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2017年12月

2017年12月31日 (日)

鬼の思い出し笑い(其の弐)

5_640x472昨日に続き今年お付き合いした海外演奏家の思い出などをご紹介。

6月、伊太利の重鎮自己のグループ率いて久々の来日(20年以上来ていなかったのでは?)。実にコンパクトな編成ながら歌が器楽隊の前に並ぶという独特の配置で充実したサウンドを披露。モンテヴェルディながらお馴染みの1/4SCmeantoneを使わなかったお陰か実にまろやかな響きでありました(最近欧州では同傾向の様子)

17_640x4756月、伊太利の若き天才Cem奏者が来日、お寺本堂での公演でその超絶技巧の鍵盤捌きを披露。若いながらもバーゼルの教師として迎えられたというのも納得の圧倒的なパフォーマンスでありました。最近彼は優男風では無く髭面なのでご婦人方ご注意あれ(笑)

10_640x4677月 NYとパリを基点に活躍中のCem奏者のリサイタルツァー。オリジナル楽器での演奏経験も豊富との事でウチのコントロール難しい鳥の羽フレンチを見事に鳴らしたのには感嘆。

8_640x4277月、長年続けてきた日本古楽史研究の集大成の企画が念願叶って実現。ちょうど80年前(昭和12年)のこの日に日本で初めてのチェンバロコンサートが開催された会場での再現公演。神戸在住のスイス人によるチェンバロ演奏だったのですが、日本人初のチェンバロ奏者も共演という画期的なコンサートでありました。

3_640x4276月9月、在京のモダンオケのハイドン天地創造が短期間に3つも競合するという珍しい事態に。その内2つにフォルテピアノで参加。古楽系指揮者による演奏も北欧の人気合唱団参加の演奏も共に存分に持ち味出した好演でありました。モーツァルトオペラもですがハイドンもチェンバロからフォルテピアノに人気が移りつつありますね。実はこの楽器、アーノンクールやミンコフスキーの天地創造でも出動した歴戦の強者であります。

5_640x42710月、古楽界のレジェンド・シギス親方がお馴染みのグループ率いて来日。親方今回はスパラもガンバも無しでVnに専念。若き天才バンジャマン君も切れ味鋭い演奏でグループを牽引。私彼らの初来日からお手伝いしておりますがもうその頃の記憶が曖昧なのが困ったもの。

20_640x48010月、Vn Vc Fpの人気者が集まった4夜連続公演。ベートーヴェントリオプロにはオリジナルFp、モーツァルトデュオにはコピーワルターを提供するという贅沢な内容。モダン、古楽器の両刀使いの巧者達のパワフルな演奏に圧倒されッぱなしでありました。

6_640x42710月11月、日欧混成グループのツァーにイタリアンCem2台+オルガンで参加。鍵盤楽器3台+R、Vn、Vgの編成はサウンドが実に多彩。狭い会場にも無理やり鍵盤楽器を押し込んだ上に自作の演奏用お立ち台まで用意していたのには脱帽でありました。

10_640x42712月、仏蘭西の重鎮Cemデュオが来日。業界の暴れん坊将軍と噂されるピエール氏今回も様々なエピソード振りまきながら大暴れでありました(汗)。しかしジャーマンとフレンチという全く違うキャラの楽器を見事に相性良く鳴らした2人の力量にもう脱帽でありました。どうやら3月にTV放送ある様子。乞うご期待!

今年1年当サイトをご愛読頂きまことにありがとうございました。

では良い御年をお迎え下さい。














2017年12月30日 (土)

鬼の思い出し笑い(其の壱)

3_640x480今日は今年1年の来日演奏家を中心としたコンサートの思い出など。1月 巨匠の息子同士という組み合わせ(聞けば初顔合わせだったとか)のシューベルト「冬の旅」。東京2公演どちらも素晴らしかったのですが全く違う味付けになったのが面白かったですね(両方聴けた方はラッキーでした) 歴史的な学校講堂の響きも素晴らしかった!

