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2016年10月

2016年10月31日 (月)

元王宮前ホール

1_640x48031日、古き都の元王宮前にある老舗ホールでの日仏混成アンサンブルの公演に鳥の羽フレンチで出動。今回は管楽器の要望でA=405と通常よりも10Hzも下げたピッチにした為事前に何度も下準備したものの中々調律安定せず一苦労(トラベルソも今回の為に替管作ったそうな)。しかし低いピッチ(実はオリジナルピッチに近い?)のお陰も加わり濃厚なフレンチ風味溢れる演奏でありました。

6_640x480リハの合間に御近所の路地裏老舗蕎麦屋で古都名物にしんそばでランチ。真黒なにしん絶妙の甘味具合で美味でありました。(少々観光地値段でありましたが元王宮傍では仕方ないのかも)




2016年10月30日 (日)

加湿器初稼働

7_640x48030日、西のスタジオでチェンバロ2台の御機嫌伺い。そろそろ暖房入れると乾燥酷くなる場合もあり湿度計から目が離せない時期ですね。ウチも加湿器初稼働でありました。仕事を終え久々に食事&買出しの為御近所のビーチへ。漁港傍の穴場食堂で地元名物の蛸料理でランチ(品数多く安価で美味ながら料理出て来るまで異様に遅いのが玉に瑕か)。食後は創業170年を超える小さな老舗酒蔵で純米吟醸生原酒を入手。人気高い酒ながら製造量少なく扱っているお店少ないので蔵まで行くのが一番であります。蔵主ともお会いするも何故か酒よりもヴィンテージカー(お好きだったそうです)のお話しを拝聴。帰路田園地帯を通ると秋桜見頃でありました。

2016年10月29日 (土)

ベルギー製のクラヴィコード

1_640x48029日、今日はさる演奏家がお持ちのベルギーの名工作の大型クラヴィコードの御機嫌伺いへ。季節またぎのお陰で大幅なピッチ変更となり楽器のコンディションが中々安定せず調整苦労するも(海外の楽器は日本の環境に簡単には馴染んでくれませんね)その表情豊かで張りの有る音色は流石であります。

17_640x480今夜の放映の某国営放送の音楽番組ご覧になりましたでしょうか?ベートーヴェン特集でウチの1820年製ウィーン式オリジナルフォルテピアノが登場しておりました。業界の重鎮小倉さんの演奏も貫禄充分、しかしアイドルピアニストがフォルテピアノを弾いて膝レバーの謎に迫るシーンは残念ながらカットされてましたね。




2016年10月28日 (金)

ウィーンからフォルテピアノ来たる

Fp_1_640x48028日、まもなく開催のウィーンのオペラ引越公演で使用予定のフォルテピアノが到着したとの事で楽器チェックのため某ホールに参上。遠路はるばる持って来なくても日本にも使える楽器あるのに・・・と思うも持ち込まれたフォルテピアノは頑丈な木箱に入れられ完全な「旅仕様」の楽器でありました。

Fp_30_640x471今回わざわざウィーンから持ち込まれたウィーン製のウィーン式フォルテピアノ(うちが御本家!と言いたそうですね)を拝見するも中々タフに作られていてハードな旅公演にも頼もしそうな楽器でありました。今回はA=443で使用の予定。

Fp_19_490x640フォルテピアノを拝見していると横に「ハルモニウム」と書かれた木箱が・・・。聞けば100年前からウィーンの歌劇場で使われ続けているという由緒ある楽器だとか(今回の演目の100年前の初演の時にも使ったそうです)。本格的なハルモニウムを生で見るのは初体験。いや足踏みのオルガンながら巨大なものなのですね。





2016年10月27日 (木)

