東京で初めてチェンバロを弾いた邦人演奏家
27日、日本古楽界の最長老の方から最初期の頃のお話を聞く為、またその頃の古楽器演奏のレコードを聴いて頂く為携帯蓄音器を携えお宅を訪問。戦前から世界的な演奏家と広く交友をお持ちだった一家の様々なエピソードは初めて伺う貴重な話ばかり。中でも関西から約5年遅れるものの昭和17年(戦時中!)東京で初めてコンサートでチェンバロを弾いた日本人についての証言が飛び出して仰天。今まで正直当時のご時世がコンサートどころでは無いはずで資料にはチェンバロ使用とあるものの実はピアノの代用だったのではと疑ってましたがその東京初のチェンバロ奏者の背景と使用楽器もほぼ判明し大収穫。しかしお話伺う中で戦前日本に知られざるチェンバロがまだあった可能性も出てきてしまいこちらは新たな謎が出現してしまった次第。今後の謎解きが楽しみであります。
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