越後へ
26日、夜明け前にみちのく山形の山奥を出発し越後へ150kmのドライブ。気温零下の厳しい寒さの中、雪国素人ドライバーは道路凍結を恐れながらの峠越し。みちのくはまだ春は遠いようですね。
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今日は日韓古楽トリオの新潟公演。中心街から少し離れた郊外のオープン3年目という外観も内装も斬新なデザインの新しいホールは約500席と少し広い会場ながら音響素晴らしく実に古楽向き。御江戸にあれば引く手数多の人気ホールとなるでしょうね。
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リハの合間にホールご近所の寿司屋でランチ。人気の海鮮ちらし丼は新鮮な地元産の魚を中心に20種類のネタを使った贅沢なモノ。新鮮なネタとと共に沢山の海老をふんだんに使った汁も上出来でありました。
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公演が終わり宿泊は現地の老舗ホテル。実はこちらは昭和16年10月12日に日本で初めてのクラヴィコードリサイタルが行われた日本古楽界にとって重要な聖地であります。演奏家はチェンバロと共に熱心にクラヴィコードでの演奏活動を行っていたエタ・ハーリッヒ=シュナイダーですね。戦前から日本古楽界に大きく貢献した彼女の足跡を検証するイベントはこちらであります。
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とてもすばらしい演奏で、感動しました。
特に、これほどすばらしいリコーダーを、初めて聴きました。
ダブル・フルートの演奏は、神業でした。
天才というのは、このような人のことを言うのだと思ってしまいました。
今日は、他でもいくつも公演が重なったためか、聴衆が多くありませんでしたが、私は、このコンサートを選んで、大正解だったな、と思いました。
ラッキーでした。
投稿: 新潟の阿部です。 | 2017年3月27日 (月) 02時01分