4_640x4832月 フォルテピアノ界の重鎮久々の来日はベートーヴェンプロリサイタル。白髪振り乱して熱演する姿はまるでベートーヴェン(少し横幅がありましたが・・・) TV収録してましたのでご覧になった方多かったのでは。

7_640x4952月、「スイスのNaoki氏」とjモダンVn奏者のDuoが日本一の稼働率を誇る人気ホールの創立記念公演に登場。抜群のコンビネーションが大喝采、その後もDuo活動を継続中。来年は東京にも登場の予定。

6_640x4803月、日韓の若手演奏家(Vn R Cem)と全国ツァー。皆達者な演奏ながらリコーダー2本吹きの妙技には感嘆(その後彼の師匠も来日して同じ技披露してましたね)。滅多に上がれない能舞台での演奏も良き想い出(新しい足袋を履かないと舞台に上げてくれない・・・)

8_640x4804月、欧州で大評判の若き天才Cem奏者遂に日本に登場。その迫力ある姿から暴走気味の演奏を予想するも実際は実にファンタジー溢れる緻密な演奏でビックリ。意外にゆったりとしたゴールドベルグ変奏曲も素晴らしかったけどアンコールのフランス物が絶品でありました。TV収録ありましたが編集版だったそうで残演。次の来日が待ち遠しい!

4_640x4794月、伊国水都のお馴染みの古楽オケと共に来日した古楽界では珍しい(?)マンドリン奏者の躍動感溢れる演奏にも度肝を抜かれましたね。激しいステージアクションもロックコンサート並み?で見応え充分。耳タコのはずのヴィヴァ四季をマンドリンでというアイデアも新鮮でありました。

556x4064月、伊太利からFt Vc Cemという組み合わせの古楽アンサンブルが関西限定ツァーで来日。こちらは残念ながら私は参加出来ず未聴なのですが中々の演奏だったとか。

8_640x480_35月、モーツァルトが愛用していたという貴重なVnが日本にやって来てウチのフォルテピアノと共演。国宝級の楽器だけにその扱い実に厳重ながら(関係者以外絶対に触らせてくれなかったですね)その興味深い演奏を連日無料で公開しておりまして太っ腹なスポンサー様に感謝であります。

11_640x4805月、毎年恒例の有楽町熱狂音楽祭、今回も古楽系グループ参加あり(当初な無いかもと言われていたのですが)。沢山の公演が同時進行で進む巨大音楽祭だけにスケジュールが実にタイト、その中で遅刻魔として欧州の音楽祭で名を轟かすベルギーの某グループ毎回ギリギリにしか姿を現してくれず裏方はヒヤヒヤの連続でありました。

24_640x4275月、日本で最初の本格的Cem奏者であったエタ・ハーリッヒ=シュナイダーの昭和16年7月の大阪公演を歴史的洋館で再現するという企画を開催。かのブランデン5番のチェンバロ入り本邦初演は東京よりも大阪の方が早かった!など当時でも話題満載の公演だったようであります。

2_640x4605月、本格的なクラヴィシンバロン奏者とご一緒する機会あるもその楽器運送方法に痺れました・・・。同じ鍵盤楽器関係者としては羨ましい限り。そう言えば国内でも何台もクラヴィシンバロン作られているようですね。是非広まってもらいたい楽器です。

6_640x4335月、伊太利の伊達男が独逸の人気古楽オケを率いて再び来日。演奏と共に舞台上での立ち振る舞いが実に艶っぽい演奏家ですね。風格漂う圧倒的な演奏に酔いしれるひと時でありました。
















年末の魚市場へ

2_640x42730日、西のスタジオで仕事納め、恒例の年末海産物流通視察の為(笑)ご近所の魚市場へ。流石全国に名を轟ろかす魚の本場だけに御節料理の買出し客で大賑わい、人気店の前では身動き取れない程の大混雑。

12_640x427こちらの魚市場の年末名物はナント言っても正月の縁起物の焼鯛。どの店も高額な鯛が飛ぶように売れておりましたね(ウチでは買わないけど)。鮮魚店ではまだピチピチ動く獲れたての鯛がずらりと並びこれまた壮観でありました。

9_640x414こちらのもうひとつの名物は勿論蛸!これまた活きの良い蛸も並んでおりましたがタコ焼き(こちらでは明石焼き)激戦区でもありどの店も大行列(どの店もそんなに美味いのか疑問なのですが)。いや年末らしい賑やかさを堪能。

17_640x427しばらく休みとなるスタジオでは加湿器2台で万全の乾燥対策。1台は1回の給水で3日も連続加湿出来るという優れ物ながらもう製造中止となっており不在が続くスタジオでは貴重な戦力であります。相変わらず乾燥続く日々ですので加湿対策お忘れなく!







