢納めの時期到来、何故かいつも郵送される申告用紙が来ないので税ムショに出向いて尋ねるも「今年から一部の方には送ってません。申し出頂ければ送ります。経費節減です」との事。確かに電子申告なので不要という方も多い時代ながら「申告書来ないので今年は年貢払わんでも良いのけ?」という反応も結構有るとの事。そりゃそうだわな・・・。

2_640x465ムショからの帰りふと見ると半世紀前私の幼少時代からあるパン屋の看板がまだ現役で活躍しているのを発見しビックリ。もう年季が入り過ぎて絵柄は殆ど消えてますがシルエットは往年の凛々しいままでしたね。イヤ懐かしい!

15_640x427ムショの次は某大学に伺い若い世代のアート作品を鑑賞。日頃接している古楽とは対極の最先端のカルチャーを拝見、デジタルテクノロジー全盛時代に敢えてアナログテイストを取り入れている作品もあり中々刺激的でありました。

26_640x426関西から御江戸に移動するも車中から美しい「夕暮れ富士」を鑑賞。久々に御江戸に戻るもまだ街の片隅に雪残っているのにはビックリ。

2018年2月13日 (火)

伊米チェンバリスト激突

313日、今週来週は伊太利の若手実力派と亜米利加の大御所が立て続けに来日するという賑やかさ。伊国の若手のリサイタルはスカルラッティをメインにヘンデルやハイドン、息子バッハなどを披露の予定。圧倒的な鍵盤コントロールを誇る巧者だけに物凄いスカルラッティが聴けるのではと期待しております(チケット早々に完売なのが残念ですが)

8米国の大御所の来日ツァーはバッハとF・クープラン(生誕350周年ですね)という独仏2巨匠の作品を披露。チェンバロ界重鎮の王道を往く演奏楽しみであります(兵庫は完売、東京名古屋はまだチケット有り)。この2人同じチェンバロを演奏予定なのですが指定してきた調律法が全く同じだったのにはビックリ。最近の欧米のチェンバロ奏者は日本ではまだ定番の1/6PC系(VallotiやYoung)の調律を使わず全体的にまろやか乍らグラデーションが明快な調律法を好むようですね。2人の演奏でどんな響きになるか乞うご期待!


2018年2月12日 (月)

老舗サロンでチェンバロ調律

1_640x42712日、私が約30年前国内外の多くの演奏家と出会うきっかけとなった神戸の老舗サロンにチェンバロ調律で出動。ひな祭りの日にブルガリアから来日中の実力派歌手を含むメンバーでのコンサートの伴奏で久々にチェンバロ登場との事。このサロンしばらく古楽系のイベントはお休みだったのですが今後は常備のチェンバロを使って多彩なイベントを企画していくとの事。そう言えばこちらのピアノもD社製でしたね(何故か最近このメーカーのピアノばかり) 象牙鍵盤の年代物のピアノですが中々良い味で鳴ってくれます。

3_640x427午後は生まれ故郷の街へ出向くも古いお店は殆ど残っておらず知らない店ばかり。今日は実家近所で評判という洋食屋初訪問(昔は確か本屋だったはず)。少し値段高目ながら真っ当な料理を出すので地元民で程良く賑わっておりました(御江戸のような行列が出来ないのが関西の良いところか)




2018年2月11日 (日)

外は雪、中は灼熱

1_640x42711日、越中でのBach公演本番。朝一番会場に入り舞台の温度をチェックするといきなり25℃(短時間でも照明と暖房効き過ぎ!) 本番では外は極寒の雪模様なのに舞台は32℃という灼熱地獄の様相・・・。真冬ながらオルガンは暑さとの闘いでありました。終演後北陸道で福井を通過するも凄い降雪となり仰天、雪で立ち往生はかなわんと休憩も惜しんで走り続け何とか豪雪地帯から脱出出来ヤレヤレ。しかしこの冬の雪マジヤバイ・・・。近々加賀に再度訪れる予定ながら無事辿り着けるのか心配であります。

2018年2月10日 (土)

オルガン解凍中

2_640x42710日、雪国越中でのBach公演リハにオルガンで出動。連日の車中泊で冷え切ったオルガン前夜から冷気が来ない地下駐車場に車を泊め朝から特別に暖房の部屋を借りてもらい懸命に楽器を暖めるも中々ピッチが戻らずヤキモキ。楽器解凍中に街を散策するも予想以上に除雪出来ており車も人もほぼ支障無いもののあちこちに数mも積み上がった残雪があり先日の豪雪の凄さが垣間見れましたね。

10_640x427リハ会場にまだ暖まり切っていないオルガンを搬入すると今度は照明暖房きつく舞台上は30℃という猛暑・・・。先程まではピッチ上がらないと困っていたのが今度はピッチ上がり過ぎ・・・と悲鳴を上げる事に。




2018年2月 9日 (金)

