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2018年1月17日 (水)

震災23年目に思う

Photo1月17日。阪神淡路大震災から今日で23年経ちますが今だにあの早朝の出来事は鮮明に思い出されます。今だに住み続けている神戸の街も震災の傷跡が殆ど見えないようになってきていますが地震前の姿と余りに違う姿への変貌振りには正直複雑な心境で眺めるしかない思いです。地震によって失われた物は尊い多くの命の他にも余りにも多いのではないでしょうか。果たして街は復興しているのか?もしかすると傷ついたまま外観だけ取り繕っているだけではないのだろうか?改めて震災について色々思い巡らす日となりそうです。犠牲者の皆様のご冥福を改めてお祈りいたします。

写真は地震直後の当時のスタジオの様子、縁側と最初の部屋は剥き出しになってしまいチェンバロを置いていた奥の部屋が丸見えに・・・。しかし瓦礫の隙間に埋もれていたチェンバロ(Yoshidaフレンチ)は奇跡的に救出出来たのでした。梯子を伝ってチェンバロ持ちだしたはずなのですが今となってはどうやって運んだのか全く記憶無し。

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