2017年12月29日 (金)

鬼が笑う話

7_640x480今日は鬼が笑うお話(来年の来日演奏家情報)を。

2月 著名コンクールを連覇しバーゼルの教師に早くも就任した伊太利Cem界の若き実力派のリサイタル、今回はスカルラッティプロ、またあの超絶技巧の演奏が聴ける!http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2017/11/post-736.html

2月 レオンハルトの次世代のトップとして君臨するCem界の大御所の3年振りの来日。今回はバッハの他にフレンチプロも。http://www.allegromusic.co.jp/Kennethweiss2018.html

3月4月 「スイスのNaoki」が久々に来日、Vnとの共演やモダンオケの弾き振りなど多彩なプロを各地で開催予定 http://www.munetsuguhall.com/20180303M1.pdf http://www.tokyo-harusai.com/program/page_4950.html http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert.html

3月 円熟味を増したフォルテピアノ界の貴公子が再びモーツァルトプロで来日 http://www.allegromusic.co.jp/KristianBezuidenhout2018.html

4月 ヨーロッパで人気上昇中の実力派バロックVn奏者の初来日 ロザリオのソナタ2夜 https://www.linaturbonet.com/musica-alchemica

4月 僅かしか現存しない貴重なオリジナルアルペジョーネとオリジナルフォルテピアノでシューベルト!某公演は500席がたった15分で完売、全国で公演予定 http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2017/11/post-737.html

https://yokokaneko.wordpress.com/2017/11/09/japan-tours-april-2018-chrisotphe-coin-friends-2018%E5%B9%B4%EF%BC%94%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%AC%E6%BC%94%EF%BC%88%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BF/

4月5月 まだ来日していなかったCem界最後の大物遂に来日!各地でデュオ&ソロリサイタルを予定 http://robert-hill-live.blogspot.jp/

4月5月 GW恒例の熱狂音楽祭 まだ出演者発表ないのですが先日来日の仏蘭西の某重鎮Cem奏者が出演との噂 古楽系出演者多いので要注意ですね。https://www.lfj.jp/

5月 伊太利オルガン界の重鎮が自己グループ率いて来日 兄弟共演も http://www.allegromusic.co.jp/Ghielmiensemble2018.html

5月 活きの良いリコーダー奏者来日!http://www.stefantemmingh.com/sites_english/home_english.htm

9月 フォルテピアノ界の大御所久々の来日ツァー http://josvanimmerseel.be/

10月 欧州で大活躍の独逸の人気古楽オケ2年振りの来日 http://www.allegromusic.co.jp/FBO2016.html

10月11月 バーゼルから若手来日!全国ツァーを予定(ツインク オルガン 歌) http://www.fondazionemilano.eu/musica/content/pietro-modesti http://akinoda.com/

11月 ベルリンの古楽アンサンブル来日 https://www.capella-de-la-torre.de/

11月 人気絶頂のカウンターテナー初来日 共演は伊太利の人気古楽オケ http://www.allegromusic.co.jp/Artists.html#201/11/17

まだまだ沢山の演奏家がやって来る模様、いまからチケット代確保してお待ちあれ!

老舗サロン活動再開

4_640x427_229日、約20年前国内外の古楽奏者が多数出演した神戸のコンサートサロンが久々に活動再開との事でチェンバロと現代ピアノの御機嫌伺いに出動。私も様々な演奏家とここで出会い縁が出来た想い出深いサロンなので再び動き出すとの報は嬉しい限り。今後の活動に期待しております。

2017年12月28日 (木)

来年はフォルテピアノによるショパンの年!

4_640x48028日、来年9月にいよいよワルシャワで第1回ピリオド楽器ショパンコンクールが開催。フォルテピアノによるショパン演奏が大きく話題となりそうな1年であります。流石はショパンの本家だけあって実に贅沢な楽器ラインナップの様子(羨ましい!) コンクールの明細はこちらをご覧ください。

またいち早くフォルテピアノによるショパンの演奏を聴きたい!という方は1月6日池袋でのコンサートを是非お聴き逃しなく!

2017年12月27日 (水)

ブントフライとイタリアン

1_640x42727日、古都の個人宅で日本のベテラン製作家作の大型ブントフライクラヴィコードと英国の名工作の大型イタリアンチェンバロの2台の御機嫌伺い。部屋の湿度計では異常乾燥の数値が出ているも楽器は絶好調、不思議に思うもどうやら湿度計が約20%も低い数値が出ていたのが原因でした。中々正確な数値が出る湿温度計が無いのが悩みであります。

8_640x427作業後は訪問先ご近所の古都の台所「錦市場」を冷やかしに。おせち料理の買出し客と相変わらず押し寄せている外人観光客で大賑わい。しかし老舗店随分減ったものです。ランチは繁華街ど真ん中にある創業90年という超老舗酒場(昼から呑める名店!)で日替わり定食。料理は旨いのですが周囲の皆さん御機嫌で呑んでおられる横で食事だけというのはちょっと辛い・・・。雪降る中古都から西のスタジオに移動し楽器降ろしで今日は終了。




