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2017年9月28日 (木)

第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール

6_709x102428日、来年2018年9月にポーランドのワルシャワでピリオド楽器によるショパンコンクールが開催される事になりました。有名なショパン国際コンクールと同じ主催者による初めての開催となります。フォルテピアノ界にとって実に画期的なイベントとなるはず。日本でのプレイベントも開催予定とか。ポーランドの公式HPはこちら

 
コンクールの大まかな内容が伝わってきましたのでご紹介いたします。
 
 
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール
 
 + コンクール参加希望者は2018年5月1日までに参加申し込みをする   年齢制限は18歳から35歳まで
 
 + 第1次予選はヴィデオによる審査
 
      1台のカメラで演奏を中断無く録画
 
      使用楽器は 1860年までのエラールまたはプレイエルのピアノ  またはショパン生存中(1810年~1849年)のウィーン式ピアノ(コピー楽器も可)
 
10_474x640 + 2018年6月30日までにヴィデオ審査から選ばれたワルシャワでの本選会進出者30人をHPで公表
 
 + コンクール開催前にワルシャワで本選会使用ピアノの練習を予定
 
   コンクール提供楽器
 
    historical pianos from the Institute's collection
 
     Erards from 1838, 1849 and 1855,
 
     Pleyels from 1848 and 1854,
 
     and a Broadwood from 1843
 
     as well as copies of period instruments,
 
     including an instrument specially commissioned for the Competition: 
 
a copy of Chopin's Buchholtz piano from Warsaw.
 
 + 本選コンクールの概要 2018年9月2日~14日
 
       第1ステージで30人から第2時ステージ進出15名を選抜(4日~6日) 
 
       第2ステージでファイナル進出6名を選抜(8日~10日)
 
       ファイナルではオーケストラとの共演を予定(12日~13日)
 
 + 賞金は下記の通り
 
      第1位  15000€
 
      第2位  10000€
 
      第3位    5000€
 
      残りのファイナリスト 1000€
 
 + 審査員 Claire Chevallier 
         Nikolai Demidenko 
         Nelson Goerner 
         Tobias Koch 
          Alexei Lubimov 
         Janusz Olejniczak 
         Ewa Pobłocka 
         Andreas Staier  
          Wojciech Świtała 
                        Dang Thai Son
 
 
現在はワルシャワ側の公式HPのみですが、近日中に日本語のHPも開設予定です。

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