雪の北陸へ

1_640x4279日、朝からスタジオでチェンバロの最終チェックをしてからいざ出陣。まずは腹ごしらえとご近所(少し遠い)にある以前より気になっていた庶民的な洋食屋を初訪問。頑固親父が熟練の技で揚げるとんかつ(2枚も!)実に美味。ご近所でもまだ知らない名店あるものですね。

2_640x427今日は地元で長年Bach作品に取り組んでいるグループの公演に1段ジャーマンで出動。前日リハが急遽チェンバロ使わないという事になり今日は搬入のみ。寒さ厳しい時期だけに前日から舞台に置いて楽器を暖める事が出来るのは実にアリガタシ。

6_640x427チェンバロを無事設置後今度はオルガンを積んで北陸へ出発。数日前の豪雪のニュースで果たして無事辿り着けるか心配するも高速は除雪が終わっており意外にも快適なドライブ。しかし車から見える景色はいつもとは全く違う雪にすっぽり覆われた一面銀世界でありました。

9_640x427夜北陸に到着。早速夕飯は現地民で大人気という名物モツ煮込うどん。鉄鍋でアツアツに煮込んだ味噌味の饂飩中々美味。





2018年2月 8日 (木)

750km南下

640x4278日、前日みちのくでのホールチェンバロ陣の御機嫌伺いの後訳あって深夜750km走破し西のスタジオへ。もう新東名新名神は雪の姿殆ど無くヤレヤレ。明日からは大雪で騒動だった北陸へ出動予定。これまた訳あって西のスタジオに急遽宿泊、晩酌はご近所の海岸沿いの小さな老舗酒蔵のしぼりたて生。フルーティで最近一番の御贔屓の酒であります。

2018年2月 7日 (水)

みちのくの16 f チェンバロ

4_640x4277日、昨日に続きみちのくのホールの楽器陣の御機嫌伺い。ホール御自慢の独逸製の16 f 付き大型チェンバロも日本にやって来て早10年目。当初は楽器の調整方法が掴めず手探り状態でありましたがここ数年やっとこのユニークなチェンバロの一番魅力的な音色を見つける事が出来現在絶好調であります。今年もこのチェンバロを気に入りゴールドベルグ変奏曲のCDを録音したこの方が演奏に来られる予定。是非みちのくで16 f チェンバロの豪快なサウンドをお聴きください!

2018年2月 6日 (火)

みちのくで楽器の御機嫌伺い

11_640x4276日、夜明け前に御江戸を出発しみちのくのお馴染みのホール所有のチェンバロ・ポジティフオルガンの御機嫌伺いへ。環境変化厳しい時期ながら完璧なコンピューター管理の楽器庫でゆったりと暮らす楽器達はコンディション上々でひと安心(地方のホールなので楽器の出番が少ない事が一番の悩みなのですが・・・)

3_640x359こちらのホール訪問には楽しみ多し。今日もご近所の漁港傍の地元民に愛される海鮮食堂で海の幸満載の丼を注文。大きな海老が名物ながら味噌汁の中の大振りな蟹も実に美味し!震災後徐々に漁港にも活気が戻って来ているのは嬉しい限り。

13_640x427実は最近温泉の楽しみに目覚めながらいつもお伺いしていたホールのご近所が日本有数の温泉地だという事を忘れておりました。今日初めて温泉地の公衆浴場を表敬訪問するも少し熱めで硫黄臭漂う湯は実に心地良し。これからは海の幸と温泉がセットで楽しめそうですね。みちのくの魅力にハマっております。

2018年2月 5日 (月)

御宝求めて突撃

3_640x4375日、2日前に偶然神保町の古書店の片隅で見つけた山積みの戦前の音楽月刊誌。最初はどれ程の価値があるか判らず数冊を試しに購入するも、持ち帰って検分してみると貴重な情報満載の御宝資料だと判明、週明けの今日慌てて買い残した御宝を奪取しに店に突撃し無事入手。まだ斜め読みだけながら戦前の東京で初のチェンバロ入り公演や当時珍しいマドリガル合唱団の公演の告知などを含む多数のコンサート案内は初めて見る御宝情報。またランドフスカやドルメッチなどの紹介記事も貴重な物でありました。

1_640x449喜びもあれば悲しみも・・・。芸術から演芸関係の書籍、そしてLP、CD果てはSPレコードまで幅広い品揃えで御贔屓にしていた池袋の古書店が今月一杯で閉店との事。私の守備範囲の資料を沢山揃えていてくれたお店だけに眞に残演。最後は全品40%OFFとの事でこれまた財布握りしめて駆け付けなければ・・・。

2_640x427昼は古書店ご近所の評判の和食店でカキフライでランチ。上品な味付けで素材もヘルシー、御飯が玄米・雑穀米・白米から選べるなど女性に大受けのメニューのお陰か開店からすぐに大繁盛の様子ながら野郎1人で入るのはちょっと勇気のいるお店かも。

2018年2月 4日 (日)

昭和十二年銀座でチェンバロ売っていた?

