地元でチェンバロお届け
22日、前日埼玉の工房で積み込んだメンテナンス終えたチェンバロを600km走って今朝西のスタジオ近く(?)の演奏家宅に無事お届け。17世紀仏蘭西リヨン製のオリジナルがモデルとの事でコンパクトながら(軽くて運び易い!)明瞭な発音と豊かな音量で中々の優れ物。所有者の方に伺うと長年コンサート等で使いながら殆どトラブル知らずのタフさも素晴らしいとの事。最近初期フレンチが余り話題にならないだけに久々に興味深い楽器を拝見出来た次第。
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訪問先ご近所の海岸部は実はディープな酒蔵エリア。その辺りを通過中に最近ハマっている酒蔵を偶然発見し勇んで初訪問。170年前の蔵がまだ健在という超老舗の酒は意外にも中々斬新な物多し。今日は蔵でしか販売していないというレアな発泡にごり酒をゲットし帰宅後早速頂くも活き良すぎで開封の際相当暴れるも(暴発寸前でした)実にフレッシュでさわやかな味で大満足。
ランチは蛸と鯛で有名な地元漁港近くの隠れ家食堂で蛸天の定食。プリッとした歯応えの地元名産の蛸が実に美味ながら突き出し果実がイチジクというのも風情あり(今年初物でありました)。しかしこちら料理が出て来るのが余りに遅く忙しい勤め人には不向きと思われているのか余り混雑しないのがアリガタイ。
最後は久々に私の実家を訪問するも町内は地蔵さん祭りでしたね。実は私の母の生まれ故郷浪速の街の近所には本業は噺家がやる代書屋があって良く使いで言ったとの事。それは話を聞くとどうやら人間国宝桂米朝の師匠4代目米團治の事のよう。名人米團治に直接会った事がある者が身内にいたとは驚きでありました。
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