金屏風でBach
24日、伊豆半島先端の古い港町でのVn&Cemデュオ公演にジャーマンで出動。先日の台風直撃の影響が心配で夜明け前には御江戸を出発するも案の定小田原辺りで通行止有り。しかし幸い大幅な迂回はせずに順調に伊豆に辿り着いてしまい時間を持て余す羽目に・・・。
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そこでまずは腹ごしらえと海岸沿いで早朝から開店の大衆食堂で干物(やはり本場の物は絶品!)と刺身の定食を注文。店の方に伺うと台風の日は高台に避難していたとの事。やっぱり海沿いは怖いのよとおっしゃってました。
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伊豆は温泉の名所、折角近くに来たならと大海原を眼下に見ながら入れる噂の露天風呂(つい最近まで混浴だったとか)を初訪問するも残念ながら臨時休業。上から風呂を覗くと屋根も無い露天風呂が3つあるだけでこんな丸見えの所で良く入れるなと思っていると台風で風呂の建物すべて流されてしまった様子。本当はこんな姿だったようです(こちらにも写真あり)
温泉に入り損ねたので今度は山奥に入り温泉街の食堂で名物山葵丼を注文。自分で山葵を擦ってホカホカの御飯に乗せるというシステムながらその山葵がトンでも無く辛いのには仰天。激辛カレーを凌ぐ強烈な刺激で水を飲んでも火に油状態でますます口中が痺れるのには参った・・・。本当はこの後もう1件温泉にチャレンジするつもりが山葵のお陰で体が火照ってきてしまい温泉を断念する羽目に。いや伊豆の山葵恐るべし。
伊豆食べ歩きの最後はホールご近所の海鮮食堂で地魚丼。本当は同じご近所に御贔屓の鰻屋があったのですが余りの人気の為か1人では予約NGの上に予約無しでは入店難しいかもと言われ訪問を断念。まあ地魚も流石漁港町なので新鮮で美味かったので満足でしたが。
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急に出来た空き時間を有効に使い(計画的?)御機嫌でホール入り。今日はホールの客席に金屏風をズラリと並べての中々豪華な演出の舞台。もうベテランと言うべき実力派2人による濃厚なBachプログラムは聴き応え充分。しかし余りの熱演の為かVn奏者が終演と共に倒れ込んでしまい騒動に。結局救急車で搬送となりましたがちと心配であります(宮さま大丈夫?)。
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