これぞ本当のハルモニウム
12日、さる演奏家のお宅で最近入手されたばかりという1892年パリ製のハルモニウムを念願叶って初めて拝見。コンサートでハルモニウム(吹き出し式足踏みオルガン)が必要な際も今まで普通のリードオルガンやポジティフオルガンでの代用ばかりでしたが(中には堂々とハルモニウムですと言って足踏みオルガンが登場する事も結構ありましたが)、今回ヨーロッパで秘蔵されていた有名メーカーの大型ハルモニウムの逸品に幸運な事に遭遇し丁寧な修復を経て入手されたとの事。音色を聞けば確かにリードオルガンとは全く違う豪快かつ繊細で実に多彩な表現力を持つ楽器であります(そのストップの多い事!)。これからはコンサートで積極的に使っていきたいとの事。日本でもやっと本当のハルモニウムの音色を聴ける時代が到来したようで実にメデタイ!
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