古楽は嫌いだ!間違っている!
26日、都心を分断する(大迷惑な?)マラソン大会を避けて午後から中心部へ。今日はコンサートで10数年振りに名門ホールへ出動・・・というのは嘘で通り掛かりに気になり立ち寄りましたが今だに建物は昔のままですね。ホールや貴重なパイプオルガンはどうなっているのやら・・・(その後の動向全く噂になりませんね、いつのまにか消えて無くなったりしませんように)。
夕方から古音盤専門店での蓄音器コンサートへ。20世紀初頭からのオケの演奏様式の変遷をSPレコードを聴きながら解説するという興味深い内容ながらサブタイトルに「文献をもとにした古楽器研究は本当か?」とありどんなお話が飛び出すのかと勇んで駆け付けた次第(チェンバロの重鎮W氏もお越しでしたが)。解説された音楽評論家の方はどうも古楽が大嫌いのご様子で冒頭から敵意剥き出しのお話しを連発されビックリ、まあ最近ストレートに古楽を否定される方のご意見を聴ける機会も無かったので貴重な体験でした。しかしアコースティック録音時代の旧盤も同時代の最高級の蓄音器や電蓄(1934年英国製)で聴くと極上の音色でありました。
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