雪の信州訪問
15日、楽器運送の依頼を受け信州小淵沢にある自然溢れる山中の楽器工房を初訪問。毎度他と一味違うユニークな楽器を作られる方だけに工房訪問を楽しみにしていたのですが期待に違わず興味深い楽器を拝見する事が出来ました。
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拝見した楽器の中で驚いたのはチェンバロやフォルテピアノの原点とも言えるクラヴィシンバルム。実は私も海外の楽器は調整した事もあり多少の経験はあったのですが、この楽器はチェンバロの弾き系とピアノの叩き系の両方のメカニックが共存すると言う実にユニークな構造でありました(ワンタッチで切り替え可能)。まだ未完成で音を聴く事が出来ず残念。
今日は東から西へ600km近く走破するも東京を離れるともう一面雪景色。信州では名物ほうとうを食べ体を暖めるも標高が上がると気温マイナス7℃という厳しい寒さ。幸い小淵沢は酷い雪では無かったものの名古屋市内の高速は雪で全面ストップ、仕方なく関ケ原方面に迂回するも信州より酷い雪で中々前に進まず深夜にやっと楽器届け先に到着。
今日運んだのは同じ製作家の同じモデルというゲブンデンの兄弟クラヴィコード。来月にデュオ演奏のコンサートで使用の予定であります。
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