今年はチェンバロ公演豊作の年
20日、今年はチェンバロファンにとっては嬉しいチェンバロ公演大豊作の1年でして海外から凄腕奏者が続々来日予定であります。まずは4月に先陣を切って登場したのが2012年ブルージュのチェンバロコンクールの覇者である仏蘭西の若き実力派。鮮烈なゴールドベルグ変奏曲は先日BSTVでも放送されたばかりですね。
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6月には2006年ライプチヒのバッハコンクールと2007年ブルージュの両方を制覇したという伊太利の俊英のリサイタルが調布の御寺で開催予定。その切れ味鋭い鍵盤テクニックは必見であります。前回来日時はいきなり髭面に変身しておりビックリでしたが今度はどんな風貌で現れるかも楽しみであります。
10月には2004年ブルージュのコンクールで若干19歳でブッチギリの優勝をし話題をさらった仏蘭西の実力派がベルギーの老舗古楽オケとのコンチェルトで久々に日本に登場の予定(全国ツァーの予定)。若き天才も今や欧州チェンバロ界の中心的存在でしょうか。成熟した演奏期待出来そうであります。
2007年のブルージュのコンクールで上記の伊太利の俊英とトップを分け合ったベルギーの俊英が10月11月に来日の予定。日欧の実力派が揃ったアンサンブル(弦と管の他にチェンバロ2台+ポジティフオルガンという豪華な鍵盤編成ですが)でその達悦したチェンバロ演奏を披露の予定。
以上がブルージュのチェンバロコンクールの覇者の来日4連発であります。その他にも12月には惜しくもブルージュ2位だったというこの奏者の久々の来日公演が・・・。今回は彼ともう1人の超大物同士のDuoリサイタルの予定。いやこれだけのチェンバロ界の大物が勢揃いとは驚きの1年であります。チェンバロマニアの皆さんどれもお聞き逃し無く!
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