ツァー初日は西のホールから
8日、某管楽器奏者の新しい練習スタジオ完成との事でチェンバロ引越のお手伝い。古い日本家屋を改造されたとの事ながら充分吟味した設計と内装材のお陰で素晴らしい音響の上防音も完璧、楽器も出し入れし易そうで実に古楽器向けの贅沢なスタジオでありました。
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今日は西のホールでVnとCemでのBachプログラムツァーの公演初日。昨日同じ会場でリハを済ませているので調律もノンビリ開始との事で空き時間にホールご近所の古い商店街の縁日イベントを散策。珍しいオート三輪が止まっており思わず見とれておりました。そう言えばこの辺りDaihatsuの地元でしたね。
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今日のランチはホール近くにある浪速で一番古い饂飩屋(創業はナント江戸時代末期!)でざる饂飩。蕎麦と見間違う程の細麺にタップリの汁、うずら卵という組み合わせが実に古めかしくも魅力的(昔子供時代に良く食べた百貨店の大食堂のざるそばを思い出しましたね)。店内のユルーイ時間の流れがもう老舗の味でありました。
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フォルテピアノ界の貴公子クリス氏のチェンバロ演奏を本番で聴くのは今日が初めてながら実に滑らかでコントロールの効いた鍵盤捌きですね。ちょっとモーツァルトがチェンバロでBachを弾いたらこんな感じかな?という雰囲気もあり実に楽しい2時間でありました。深夜東へ移動、3連休初日ながら全く渋滞無く無事東へ帰還。
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