2017年12月26日 (火)

来春Cem界最後の大物来日

6_640x44226日、来春開催予定のまだ日本に来ていなかったチェンバロ界最後の大物の待望の日本初リサイタル(明細は間も無く発表の予定)に出動のチェンバロの準備のお手伝い。今回はソロの他にも愛弟子とのデュオ公演も有り。先日の仏蘭西重鎮デュオは違うメーカーの違うタイプ2台でしたが、今度は同じメーカー・同じモデルの連番の兄弟楽器という組み合わせ。2台の音色がどのように混ざり合うか興味津々であります。乞うご期待!

8_640x427_2次は日本チェンバロ界の重鎮のお宅を訪問し日本古楽史の様々な裏表話を拝聴。1950年代からチェンバロを弾き始められた先駆者の方だけにもう知られざる秘話の連続に仰天。また英国の名工の第1号の作品をお持ちだとは驚きでありました。

1_640x427移動中に街外れの道端で見掛けた冬の風物詩「焼芋屋」。よく見ると今は昭和中期かと言うような思いっきり古風なリヤカー引っ張って御商売の様子。焼芋の味もさぞ美味いんでしょうね・・・。







2017年12月25日 (月)

フォルテピアノによるショパンリサイタル

1_640x48025日、正月明け早々、1月6日に池袋のお馴染みの重要文化財の洋館で開催のフォルテピアノによるショパンリサイタル

 プログラムが決定いたしました。ショパンといえばPleyelやErardという仏蘭西系ピアノをすぐに連想してしまいますがパリに来る前はウィーンのピアノを弾いていました。今回は1820年製のオリジナルウィーン式フォルテピアノを使ってのいつもとは一味違うショパンを聴いて頂きます。

5_448x336また今回、長年素晴らしい雰囲気と古楽器に最適の音響を誇る空間として多くのコンサートを開催していた会場が3年近くの耐震工事による閉鎖を経て再開後初めてフォルテピアノの公演を開催いたします。普通のホールでは味わえない洋館特有の艶の有る魅力的なフォルテピアノの音色を是非お聴きください。

3_480x640川口成彦 フォルテピアノコンサート

~ ウィーン式フォルテピアノで聴くショパンの知られざる魅力 ~

歴史的鍵盤楽器の若きスペシャリストが開拓する新たなショパンの世界

  1820年製のオリジナルフォルテピアノJohann Georg Gröber (Insbruck 1820)使用

出演  川口成彦(フォルテピアノ)  演奏家HP
2018年1月6日(土)  18時半開場 19時開演

会場   自由学園明日館 講堂 (重要文化財)  

豊島区西池袋2-31-3  明日館アクセス

料金    3000円 当日清算

主催    目白古楽ネットワーク

申し込み お問合せ umeoka-gakki@nifty.com 梅岡

(曲目)  

コントルダンス

4つのマズルカ op. 24

夜想曲 第2番 op.9-2

2つのポロネーズ op. 26

ポロネーズ op. 71-2

清らかな女神よ (ベッリーニの『ノルマ』より)
練習曲集 op. 25 より I, V, X

葬送行進曲 (「ピアノソナタ第2番」op. 35 より)

 詳しくはこちらをご覧ください コンサート公式HP




2017年12月24日 (日)

同じ2段ながら身長差60cm・・・

2_640x45924日、超小型2段チェンバロをさるマンション高層階に運送。楽器が小さいお陰で(たった180cm!)狭いEVにも問題無く入り楽々部屋まで運び入れるも置き場所が測ったようにジャストサイズ!あと5cm長いともう入らないという際どさでありました。チェンバロが来た!と大喜びの小学生のお子さんがスカルラッティをバリバリ弾くのには仰天。

4_640x427次はノーマルな長さ(240cm)の2段チェンバロがお相手ながら先程までの楽器に比べると実に巨大!60cmもの身長差ながら意外に重さは変わらないのが不思議。




2017年12月23日 (土)

日本チェンバロ界大恩人のレコード入手!

