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    my Cembalo by R・Yoshida

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2017年3月

2017年3月31日 (金)

千秋楽は能舞台

3_640x48031日、日韓古楽トリオのツァー安芸國の人気ホールで千秋楽。このホール、普通の舞台の奥に能舞台が収納されている凝った構造。能舞台の転換に時間掛かりますと言われていたのに自動で出て来るだけですぐでは?と見ていると舞台はナント秒速1cm(!)という実に優雅な速度で御出座しになりました。コリャ時間掛かる筈ですね。

6_640x480普通の能舞台は余り音響良くない事が多いのですがこちらは音色といい残響といい実に古楽器に合うのでビックリ。流石日本独特の檜舞台は音の増幅と反射が素晴らしいですね。多分普段は通常のホールなので客席の残響が他の能舞台より優れているのが良い結果につながったのでしょう。古楽公演の穴場であります。

10_640x480しかし伝統文化の象徴だけに色々制約も多いのは確か。まず白足袋でないと絶対舞台に上げてくれないですし(演奏家も白足袋でした)チェンバロも床に触れる部分を養生しないといけないですし・・・。本当は檜床にチェンバロ直置きする方がもっと豪快に鳴るのでしょうがそこが少々残念でありました(まあ柔らかな檜材なので仕方無いのですが)

1_640x480ご当地はお好み焼の本場なので(関西人は本場はウチやで~と言いたいところですが)地元でちょっと評判という街外れのお店で味試し(街中の人気店は観光客相手ばかりのようですね)。中々庶民的なお店で机は会議用折畳机ひとつに丸椅子があるだけというシンプルさながらフワトロの焼きで量多くガーリックがしっかり効いた個性的な味で中々美味でありました。終演後すぐに帰路に就くも(プロ野球開幕戦でホテル満杯でした)途中の山陽道で雪に遭遇し仰天。まだ春は遠いようですね。

2017年3月30日 (木)

花見はまだ早い?

640x42930日、昨日に続き年度末の学校のピアノ陣の調律へ出動。物を大切にする校風の学校だけに年代物のピアノが多いもののしっかりと手入れをされておりどれも健在、中には私より年配の象牙鍵盤の高級ピアノもあり仕事ながら楽しいひと時。最後はこれまた年代物の国産A社のチェンバロの御機嫌伺い。この時代のチェンバロは実に堅牢ですね。帰り桜の名所を通るとガイド嬢の旗に引率された中国人(?)団体様が来ておりましたが桜はまだ開花前で全く花見出来ず。一時期は月末は見頃なんて予測もありましたが見事な空振りでしたね。

2017年3月29日 (水)

7日連続車中泊

640x48029日、日韓古楽トリオの全国ツァーも後半戦の越中公演を終え久々に西のスタジオへ帰還。ツァー前半戦みちのくや越後では雪に悩まされるも今日通過した雪の難所越前の山間部は殆ど雪は消えており西は春近しの予感が。午後からは年度末恒例の校内現代ピアノ多数の調律で某女子高を訪問。まだ春近しと言いながら乾燥激しく現代楽器でも今だ不安定ですね。最後はお馴染みT社のスピネットを西のスタジオへ。実はツァーの期間中雪道のスリップ防止用重しとしてずっと車に放り込んでおり厳しい寒さの中7日連続車中泊ながらフタを開けてみると調律全く狂っておらずそのタフさに改めて感嘆でありました。

2017年3月28日 (火)

越中でマニア興奮

1_640x47528日、越中2日目は湧き水マニアの血が騒ぎ早朝より訪問先で全国に名立たる名所を訪問。街の中心にある駅前の一角にそんな湧き水の名所があるとは驚きでしたが中々まろやかな名水でありました。

5_640x480日本海沿岸に来たなら活きの良い魚を食べなくてはと海鮮料理マニアは少し離れたさる漁港食堂を訪問。開店直後に入店し看板メニューの海鮮丼を頼もうとするも「売り切れです」と言われ愕然。でも先に入店した人は誰も注文してい無い様子、これは客寄せメニューを意図的に外したのでしょうね。高額のお勧めメニューを避けて刺身定食を頼むも期待外れでガッカリ・・・。観光客相手のお店の遣り口に怒り心頭。

