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2016年12月22日 (木)

20世紀前半の古楽ブームの生き証人

2_640x48022日、今日のお相手はチェンバロとピアノの音色両方が出せるという半世紀以上前の独逸製の不思議な楽器。多分量産モデルながら実に独創的な設計が凄い!(調律がエラク大変なのですが・・・) 先日発掘した日本で最初のチェンバロ奏者エタ・ハーリッヒ=シュナイダーが昭和16年の日本の音楽雑誌でのインタビューに答えた記事を読むと「現代ドイツでは政府が古い時代の音楽を熱心に推奨している」と語ってますので当時ドイツの一般家庭にチェンバロを普及させるために作られたのがこんな楽器だったのでしょうね。20世紀前半の古楽ブームの貴重な生き証人であります。

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