みちのくでBach
14日、みちのくの老舗音楽ホールでの白耳義老舗古楽グループのBach公演にジャーマンで出動。前日夜本番の後深夜北に向かい早朝現地入り。疲労困憊の中ホールご近所に温泉があると知りリフレッシュの為朝風呂へ。評判の共同浴場(200円!)に入ると湯船の前に衣装棚があるだけで洗い場も蛇口も無いというシンプルさにまず仰天。その上湯の余りの熱さに数分でギブアップ、張り紙には最近は観光客の為に湯温度少し下げてます(それでも43℃とか)との案内あるので昔はトンでもなく熱かったのでしょうね。釜茹地獄状態ながらそれでも心地良い温泉でした。お陰でこちらは訪問したいホール上位にいきなりランクアップであります。
私は20年振りの訪問というこちらのホール(どんな演奏家と来たのかが覚えていないのですが)広大な空間にパイプオルガンがあり九谷焼のタイルを張り詰めたという贅沢な内装は残響豊かで抜群の音響(今日のメンバーも褒めてましたね)。これだけの財産あるならもっと古楽公演やってもらいたいですね。
ホールの方から「ウチにもチェンバロあるのですが」と伺い拝見するとペダル付きのモダンチェンバロ。バンジャマン君に話すと「またプーランクやファリャの作品が人気になればモダンチェンバロも使われるかもね」との事。いつか再評価される日が来るのでしょうかね?
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ホール隣には昭和の巨匠作曲家の記念館があり見学すると愛用という蓄音器や銘器ハモンドオルガンが展示されており興味深々。この巨匠、我が故郷の名曲「六甲おろし」を作曲されているのですが他にもライバル球団の曲多数作られているそうで中々心境は複雑であります。古楽のレジェント・シギス親方によるBachの演奏みちのくでも大受け、終演後慌ただしく帰京するも事故渋滞で50kmも迂回、最後御江戸のモーツァルト公演出動のフォルテピアノを引き取り今日の任務完了。
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