オリジナルチェンバロの神髄

23_640x48027日、お馴染みの池袋の洋館でのオリジナル楽器シリーズ第3回はルッカース一族と推測されるチェンバロが登場。今までオリジナル楽器は「枯れた」「滋味溢れる」「モノトーン」な音色が特徴と思ってましたが今回のチェンバロ(約四百歳?)の実に鮮烈で色彩感豊か、弾き進むに連れ表情が激変していく若々しい音色に驚愕、やはりコピー楽器では絶対出せない説得力と存在感ある鳴りでありました。

11_640x480同時に僅かな環境変化でも敏感に反応し変化してしまう実に気難しいキャラクターにも仰天(音色と共に調整も激変ししてしまうのですよ)。実際に運んでみると意外に軽量、楽器ボディの板がさぞ薄いのでしょうね(鳴りの秘密もそこにあるかも知れませんが・・・)。オリジナル楽器の真価に圧倒されたひと時でありました。11月25日に今度はフルートとのデュオで再び登場の予定。チケット僅か数枚残っているだけですのでお聴きになりたい方はお早目にご予約を!

2016年10月26日 (水)

初冠雪

2_640x47926日、FBOとのツァーも終わりチェンバロ積んで東へとんぼ返り。途中で富士山を見るとてっぺんに昨日は無かったはずの雪を載せておりました。初冠雪を見てもう冬近しと思いつつ東京に入ると半袖姿の方多数おられビックリ・・・。

2016年10月25日 (火)

FBO千秋楽

1_640x48025日、FBO来日ツァーも早くも西の超人気ホールで千秋楽。今まで古楽向きの中規模ホールばかりながら今日は2千席の大ホールなので音が届くか心配するもこの会場音響素晴らしく最後列最上列までしっかり聴こえたようでひと安心(勿論オケの力量もあるのでしょうが・・・)

4_640x480しかし今回ヨーロッパの古楽界最前線の人気オケの際立った演奏能力と鮮烈な音楽性に改めて感嘆した次第。次は欧州での公演やCD録音同様トップソリストとの共演で是非日本に来て欲しいところであります。




2016年10月24日 (月)

FBO東京最終公演

1_640x48024日、FBOツァー東京最後の公演は夜本番との事で楽器搬入までホールご近所の古本屋街で時間調整。古本、古レコードマニアにとっては散財必至の魔界エリアながら最小限の買い物で踏みとどまり(それでも少し散財してしまいましたが・・・)ランチへ。この辺りB級グルメの聖地でもあり今日は裏通りの怪しい中華食堂で中華丼とかたやきそばの両盛りという不思議な料理を注文。野菜たっぷりながら健康に良いのか悪いのか判らないジャンク飯でありました。

2_640x480FBOの演奏もますます絶好調であります。舞台でのテンション高い演奏とは裏腹に舞台裏ではメンバー皆実にリラックスしておりそのプロフェッショナルな姿勢に感嘆しきり。

3_640x480またこのグループ「OMOTENASHI」ならぬ「KOKORODUKAI」が出来ているようで、私のような末席のスタッフにまでプレゼントが用意されており感激、CDとグループの名前入り鉛筆、ステッカーなど沢山頂戴いたしました(どのグループも見習うように!)







2016年10月23日 (日)

FBO来日ツァー2日目

1_640x48023日東京郊外の人気ホールでのFBO来日公演にジャーマンチェンバロで出動。以前よりホールご近所には美味しい食堂が無いとボヤいていると朝6時から開店という地元民御用達の人気大衆食堂があると知り早速初訪問。多彩なおかずどれも美味しく安価、勘定の際に老マダムが値段計算に今だソロバン使ってられるのも昭和の香りがして素敵でありました。

7_640x480FBOの公演も2日目、相変わらずオケの鉄壁のアンサンブルと超絶技巧のソロVnの演奏が実に素晴らしい!満員のお客様もその凄い熱演に魅了されたようで演奏後も拍手鳴りやまずでありました。