11_640x469ランチの後は運河マニアの血が騒ぎご当地名所のパナマ運河式の水面上下する珍しい運河を訪問するとちょうと観光船が2.5mの水面差を超える貴重な場面に遭遇。ノンビリした風景ながら船が2.5mもの水面差を乗り越える姿には興奮しますね。

17_640x480日韓古楽トリオのツァー4日目は越中の高層ビルにあるホールで開催。新しいホールながら暖房掛けると外は雨でも舞台は異常乾燥な上に空調の温度調整が迷走気味で楽器にはタイトな現場でありました(チェンバロよりもリコーダーが辛かったでしょうね)

18_640x479しかしホールのロビーからは目の前の道路を通るトラム(路面電車ですね)が鑑賞出来鉄道マニアは大喜び。レトロな車両が多い中でモダンな車両も走っておりまるでヨーロッパの街のようですね。あちらの車両のお古を使っているとも伺っておりますが・・・。

21_640x480公演ホールの搬入EVもマニア心くすぐる優れ物(?)。ナントチェンバロの形でしたね。どんな事情があったか判りませんが中々珍しいものでありました。













2017年3月27日 (月)

越中へ

1_640x48027日。日韓古楽トリオの全国ツァーも中休み、今日は越後から次の公演地越中まで250kmを一般道で移動。まずは新潟で早朝より豪勢な魚料理が安価で食べれる食堂を発見(市街地からはかなり遠いのですが)。大振りなネタテンコ盛りで3桁のお値段が素晴らしい!

5_640x440道中海沿いの漁港市場では日本海ならではの海の幸がズラリと並んでおり壮観(やはり蟹が主役ですね)。しかしどこも凄い観光地値段にたじろぎ結局目の保養だけで退散。越後の南部を走行中に途中急な激しい雪(ヒョウ?)に遭遇し周辺が見るまに真っ白になる様子には仰天。

10_640x480途中糸魚川市内を通過すると昨年末の大火事の激しい痕跡が・・・。こんな大規模な火災跡を見るのは阪神大震災以来か。今だに建物解体中のところもありまだまだ復興するのには時間掛かりそうですね。

13_640x480_2越後から越中に入ると街道沿いには急に「たら汁」の看板が出てきますね。余り口にする事は無い大衆魚タラも上手く調理すると中々美味いものでした(値段も上品になるのは困ったものですが)。








2017年3月26日 (日)

越後へ

1_640x47826日、夜明け前にみちのく山形の山奥を出発し越後へ150kmのドライブ。気温零下の厳しい寒さの中、雪国素人ドライバーは道路凍結を恐れながらの峠越し。みちのくはまだ春は遠いようですね。

12_640x480今日は日韓古楽トリオの新潟公演。中心街から少し離れた郊外のオープン3年目という外観も内装も斬新なデザインの新しいホールは約500席と少し広い会場ながら音響素晴らしく実に古楽向き。御江戸にあれば引く手数多の人気ホールとなるでしょうね。

13_640x474リハの合間にホールご近所の寿司屋でランチ。人気の海鮮ちらし丼は新鮮な地元産の魚を中心に20種類のネタを使った贅沢なモノ。新鮮なネタとと共に沢山の海老をふんだんに使った汁も上出来でありました。

21_640x485公演が終わり宿泊は現地の老舗ホテル。実はこちらは昭和16年10月12日に日本で初めてのクラヴィコードリサイタルが行われた日本古楽界にとって重要な聖地であります。演奏家はチェンバロと共に熱心にクラヴィコードでの演奏活動を行っていたエタ・ハーリッヒ=シュナイダーですね。戦前から日本古楽界に大きく貢献した彼女の足跡を検証するイベントはこちらであります。








2017年3月25日 (土)

