海外より銘器来る!
14日、ベルリンを起点にヨーロッパで活躍するCem・Fp奏者がスタジオ来訪。お互いの近況報告の後は最新の欧州古楽事情を裏表交えてたっぷり拝聴出来実にアリガタシ(大声では言えない業界裏事情の面白い事!)。Cem・Fp共に素晴らしい楽器コレクションをお持ちの方だけにウチの楽器への貴重なアドヴァイスもアリガタシ。
次は荒川右岸のチェンバロ、クラヴィコード工房を久々に訪問し楽器を拝見しながら業界四方山話。こちらのCem奏者の奥様もベルリンに留学されていた方でしたね。今日は何故かベルリンに縁のある方ばかりとお会いします。
。
。
工房で若い衆をお借りしてフランスから空路到着したばかりのチェンバロを受け取りに参上。海外から送られてくるチェンバロの梱包はかなりいい加減なものが多い中、今回の楽器は安全の為か余りの過剰包装振りに感心するやら呆れるやら・・・。
。
今回のチェンバロ、さる人気製作家がこれまた人気演奏家のために作ったフレンチモデルとの事で激しい争奪戦の結果入手に成功したのだとか。豪華な装飾と丁寧な作りが実に素晴らしい!しかしお届け先が日本家屋の2階の為厳しい階段上げとなり悪戦苦闘の結果ギリギリで担ぎ上げる事に成功しヤレヤレ。もう1cmでも楽器が長ければ階段を上げる事が出来なかったでしょうね。幸運続く1日でありました。
« 上州の老舗ホールで千秋楽 | トップページ | 日本最初のチェンバロ奏者の秘蔵写真発見! »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- ベルリン楽器博物館(2024.12.05)
- ベルリンでオリジナルチェンバロを弾く(2024.12.05)
- ライプチヒ大学楽器博物館(2024.12.04)
- バッハの街ライプチヒへ(2024.12.04)
- ニュルンベルグ ゲルマン国立博物館(2024.12.03)
コメント