640x42723日、昭和16年独逸からチェンバロとクラヴィコードを携え来日し日本で初めて本格的な古楽器演奏を披露した我国チェンバロ界の大恩人Eta Harich-Schneider女史のSP盤を幸運な縁あって遂に入手。今まで現代曲の演奏は1枚入手していたものの(どうも彼女の初録音?)、王道たるバロック作品の録音盤は長年必死に探し回るも全く出会う事が無かっただけに実に嬉しいXmasプレゼントとなった次第。今回入手の盤はフランス物でクープラン、シャンボニエール、ダカン、ダンドリューと4人もの作品を弾いたという盛り沢山の演奏(1938年録音)。近日中にこの貴重な演奏を皆さんに聞いて頂く為の蓄音器コンサートを開催する予定。乞うご期待!さあ今度は彼女の昭和16年日本録音盤(本邦チェンバロ初録音!)を探すぞ!誰かお持ちでしたら是非譲ってください!

2017年12月22日 (金)

ご婦人は酒場がお好き?

1_640x42422日、訪問先の近くでランチは大衆酒場兼定食屋という呑兵衛なオッチャン御用達のようなお店で肉柳川丼(他では余り見掛けない珍しいメニューでしたね)。もう昼酒グビグビの殿方ばかりかと見渡すと何故か店内ご婦人の方が多い・・・。普通の定食屋なら食べたらすぐに出ていけという雰囲気ながら酒場なら長居しても文句言われない・・・というのがご婦人達に人気の原因なようですね。しかし頑固店主が陣取る勘定場なんて久々に見ました。

2_640x411食事後商店街を歩いていると閉店した店内にLPレコードが剥き出しで大量に捨ててありビックリ。前は一体どんなお店だったのか・・・。しかし何故レコードだけでジャケットが無いの?




2017年12月21日 (木)

小型2段チェンバロ

1_640x42721日、まずは季節跨ぎした個人宅のチェンバロの御機嫌伺いから。楽器が少し御機嫌斜めだったのは部屋の温度の計測が少し甘かったのが原因と判明。簡単な修正で良い環境を維持する事が出来ホッ。

2_640x425お宅で拝見して感心したのが小型加湿器。たった2Lの給水で1日以上加湿し続ける事が出来る優れ物と伺いビックリ(また安かったそうですし)。ネットで簡単に購入出来るのがアリガタイ・・・。

3_640x427午後はスタジオで超小型の2段チェンバロの調整仕上げ。5オクターブ(63鍵)のフル仕様の楽器ながら朝の4オクターブ半の1段チェンバロと同じサイズ(たった180cm!)と言うのが面白い。夜は試し弾きの方をお迎えして楽器を触って頂くも冬眠状態のチェンバロが少しづつ目覚めてきたようで少し弾いて頂いただけで鳴りが随分向上。いや楽器はやはり生き物ですね。



2017年12月20日 (水)

調律の秘密兵器


640x427_220日、昔から先輩技術者からクラヴィコード(チェンバロも?)の調律時の秘密兵器として伺っていたのがお医者様が使う「聴診器」。果たしてどんな優れ物かと今日初めて試してみるも私には「耳で普通に聴いた方が早いのでは」でありました。そう言えばこれまた昔ヨーロッパでさる技術者がコンサート調律の際に「マイク+ヘッドフォン」という聴診器よりは幾分ハイテクな物を使っているのを見た事がありましたっけ。



2017年12月19日 (火)

ツメ交換

3_640x427_2 19日、久々に(?)朝焼けを見ながら帰京。2夜連続の長距離移動で流石に疲れ途中で仮眠するも爆睡してしまい朝の渋滞にハマる羽目に。予定より大幅遅れて帰還となってしまいヤレヤレ。

3_640x428スタジオでドッグ入り中の国産2段チェンバロチェンバロの調整を再開。製作家オリジナルのツメが細過ぎで(昔の人気楽器米国Dowdの真似か?)どうしても好みの音で鳴らないので思い切ってツメ交換する事に。幅広厚み薄目のツメにすると張りがあり艶っぽい音色が出て来たのでひと安心。
 

2017年12月18日 (月)

東西を爆走

640x44818日、プライベートな案件のため地元に車で日帰り往復となり2夜連続で深夜の高速を爆走。地元の中心街を通るも年末恒例の電飾祭り前夜に終わったところで今年は結局点灯した姿は見れず(結構賑わっていたそうですが)。

2017年12月17日 (日)

タフなクラヴィコード

8_640x42717日、ドッグ入り中の楽器調整の1日。大半の(実は殆どの)クラヴィコードは年月経ると弦の張力に負けて本体が捻じれてくるのですが、今回のクラヴィコードはケース材が固い上に堅牢な構造に作られているお陰か全く捻じれておらずそのタフさに感心。深夜急用の為再び西へ移動。そろそろ雪が心配ですが・・・。

2017年12月16日 (土)