みちのくへ

3_640x46525日、日韓古楽トリオのツァー2日目はみちのく山形へ。東北道を順調に北上するも一般道で山間部に入るとそこはもう一面銀世界で仰天。聞けば前日に雪降ったそうですね。春間近の雪には地元の方も驚いたとか・・・。1日違いで雪に合わずホッ。

8_640x480訪問地は蕎麦の激戦区との事で楽器搬入前に蕎麦好きは勇んで早速地元の評判店へ。丁寧に打たれた蕎麦の味と量の多さと共に意外にも薬味の美味さに感嘆。

12_640x480今日のホールは多少年季の入った建物ながら広い割には音響素晴らしく古楽器が後ろの客席まで充分通る珍しい会場でした。しかし雪国だけあって暖房入れないと舞台は底冷えの寒さでチェンバロの調律に四苦八苦。







2017年3月24日 (金)

日韓古楽トリオ初日

3_640x48024日、都心の某有名教会での日韓古楽トリオの来日ツァー初日に白フレンチで出動。流石古楽の本場Baselで活躍する若手だけあってその演奏は躍動感溢れ実に刺激的。音響素晴らしい会場での素晴らしい演奏だっただけに一般の方が入れないクローズド公演だったのはナントも勿体ない!

12_640x480今回リコーダー奏者は実に7本もの笛を吹き分け。中には珍しい2本が合体したダブルリコーダー(?)の演奏もあり(まるでRoland Kirkのようでしたね)熱演でありました。




2017年3月23日 (木)

バーゼルから日韓古楽トリオ来日

4_640x48023日、明日からの全国ツァーでご一緒するバーゼル在住のVn+R+Cemの日韓古楽トリオのメンバーが来日し初顔合わせ。若手グループと思いきや中々経験豊富な奏者達のようで切れ味鋭い演奏を聴かせてくれそうです。東京はクローズド公演ながら、山形(長井)・新潟・富山・広島での公演が予定されてます。ヨーロッパ古楽最前線のフレッシュな演奏を是非お聴き逃しなく!

2017年3月22日 (水)

海外から古楽奏者ぞくぞく来日

1_640x48022日、朝からもう春の陽気の房総半島へ現代ピアノの御機嫌伺いで出動。国産Y社の約半世紀前の最高級アップライトピアノ、そのメカニックの完成度の高さと明瞭で誠実な音色に改めて感嘆!もうこんな贅沢な作りは今のご時世では出来ないのでしょうね。ランチは太平洋を望む海岸の海鮮食堂で鰻重ならぬいわし重と貝汁。皆さん食べられている巨大な天然蛤の網焼きも美味しそうでしたが・・・。

2_640x480午後はスタジオに戻り出動間近の楽器陣の最終調整。春は若きチェンバロ界の新星マンドリン&伊国古楽オケなどメジャークラスも来ますが日韓古楽アンサンブル若手イタリア古楽グループなどの新鋭も来日し全国各地で公演予定。是非お聴き逃しなく!



2017年3月21日 (火)

みちのくで楽器弾き込み

3_640x48021日、みちのくのお馴染みのホールに東京から演奏家をお連れしてチェンバロ・ポジティフオルガン弾き込みで出動。訪問時恒例のホールご近所の漁港での海の幸ランチは生憎御贔屓の人気大衆食堂が臨時休業(昨日まで連休でしたね)との事で仕方なく(?)観光客相手のお店に行くも値段高めの割に何故か地元民で満員、皆さん同じお店目当てのランチ難民でありました。

5_640x499ホール所有の楽器の悩みは出番が無いと全く弾かれず鳴りが大人しくなってしまう事ですね。いつでもベストの状態で楽器を提供出来るようにする為に今日も楽器コントロールに精通した演奏家に16f付き大型チェンバロとポジティフオルガン2台の弾き込みをお願いした次第。半日存分に弾き込みして頂くと見違えるように張りの有る鳴りが戻ってきましたね。ところで今日は独逸の小川さんのバースディでしたね。

2017年3月20日 (月)

