日本で最初にチェンバロを持ち込んだ殿様
13日、予定されていたリハがキャンセルとなったので(合唱団が多過ぎてチェンバロが会場に入らないとの事)それではと急遽「音楽の殿様」の展示会を見に紀州を訪問。図書館に出来たという特別閲覧室で資料を拝見していると旧知の歌手の方と遭遇し仰天。また殿様の研究をなさっている方にもお会い出来貴重な情報をご教授頂き収穫多し。しかしざっと資料を拝見するも殿様が日本で最初に欧州からチェンバロを運ばせたという証拠を発掘する事が出来ず残念。
次は博物館に移動し開催中の殿様のコレクション展を拝見。パーセルなどを中心とする多種多様な楽譜コレクション陣は中々見応え有り!紀州では近年余り語られる事が無かった二十世紀の「音楽の殿様」に再度注目が集まっているようで今後が楽しみであります。最後に郊外の山間部にある紀州の歴代の殿様の菩提寺を訪問。このお寺のHP に音楽の殿様の事が詳しく掲載されているので必見であります。
こちらの寺は同じ徳川家由縁の建物とは言え豪華絢爛な東照宮とは違い森林の中で静寂に囲まれ実に渋い!(人影は全く無かったですね)。歴代の殿様の中でも古楽器コレクターだった十代と音楽の殿様十六代の墓を参る事が出来満足。
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折角紀州に来たのでと郊外の漁港近くの魚屋直営食堂で海鮮丼と豪勢な鯛(天然?)の煮魚の定食でランチ。流石魚屋がやっているだけにそのネタの新鮮さと値段の安さにビックリでありました。これは今後日本古楽史研究のため頻繁に紀州詣でをする事になりそう・・・。
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