海外製チェンバロ越冬中
23日、この時期各方面からチェンバロの御機嫌斜めです!とのSOSを頂き今日は米・伊製2台のチェンバロの御機嫌伺いへ。まずは米国製フレンチ2段とパイプオルガンが備わる某演奏家のスタジオへ。和風古民家を改造したスタジオなので(畳部屋にちゃぶ台まである!)乾燥に負けてのトラブルと思いきや意外に年中湿度高めなようで湿気が原因でした。しかし冬に除湿器イラズとは羨ましい・・・(夏は大変なようですが)
2件目は伊太利からやって来てまだ1年半という初々しいフレンチ2段(Donzelagueモデル!)の御機嫌伺いへ。日本の厳しい環境変化を知らなかった伊国製チェンバロは乾燥厳しい日本の冬を体験しさぞかしへそを曲げている事ではと恐る恐る点検するもオーナーの丁寧な湿温度管理のお陰で一部の変化のみで状態はいたって良好、何よりも伊太利訛りの鳴り方が今だに健在なのにはひと安心でありました。
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