ドッグ入りの楽器調整開始

1_640x42716日、ドッグ入り中のクラヴィコードとチェンバロ、数日間の水抜き作業を終えいよいよ調整開始。今回初めて触る幻の(?)製作家の楽器だけに興味深いとお話したところベテラン製作家の方が楽器拝見したいとの事でスタジオ来訪。40歳近い老齢の楽器ながら堅牢な作りに感心。またチェンバロの製作家独自の特殊メカニック機構の複雑さにもビックリでありました。

2017年12月15日 (金)

凝ったイタリアン

9_640x42715日、独逸から届いた新作楽器を信州の個人宅へお届け。最近欧州の演奏家の間で評価が高い人気製作家の楽器(日本からの注文第1号だとか)は分割鍵盤、ショートオクターブ、A=465のみ、レジスターレバー無しという実に凝った仕様のイタリアン。過酷な長旅の後ながら完全密封のお陰でヨーロッパ的な艶っぽい香りと強靭な鳴りがそのままでありました。コンサートで是非聴いてみたいものです。

1_408x640帰京後またもや日本古楽界創世記の立役者の方にお会いして業界秘史を聞き取り調査。日本Vg界事始めの頃の貴重なお話を多数拝聴出来収穫多し。エタ・ハーリッヒ=シュナイダーやドルメッチとの共演の際のエピソードなどは正に秘話でありました。




2017年12月14日 (木)

電飾祭り

1_640x42714日、久々に西のスタジオへ。本格的な寒さと共に激しい乾燥来てますね。加湿器2台稼働させるも除湿器のように何日でも連続運転出来ないのが悩みの種、自動給水出来る加湿器出来れば大発明なのですが。ランチは御贔屓の地元中華街の少し外れの路地奥にある小さなお店へ。越南と中華両方が得意というメニューはどれも安価で美味。何よりも昼間でも必ず空席があるのがアリガタイ(関東では大行列必至でしょう)。久々に神戸の庶民中華の味を堪能。

4_640x427今ちょうど街では師走恒例の電飾祭りの真っ最中。夜は大混雑なので昼に様子を伺いに車で寄り道。人は押し寄せているも皆さんそれ程買い物する訳でも無くこの電飾祭り地元の経済には余り貢献していないように思うのですが・・・。




2017年12月13日 (水)

2台のクラヴィコードが弾ける講習会

2_640x46413日、2月2日に開催が決定したクラヴィコード講習会の打ち合わせで会場のチェンバロ工房を訪問。今回は贅沢にゲブンデンとブントフライというクラヴィコードを代表する2種類のタイプの楽器を弾いて頂ける予定。両タイプを存分に比較出来る貴重な機会であります。2台のクラヴィコードの他にも5台のチェンバロも常備しているので沢山の楽器を一度に見る事も出来るはず・・・。是非講習会ご参加ください。

3_640x427またこちらの工房はクラヴィコードやチェンバロだけでなくちょっと不思議で可愛い立体造形も溢れております(サロンのあちこちにコッソリ置いてあるので楽しいですよ)。こちらも是非ご覧あれ!

10_640x427次は独逸から到着したチェンバロの受取に。今欧州の演奏家に一番人気と評判の独逸人製作家の楽器は呆れる程厳重な梱包の巨大な木箱で到着。どんな大きな楽器が入っているのか心配するも(聞いていたのは小型楽器)クッション材が山ほど入っているだけで拍子抜け。夜移動中にこの冬初めての雪に遭遇。





2017年12月12日 (火)

2台同時にドッグ入り

1_640x46112日、ドッグ入りしていたスピネットをさるお宅にお届け。小型軽量の楽器なので階段上げも1人で大丈夫だと油断するも意外に急勾配な階段と判り結局2人掛かりで慎重に3階上げ。運送後に弾いてみると調律全く狂っておらず仏蘭西製の堅牢さに改めて感心。

4_640x427スタジオから楽器が1台嫁いで行くととすぐに今度は2台の楽器(2段チェンバロとクラヴィコード)がドッグ入り。どちらも初めてお相手する日本のベテラン製作家の30数年前作の楽器ながらそのユニークな作風と堅牢な作りに興味深々。

2017年12月11日 (月)

日本古楽事始めを伺う

2_640x42711日、ドッグ入り中の仏蘭西製の楽器の調整が完了し早速嫁ぎ先が決定。小型ながらバッハが弾ける音域を持つ「便利な」楽器でしたので争奪戦となった次第。

