Viva四季
19日、まずは西のスタジオで3台の楽器の御機嫌伺いから。まもなく出番の鳥の羽フレンチ、演奏家よりピッチA=405を指定されており以前より何度も調律繰り返すも流石10Hzとなると簡単には安定せず。しかしこれ位のピッチの方が実は鳴りが良いのが面白い・・・(一度お試しあれ!)。
ランチは昨日のリベンジとばかりに噂の食堂を再訪するも今日は開店しておりました(昨日の写真と是非見比べあれ!暖簾も凄い!) 昼時なのにお店は無人で大将1人狭い店内にひっそり座っており怪しい雰囲気満点。カレー丼ときつねうどんを注文すると大将いきなり外に飛び出したのでビックリ。これはうどん玉かカレー粉でも今から買いにいくのだろうかと心配するもすぐに戻ってこられちょっと安心するもいきなり生の玉葱を剥きだしたので再び仰天。
もしや今から野菜を刻んでカレーを煮込み始めるのか?これは果たしていつまで待たされるのか・・・?と心細くなっていると程無く2品無事に登場しホッ。どうやらカレー丼にいれる玉葱を刻んでいた様子。料理はまあ大衆食堂王道の味です(笑) 店内は昭和にタイムスリップしたような実に天然記念物級のくたびれ方が素晴らしくマニアには堪らないお店であります。
ランチ後に今日のコンサート会場に向かうと周辺に派手な上幟旗が勢揃い。聞けば明日向かいの体育館で大相撲巡業があるのだとか・・・。迫力ある相撲を目の前で見たかったのですが土俵の作る過程も是非生で見たかったですね。
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今日は日欧混成の室内オケでの公演に白フレンチで出動。メインは耳タコの(?)「Viva四季」を演奏するも欧州でバリバリ活躍する若手演奏家の作曲家の想定した情景描写を明確に表現しなければという強い意志によるアグレッシブなリードのお陰でオケは実にソリッドでシャープな演奏となりお客様も大満足の様子。
今日の公演の録音担当は旧知のお仲間でして、今日もデジタル録音と並行して懐かしきオープンリールでのアナログ録音を敢行されてましたね。ビンテージ機材を揃え良い音に拘る姿勢に改めて感嘆・・・。
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