再び残暑
18日、西で室内オケの「Viva四季」リハに白フレンチで出動。御江戸はもう秋本番の涼しさでしたが関西はナント半袖OKという残暑でありました。お陰で会場内が季節外れの冷房で冷え切ってしまい、おまけに湿度も夏並みに高めとなり調律師四苦八苦の1日。
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リハの合間に久々の地元との事でご近所でその筋には超有名な隠れ家(?)食堂を訪問するも残念ながら開店しておらず・・・。写真を見ると何十年も前に閉店して廃墟になってしまったようですがこれが多分開店直前の姿であります。実は暖簾が出ていても入るには相当勇気がいるお店なのですが・・・(笑)。
仕方無く遥か昔は浅草と並ぶ国内有数の歓楽街だったという商店街に行き(今や寂れてしましましたが)地元で人気の大衆居酒屋食堂でランチ。こちらのお店は中々渋い(B級とも言いますが)メニューが揃っており今日は鯨南蛮丼という珍しい料理を注文。鯨慣れ親しんだ世代だけにあの癖ある味も懐かしい・・・。
ランチ帰りにお馴染みのオーディオ店に立ち寄ると懐かしいLPレコードの大量安売りを発見、思わず1枚を衝動買い。数百円の安い盤なのにオーディオ店だけに百万円近いLP盤洗浄機で念入りに洗って頂き恐縮。
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衝動買いした1枚がこちら。佐藤豊彦氏が参加していたSyntagma Musicum Amsterdamの82年日本での録音盤。CD時代になる前のPCM録音ですね。地元の博物館所蔵という南蛮画が気に入ってのジャケ買いでありました。
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実はジャケ買いしたのは裏ジャケットのこの絵を見たからでした。ガンバ、ハープ、ヴァイオリンを弾く南蛮人の姿が描かれており数百年前の日本で早くも西洋楽器が奏でられていたという貴重な証拠となる絵でありました。
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