13_640x427午後は某所で日本古楽界の偉大な先駆者についての貴重なお話を関係者から拝聴。戦前に早くもリュートが日本に渡って来ていたという仰天のお話や現在の古楽界の重鎮の若かりし頃のお話など(写真見ても誰だか殆ど判らない・・・)など伺う事が出来日本古楽史研究家としては収穫多いひと時でありました。




2017年12月10日 (日)

師走恒例のMozartオペラ

1_640x42710日、某モダンオケの師走恒例のコンサート形式のMozartオペラ(今年はドンジョヴァン二)本番。今回のモダンオケは指揮者の弾き振りでフォルテピアノを使うだけでなくナチュラルトランペットや本皮ティンパニー、木管フルートなどを使い古楽テイストを交えた演奏ながら一般のお客様にも随分受けが良いようですね。段々モダンと古楽の垣根が取れてきているようで古楽好きでもモダン楽器のオペラ充分楽しめます。来年はフィガ口を上演予定(勿論フォルテピアノ入りであります)。

2017年12月 9日 (土)

軽い!

3_640x4279日、ドッグ入りの為仏蘭西製スピネットをさるお宅より引取。大量に出回っているT社のスピネット(重い!)に比べると音域広い割には随分軽量で1人で簡単に脇に抱えて持ち運べるのがアリガタイ。移動中都心のお洒落なブティック街を通り掛かると若者が朝からあちこちで大行列、師走の大バーゲンですかね。

2017年12月 8日 (金)

重鎮Duo千秋楽

4_640x4278日、仏蘭西の重鎮Duo公演郊外の人気ホールで早くも千秋楽。今回はこの二人の達人にチェンバロ演奏の奥深さと限りない可能性を存分に教えてもらった次第。イヤ私の楽器がこんなに鳴るとは思いもしませんでしたね(私の楽器を良く知る演奏家も同意見でした)。また二人が同じ楽器を弾いても全く違う音色が出て来るのにもビックリでした。古楽系の公演を多分日本一多く開催している今日のホール、来年も古楽ファンには楽しみな公演目白押しの様子。チェンバロファンには2月の伊太利の若手トップのリサイタル また4月にはまだ来日していなかった最後の大物Cem奏者の待望の初来日公演(まだ発表前ですが)など注目公演多し!チケット即完売が多いホールなので御用心。




2017年12月 7日 (木)

モーツァルトオペラにフォルテピアノ提供

1_640x4277日、昨日までの濃厚なラモーの世界から一転今日は某ホールでの軽快なモーツァルトオペラのリハに提供中のフォルテピアノの調律で参上。海外ではもうモーツァルトオペラではチェンバロでは無くフォルテピアノの使用が定番となって来ているようながら(ただ良いコンディションの楽器が出てこない事があるので困るというのが今回弾き振りの英国人指揮者の談)日本でも少しづつフォルテピアノを指名する指揮者が増えて来ており嬉しい限り。

2017年12月 6日 (水)

チェンバロDuo公演初日

3_640x4276日、仏蘭西の重鎮Duoの一般公演初日は築地の人気ホールから。二人共もうすっかり楽器に慣れてくれたお陰で実に多彩でダイナミックなチェンバロの音色の激突が迫力満点!楽器の魅力を限界まで引き出す二人の力量に改めて脱帽でありました。Sempe氏も「このホール音響最高!こんな良いホール世界中でも中々ないぞ」と興奮気味でありました。このDuoの明後日8日の武蔵野公演 、まだ少しチケット残っているとの事、この凄い演奏まだ未聴の方是非お聴き逃しなく!

9_640x427今回の2台のチェンバロの調律、Hantai氏と私が分け合って担当する事に。舞台の照明の熱や空調の風が気になるのでと彼の希望で今日はチェンバロのフタを閉めて調律する「欧州スタイル」。やはり日本のホールなので余り調律の持ちが良くないのではと危惧するも意外に最後まで安定しておりましたね。今度私もこの欧州スタイルやってみようかな?

1_640x427今日のホールは築地市場の真ん前なので場内市場でのランチが楽しみだったのですがナント今日は月1回(?)の休場日・・・(涙)。折角御贔屓の場内蕎麦屋で牡蠣南蛮を食べる事を楽しみにしていたのに見事空振り。それではと場外を探すと路地奥の小さな食堂を発見。名物という牡蠣フライを注文すると大振りな牡蠣が出てきて喜ぶも何故かフライというよりもコロッケのような揚げ方でちょっとガッカリ(牡蠣は美味しかったのですが)。お袋の家庭の味のような牡蠣フライでありました。





2017年12月 5日 (火)

シークレットギグ

17_640x4525日、仏蘭西の重鎮Duoの来日ツァーは某所でのシークレットギグからスタート。壁から天井まで贅を尽くした豪華な和風装飾で覆われた特別な空間で聴くラモーはいつもとは一味違う不思議な異国情緒漂う演奏でありました。それにしても2人の丁々発止の演奏のやり取りは実にエキサイティング!クールに弾くSempe氏と感情がストレートに表に出るHantai氏との対比も面白いですぞ!