640x4954日、先日神保町の古書店で見つけた戦前の月刊音楽誌を読み始めるも実に興味深い。一番古い物の大正十二年発売の号には当時最高のショパン弾きと言われていたパハマン(当時の表記はパァクマン)の伝説的なステージの観戦記があったり(やはり奇行が評判だった様子)、昭和十二年の号にはマタイ受難曲本邦初演のレポートがあったり(ロ短調の方が早かったそうな)、昭和十五年の号のピアノ特集にはその歴史の紹介の中でチェンバロやクラヴィコードなどピアノ誕生前の鍵盤楽器の事を丁寧に紹介していたり、モーツァルトとピアノの関係を紹介する中でしっかりとシュタインの名前を挙げていたりと今と遜色無い博学振りに感嘆。何よりも昭和十二年の号に掲載の銀座+字屋の広告に「高級ヴァイオリン、古樂器クラヴザン、ヴィオラ・ダモール、其他古典樂器五月中陳列御高覧を乞ふ」とあるのには驚愕!この時代もう日本に数台のチェンバロが輸入されていたという記録は知っていたもののチェンバロが楽器店に展示販売されていたとは初耳でありました。そしてもう古樂器という呼び方をしていたようでもあります。今まで知られていなかったチェンバロが昭和十二年に早くも輸入されていたという事になるのかも・・・。日本のチェンバロの歴史を根底から引っ繰り返すような新発見か?

2018年2月 3日 (土)

仏蘭西の重鎮デュオが再び見れる!

17_640x4523日、昨年12月に来日した仏蘭西の重鎮デュオが滞在中に密かに収録していた映像のTV放映日が遂に発表。3月28日早朝のこの番組で2人の卓越した演奏の様子がアップでじっくり見れるはず。贅を尽くした和風装飾の部屋とチェンバロとの組み合わせも必見。乞うご期待!

2018年2月 2日 (金)

クラヴィコード講習会

1_640x4272日、昨夜の降雪予報は外れながら今朝からスタジオ周辺は結構な降雪あり先週の豪雪の再来かと緊張するも幸い大雪にはならず。しかし街には先週痛い目に逢った為か雪無いのにタイヤチェーン付けて盛大に騒音振り撒き走る車多し。私も都心の移動に車を断念し電車を使用するもダイヤは大乱れで一苦労。

2_640x427今日まずは仏蘭西製スピネットが冬になり少々御機嫌斜めとの事で楽器調整に出動。案の定先週の大雪での気温低下などが原因で楽器のコンディションが少し変化した様子。一度冬の乾燥時期に慣れてしまえばもう殆ど変化しないはずですが・・・。

15_640x427都心を電車で移動中時間調整で神保町に途中下車。古本、古レコードと誘惑多い魔界の街ながらついうっかり馴染みの古音盤屋を覗くと、かのレオン八ルト御大が初めてオリジナルチェンバロ(ルッカース)を使い録音したLP盤(1962年録音)を発見し即購入。最近日本チェンバロ界の古老にお話聞くと、このレコードを聞いて道を誤った(?)という証言多し。歴史的な転換期のきっかけになった重要な音盤を入手出来アリガタシ。

16_640x427また音楽書専門の古書屋では大正から昭和初期に発売された音楽月刊誌を大量に見付け大興奮(つい最近店頭に出したばかりだったとか)。本格的に洋楽が導入された時期の貴重な証言満載の資料の解読実に楽しみ。早速飛ばし読みで日本最初のマタイ受難曲公演の報告を発掘。今後の調査楽しみであります。

18_640x427今日は荒川右岸の音響抜群の鍵盤楽器工房サロンでクラヴィコード講習会を開催。クラヴィコード2種を始め日本古楽器界のベテラン製作家による意欲的な作品が多数並ぶ工房でじっくり楽器に触れる事が出来参加者の皆さん喜ばれていた様子。







2018年2月 1日 (木)

Ohhashi Design

640x4271日、さるお宅の国産D社のグランドピアノのご機嫌伺いへ。私と同年代という年季の入った(?)ピアノながら暖かみのある心地良い音色は今だ健在。日本ピアノ界に大きな足跡を残したピアノ作りの名人大橋幡岩氏の精神が色濃く宿る生き証人とも言うべき作品ですね。オーナーに昔のお話を伺ううちに最近個人的に研究している戦前よりバッハ弾きとして名を成したさる日本人ピアニスト(早くも1954年にゴールドベルグ変奏曲で欧州ツァーをしたとの事)についての興味深い証言を多数伺う事が出来古楽史研究家として大収穫。もしかしてこのピアニスト戦前に早くもチェンバロを弾いた可能性があるのですが・・・。

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