春の賑わい

7_640x505_220日、西のスタジオへ向かうといつもは閑散としているのに周辺はまるで「おばあちゃんの原宿」状態。お大師の日と彼岸と連休が重なりお隣の古寺に凄い参拝客が押し寄せてましたね。その上お隣の旅館に甲子園出場の高校球児が2校も宿泊しており(どちらも練習で不在でしたが)一帯は春の賑わいで溢れておりました。

16_640x473スタジオでチェンバロを積み込んで港近くのホールへ向かうもこちらも何故か凄い人出、どうやら豪華客船QEが寄港しているのだとか。その容姿を対岸から拝見すると街が丸ごと海の上を移動しているように思える程の巨大さですね。

17_640x480午後は某ホールの現代ピアノの調律。その後東へ移動するも連休最終日の高速大渋滞に恐れをなし御殿場で渋滞解消するまで待機し深夜帰京。



2017年3月19日 (日)

浪速の歴史的教会

2_640x48019日、某所で日本に初めて来た世界的チェンバロ奏者エタ・ハーリッヒ=シュナイダーと関西との関係を証明する貴重な資料を拝見。昭和16年シュナイダー女史が大阪の相愛女子専門学校音楽科に赴任した際にその場にいらっしゃった方の貴重な証言と秘蔵の写真を多数入手出来大興奮!その後日本で最初のチェンバロコンサートを行った会場(昭和8年竣工)を久々に参拝。いつの間にかお隣のビルが消えて全景が見渡せるようになっておりビックリ。この2つの事が関連する日本古楽史の創世記の謎を探るイベント「日本のチェンバロの歴史は大阪から始まった!」、詳しくはこちらをご覧ください。

7_640x484今日は浪速での器楽&合唱グループの公演にオルガン+チェンバロで出動。諸事情でリハと本番が違う会場になってしまいリハ終了後急いで会場間を楽器移動する事に。しかしたった数百mの移動で面倒なので車に積み込むより直接運んでしまえと楽器を押して幹線道路の横断歩道をチェンバロとオルガンが爆走(笑)。

10_640x480今日は昭和4年建築という浪速でも数少ない歴史有る教会での公演。古楽系にも人気の会場ながら実は私は20年振りの参上でありました。





2017年3月18日 (土)

連休で大混雑

2_640x48018日、昨夜の大聖堂公演終了後すぐに西へ移動するも高速道路はどこも大賑わい、PAで休憩しようにも満杯で車停められずスルーする事数回、深夜にも関わらず3連休の混雑の凄い事!西のスタジオに到着し先日調整終えたスピネット2台の弾き比べ。同じメーカーの同じモデルでも並べてみると随分違うものですね。試奏を終え1台は早々にさる個人宅にお届けへ。

2017年3月17日 (金)

残響7秒の響き

1_640x48017日、ご近所の大聖堂でのモンテヴェルディ生誕記念公演にポジティフオルガンで出動。久々に残響7秒という豊かな響きの中での歌と器楽の演奏を堪能。meantone調律も実に綺麗に響いておりました。やはり西洋古楽はこのような音響の中で作られて来たのだと改めて実感した次第。

2017年3月16日 (木)

モンテヴェルディ生誕450年

3_640x49016日、今年はモンテヴェルディ生誕450年ですね。それを記念する公演のリハにオルガンで出動。久々にオルガンをMeantoneに調律、昔はMeantone調律でのアンサンブル演奏は中々難しかったのですが今や管・弦楽器共にしっかりと対応出来る時代になったようで頼もしい限り。中々対応難しかったリュートも「分割鍵盤(フレット?)」なる仕掛けでクリアしているとの事。時代は進む!と感じる此の頃であります。

2017年3月15日 (水)

御贔屓鰻屋

1_640x48015日、昨日引き取り調整をしたチェンバロをお届けに西へ往復700kmの日帰り出張。寒の戻りで冬の難所御殿場の雪心配するも遠くに見える山間部白くなった程度で道路には影響出ずホッ。お届け先で狭い階段降ろしがあるものの昨日の難易度超高い運び出しに比べると実に楽勝でありました。

