23日、伊国水都古楽オケの来日ツァーも東へ移動し御江戸西部の人気ホールでの公演にMARTIN SKOWRONECKのイタリアンで出動。今日はお隣のライバルホールも古楽公演があったようで図らずもヴェネチアvsウィーン、ヴィヴァルディvsベートーヴェンの対決となった次第(ベートーヴェンにはチェンバロの出番無いので当然私はヴィヴァルディ派でありましたが)
今日も今回のツァーの主役のマンドリン奏者が舞台上で大暴れの活躍でお客様に大受けでありました。しかし激しいアクションで弾くのにマンドリンはストラップ無しというのは驚きであります(そんなに軽い楽器なのでしょうかね?)。あれだけ早いパッセージを楽器を支えながら弾いているのが信じられないのですが・・・。
また今回の影の主役はたった1曲ながらド派手なマンドリンに押される事無く見事に吹きまくるソプラノリコーダー!少しオカリナのような潤いのある音色が実にチャーミングでありました。彼女はヴァイオリンもリコーダーも鍵盤楽器もソリスト級というトンデモナイマルチプレーヤーとの事。いや凄い演奏家がいるもんです。
今日は実はウチにとって伊太利Day、西でも伊国から来日のリコーダーとチェンバロのアンサンブルの公演にイタリアンチェンバロを提供(東西ともMARTIN SKOWRONECKのイタリアンでありました)。こちらのグループは明日明後日も公演があるので関西の古楽ファンは是非お聴き逃し無く!
私の中では音響の良さと共にご近所に素晴らしい食べ物屋があるかがホールの評価の重要なポイントであります。そう言う意味では今日のホールは実に高ポイント!最近見つけた朝6時からやっているという安価で美味な庶民的定食屋に今日も朝から出撃。これだけ食べてほぼワンコインというのも素晴らしいものの相当ご高齢で体折れ曲がっておられながら店を仕切る老女将の実に見事な接客も味わい深いですね。
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