2017年12月 4日 (月)

トラブル乗り越え仏蘭西の重鎮2人登場

9_640x4044日、仏蘭西の重鎮Duo公演のリハに2台チェンバロで出動。まだ大分時間あるとノンビリ調律しているとエラク早めに2人が登場しビックリ。聞けばパリからの飛行機が機体トラブルで12時間も出発遅れたそうで結局24時間掛けて日本に辿り着いたそうな。しかし2人共殆ど寝てないはずなのに早く楽器を弾きたいと休まず会場にやって来て疲れも見せず長時間弾き続ける体力には脱帽。またシャープなタッチと完璧なコンビネーションによる躍動感溢れるラモーの世界実に見事。たった2回の公演(12月6日東京 8日武蔵野)是非お聴き逃しなく!


2017年12月 3日 (日)

師走気分

1_640x427_43日、まもなくの仏蘭西重鎮Duo公演に出動のチェンバロ2台の調整がやっと完了。楽器の調整にうるさい奏者相手だけに(お一人は多分業界No.1でしょうね)時間掛かりました。ところがこのDuo公演どちらもまだチケット余っているそうな。業界最強コンビの珠玉の演奏聞き逃すのは勿体ないですぞ!是非お越しあれ!片や4月のオリジナルアルペジョーネが登場するという画期的な公演はチケット発売開始後すぐに完売したそうな(東京周辺で後2か所公演あるのですが)。

4_640x427 午後はまもなく開催のMozartオペラ公演の為某駅前人気大ホールにフォルテピアノで出動。ホールスタッフの方はもう師走の過密スケジュールの慌ただしさに少しお疲れの様子。オペラや第九が続くとそりゃ大変ですね。

3_640x444_2ホール前の広場では巨大Xmasツリーが登場しておりました。これ見りゃ一段と師走気分高まります(どうやって建物内に入れたんでしょうね?)。


2017年12月 2日 (土)

ちゃぶ台で聴くXmasコンサート

1_640x4272日、新座方面に向かうも周辺は武蔵野饂飩激戦区、ランチに地元民で大繁盛の街外れの老舗店を訪問。こちら麺はそれ程固くないもののモチモチした歯応えは絶品。値段は強気ながら(饂飩なのに大盛りで千円越え)量が凄く中盛りでも満腹になるのでCPは良いのかも・・・。

2_640x387昼は久々に某チェンバロ工房を訪問。今回は仏蘭西の重鎮Duo公演で使うチェンバロでは無いさる物(何だ?)をお借りする事に。工房には飼いや野良も含めて沢山の可愛い猫達がいて和みますね。実は猫派なので羨ましい環境でもあります。

3_640x427午後はさる演奏家のサロンスタジオでまもなく開催予定というXmasコンサート で使うチェンバロとパイプオルガンの御機嫌伺い。米国の超ベテラン名工の作のフレンチ相変わらず豪快な鳴りっぷりに感嘆。4月には同じ名工作の兄弟楽器2台のデュオ公演があるとか(まもなく明細発表予定)。こちらも楽しみであります。今日のサロンは和洋の雰囲気入り混じった実に面白い空間。何しろちゃぶ台があるコンサート会場はここだけでしょうね。








2017年12月 1日 (金)

友遠方より来る

1_640x4271日。いよいよ師走ですね。仏蘭西の重鎮Duo公演の為連日楽器調整。環境変化に敏感な鳥の羽のヴォイシングに苦労しております。また調整の合間にウチのチューナー勢揃いさせて各チェンバロとの相性をチェック。意外にも殆ど使えないだろうと予想していた携帯会社からオマケでもらった安電子板が一番精度が高く仰天。イヤ実際使ってみなければ判らないものであります。

2_640x427仕事をしていると突然旧知の伊太利人Cem奏者から「今日本に来ているんだけど遊びに行っていい?」と連絡が入りビックリ。何故かご近所にいるとの事でちょうどスタジオに楽器一杯並んでるよと言うと喜んで来てくれ試し弾き。弾き手によって楽器の鳴りが違うのが実に興味深し。




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