3_640x480チェンバロお届け後はご近所にある全国に名を轟かす鰻屋を久々に訪問。相変わらず大将が年季の入った店舗の店頭で丁寧に炭で焼く鰻の煙に燻されての入店待ちとなるも名人芸の裁きと焼きに見惚れ乍らの至福の時間でありました。香ばしい煙で霞む店内やお吸い物の為のお湯を店先の炭の七輪で沸かすという平成の世とは思えぬ古風なスタイルはもう歴史遺産であります。

5_640x528出て来るうな丼の盛りの豪快さも驚愕モノ、また絶妙な炭の焼き加減も絶品!今のところ鰻屋では全国でも御贔屓の筆頭のお店であります。悩みは事前予約が出来ず朝から店に行って直接順番を取らないといけない事か(。ハードル高いお店ながらそれだけの価値の有る名店ですね。

6_640x467帰路には雨上がりの空に鮮やかな虹が。








2017年3月14日 (火)

難易度高いチェンバロ搬出

3_640x48014日、チェンバロ引越の為都心のマンションに出動。長年のチェンバロ運送歴の中でもベスト5に入るであろう難易度高めのお宅で以前入った筈なのに「部屋から出ない」「廊下曲がらない」「エレベーター入らない」と大騒動の末やっと搬出完了(私の記憶力の悪さが一番の問題でしたが・・・)。その後はお届け前に楽器のご機嫌伺いを行う為スタジオにドッグ入り。季節跨ぎで少々御機嫌斜めだったのがメカニック総分解し各部丁寧に調整していると見る間に張りの有る鳴りが戻ったようでひと安心。

2_640x480昼飯は移動中に偶然通り掛かった都心の庶民的とんかつ屋でデミグラスかつ丼。丁寧に揚げるとんかつ屋は随分待たされるのが常ながらこのお店注文配膳勘定をすべてこなす女将さんの神業的な仕切りが素晴らしく(見ているだけで楽しい!)美味しいかつをすぐに食べれるのがアリガタイ!


2017年3月13日 (月)

地獄からの生還

2_640x48013日、連日湿度約10%、温度27℃と過酷な環境でのお勤めを終えたチェンバロ、オルガンがスタジオに帰還。早速ダメージ回復の為の御機嫌伺いを開始。まずは適度な湿温度の中で楽器のカバーを取るもフタを開けずに半日放置、その後やっとフタを開けてまた半日置き充分内部まで湿気を与えてからやっと調律調整を開始(加湿急ぎ過ぎるのも実は危険なのですよ)。1日掛けて慎重に加湿しても簡単には元には戻らない様子、楽器が捻じれるところまで行くと回復には時間掛かりますね。

2017年3月12日 (日)

口短調ミサ本番

1_640x48012日、北陸での口短調ミサ本番。連日湿度10%近くで温度も27℃と楽器にとっては極限状態が続いた為かチェンバロも少し捻じれてきたようでタッチが激変した程、しかし調律ピッチは殆ど変わらないのは流石タフな作りの独逸製であります(本番休憩中の調律全く不要でしたし)。終演後信州の雪山超えて(道路には雪無かったですが)深夜帰京。

2017年3月11日 (土)

運河マニア

1_640x48011日、本来今日の午前中に北陸へ移動のはずが「雪怖い!」と前日入りしてしまったので昼までフリー、それならばと実は隠れ運河マニア(!)がお気に入りの日本でも数少ない現役閘門(船運航用に水面上下に変動する運河)を拝観へ。ちょうど工事中で船の航行は見れなかったものの珍しい水無しの状態が見れたので大満足。

6_640x490今日は明日本番の口短調ミサ公演のリハにパイプオルガンチェンバロ2台で出動。順調にリハが進んでいる最中にBach関係者では知らない者はいないライプチヒ在住のT氏が突然会場に現れ仰天。聞けばこちらが地元だそうで帰国したその足で空港から直行して来られたそうな。

8_640x480舞台上は冬特有の凄い乾燥で湿度計がついに測定不能と表示する程(湿度10%近かったのでは・・・)。タフな独逸製チェンバロもこの異常事態には流石に耐え切れず珍しく断弦発生。久々に冬の舞台の厳しさを味わった次第。





2017年3月10日 (金)

雪国へ

1_640x48010日、スタジオで出陣前やドッグ入り中のチェンバロ陣の御機嫌伺いの1日。まだ冬の厳しい乾燥続いており本番舞台の環境を想定しての事前の仕込み結構難しいですね。加湿器もまだフル回転であります。

8スタジオ仕事終え楽器2台を積み込み北陸へ移動。当初明日移動のつもりが直前の大雪のニュースに恐れをなし急遽前倒しで現地入りに変更した次第。途中の山間部はまだ雪盛大に残ってましたがドライブには支障無くホッ。




2017年3月 9日 (木)

2台同時にリニュアル

2_640x480_39日、スタジオ内にドッグ入り中の2台のスピネットを並べて同時進行でリニュアル作業。日本チェンバロ界最大のヒット商品だけに相当年季の入った状態でもその堅牢な構造のお陰で余りダメージ無いのは流石であります。しかし長期間製造されていたモデルだけに2台を比べると時代によって細部が微妙に違う事が判り勉強になりました。

2017年3月 8日 (水)

税ムショでディスカウント

1_640x4808日、朝一番で年貢納めのため税ムショへ。書類提出窓口で担当者が受領の判を押そうする寸前に何故か電卓取り出しゴソゴソするので何事?と思っていると「1か所数字間違ってますので訂正して下さい」と突っ返され落胆するも訂正すると数万円も税金安くなる事が判り最後はニッコリ。放っておけば判らないのにわざわざ年貢のディスカウントを指示してくれた税ムショ員に感謝!

4_640x480_2無事(?)年貢納めを終え次は京へ移動。まずは今度能舞台での公演あるので必需品の白足袋を探しに繁華街を徘徊。古都だけに簡単に見つかると思いきや意外に難航し最後観光客向けキャラクターグッズ店(昔は和装店だったのでしょうね)の片隅で発見し無事入手。その後ヴァージナルの修理のご相談でさる演奏家宅へ。

22_640x480京での用件終え次は浪速に移動し中心部に残る歴史的洋館を鑑賞してからこちらのコンサートの企画打ち合わせへ。
2公演共、会場は戦前に建った名建築の上展示や解説など盛り沢山の企画となる模様、チケット争奪戦必至となりそうですのでお早目にご予約を!



2017年3月 7日 (火)

算盤弾き

640x5167日、今日は机に噛り付いて1年に一度の苦行でもある年貢納めの為の算盤弾きの1日(最近は電脳利用のお陰で昔ほど電卓叩く事も無くなりましたが・・・)。単調な作業のBGMにと長年放置していたレーザーディスク(まだ動きました!)を引っ張り出してオペラ鑑賞。久々に12吋の重い円盤を持つとやはりアナクロアナログオーディオマニアの血が騒ぎますね。光り輝く大円盤は映像も音もアナログでは無いのですが今のデジタルに無い暖かみがあり心地良し。

2017年3月 6日 (月)

花見

5_640x4806日、楽器4台を携え西のスタジオへ。ご近所の梅の名所はそろそろ見頃となっておりまだ少し肌寒いものの昼休みに繰り出して優雅に花見。午後は私が通っていた幼稚園にある現代ピアノの御機嫌伺い。昔から物を大切にする教育を掲げるところでしたので自分が通っていた頃にあったピアノ(相当高齢であります)がまだ現役で使われているのがナントも嬉しい限り。

7_640x480
昼飯はスタジオご近所の全国的な粉モン激戦区にある超有名店(そばめしの元祖としても有名な老舗店)でお好み焼。相当御歳で人間国宝のような御夫婦が焼いておられるその姿は神々しいのですが実物は意外に雑な焼き具合で味はイマイチでちょっと残念・・・。まあ聖地巡礼と思えばそれなりにありがたいのですが。


2017年3月 5日 (日)

今年はこんな事やります

635x640_25日、今年の私が関わるコンサートやレクチャー企画の情報が少しづつまとまってきましたのでここで少し情報公開。(まもなく正式にご紹介いたします)

日本のチェンバロ史の謎を解き明かすイベントはこちら

音響抜群の洋館でのチェンバロレクチャーはこちら

是非ご参加ください。

2017年3月 4日 (土)

コンピューターに完敗

24日、みちのくのホール所有のチェンバロ・ポジティフオルガンの公式御機嫌伺いを終え今度はスタジオで出陣間近のウチの楽器陣の御機嫌伺い。エアコンと除湿・加湿器を24時間作動させてスタジオ内の温度湿度管理に気を配っているものの留守がちで常時監視している訳では無いのでやはり外気の変動に多少は影響されてしまい楽器も季節を跨ぐと結構コンディション変化してしまってますね。実はしばらく出番無かった1台の楽器の御機嫌斜め振りに仰天し半日掛かってやっと元に戻した次第(更なる待遇改善を訴えてのストライキだったのかも・・・)。数カ月放置していても殆どピッチも調律も変化していないコンピューター管理のホール楽器には完敗であります(そこまで徹底して楽器管理しているホールも少ないと思いますが)。

2017年3月 3日 (金)

10年断弦知らず

2_640x4803日、みちのくのホール所有の楽器陣の御機嫌伺い2日目。独逸から海を渡り日本に来てから早10年、チェンバロ2台とも24時間コンピューター管理の楽器部屋で厳重に保管されているお陰か10年経っても全く断弦知らずというのは凄いですね(堅牢な独逸製という事もあるのでしょうが)。特に4列も弦とジャックが並ぶ16fチェンバロは複雑怪奇な構造でボディにかなりの張力掛かっているはずなのに全く変形が無いのが素晴らしい!帰りは寄り道で太平洋の海岸沿いの一般道を夕日を眺めながらノンビリ走って帰京。

2017年3月 2日 (木)

みちのくの16fチェンバロ

1_640x4802日、早朝より北へ向かいみちのくのお馴染みのホールにあるチェンバロ、ポジティフオルガン陣の定期的な公式御機嫌伺いの1日。今まで地方ホール楽器の宿命で活躍する機会が極端に少なく年中御機嫌斜めだったのが今年から東京から何度も演奏家をお呼びして弾き込みをして頂いたお陰でチェンバロ2台の調子は上々でありました。多分弾き込みは今後も続ける予定ですのでまだこちらのホールご自慢のヒストリカル16f付きチェンバロを弾いていない方是非お越しになりそのド迫力の音色を体験あれ!

2017年3月 1日 (水)

尾張の宝物拝見

5_640x4911日、暦では今日から春。昨夜の名古屋公演を終え東へ移動の前に御三家尾張徳川家伝来の素晴らしい美術コレクションを拝見。日本古来の装飾芸術の技巧と意匠のレベルの高さに改めて感嘆。チェンバロの装飾などはコピーのコピーのような海外の作品よりもこういった本物を参考にすれば良いのにと思うのですが・・・。しかし日本の古楽界に関係深いのは実は尾張では無く紀州徳川家ですね(パイプオルガンやチェンバロでの貢献高し)。日本最初の古楽器コレクターも紀州の殿様でありました。いつかこの辺りをご紹介出来れば良いのですが。

8_640x483名古屋滞在中相変わらずご当地飯の研究に励んでおります。今日は旧市街にある創業115年(!)という超老舗うどん店で名物の味噌煮込みうどん。濃厚な味噌味ながら飽きが来ず上品、尾張の味噌文化の奥の深さを垣間見た次第。

11_640x480東へ戻り最後は我が国最大の製造台数を誇る古楽器界の大ヒットモデルを某所で拝見。


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