8_640x480終演後はご近所の演奏家のお宅にゴールドベルグ変奏曲リサイタルに出動予定の米国製フレンチモデルのチェンバロの仕上げ調整へ。バッハの最高峰のチェンバロ曲という事で格別人気が高いようでもう早々とチケット完売間近だとの事。







2016年10月22日 (土)

まだ除湿器の出番

640x48022日、独逸の古楽オケとのツァー今日は公演は無く、先日出番終えた二百歳のフォルテピアノのピッチ大幅変更で調律繰り返す一日。もう気温は相当下がってきているのに湿度は夏並みに高くまだ除湿器の出番でありました。夏冬よりも湿度温度を一定に保つのが難しい時期であります。

2016年10月21日 (金)

2年半振りにFBO登場!

Fbo_1_640x480_221日、今や世界の古楽界の中でも人気トップの独逸のオケ「FBO」が2年半振りに来日し今日都心の人気ホールで初日公演。前回のFBO来日時はツァーの最後に記録的な大雪で楽器車が高速道路で数日間も缶詰になってしまい最終公演に間に合わなかったというトンデモナイ大騒動に遭遇しましたっけ。今回は流石に雪は無いものの冬間近を感じる乾燥が始まっており(まだ気温は残暑の為か暖かいのですが)チェンバロが少々不安定で御機嫌取りに苦労しました。

Fbo_4_640x480長旅の疲れも見せず元気に登場のFBO、相変わらずアグレッシブながら見事な一体感でオケ全体がドライブする貫禄の演奏でありました。東京での残り2公演はチケット完売との事、是非聴きたい方は兵庫の超人気ホールでの公演へどうぞ!



2016年10月20日 (木)

名手の残り香

2_640x48020日、チェンバロ積んで早朝より再び東へ移動。関西も連日厳しい残暑でしたが御江戸も結構暑いのでビックリ。さる演奏家のお宅に楽器積込でお伺いすると実はその方蓄音器やアナログオーディオを愛聴されている同志の方と判り思わず仕事も忘れマニア談義・・・。

5_640x469久々に東のスタジオに戻り明日から出動のジャーマンチェンバロをチェック。楽器の鳴りを確かめると先日までツァーでこのチェンバロを弾いていたクリス氏の「残り香」がまだ濃厚に残ってましたね。クリアでシャープな上に低音から高音まで良く歌う音色は完璧な脱力が出来た弾き方から生み出された賜物か。


2016年10月19日 (水)

Viva四季

1_640x48019日、まずは西のスタジオで3台の楽器の御機嫌伺いから。まもなく出番の鳥の羽フレンチ、演奏家よりピッチA=405を指定されており以前より何度も調律繰り返すも流石10Hzとなると簡単には安定せず。しかしこれ位のピッチの方が実は鳴りが良いのが面白い・・・(一度お試しあれ!)。

2_640x494ランチは昨日のリベンジとばかりに噂の食堂を再訪するも今日は開店しておりました(昨日の写真と是非見比べあれ!暖簾も凄い!) 昼時なのにお店は無人で大将1人狭い店内にひっそり座っており怪しい雰囲気満点。カレー丼ときつねうどんを注文すると大将いきなり外に飛び出したのでビックリ。これはうどん玉かカレー粉でも今から買いにいくのだろうかと心配するもすぐに戻ってこられちょっと安心するもいきなり生の玉葱を剥きだしたので再び仰天。

3_640x480もしや今から野菜を刻んでカレーを煮込み始めるのか?これは果たしていつまで待たされるのか・・・?と心細くなっていると程無く2品無事に登場しホッ。どうやらカレー丼にいれる玉葱を刻んでいた様子。料理はまあ大衆食堂王道の味です(笑) 店内は昭和にタイムスリップしたような実に天然記念物級のくたびれ方が素晴らしくマニアには堪らないお店であります。

10_640x480ランチ後に今日のコンサート会場に向かうと周辺に派手な上幟旗が勢揃い。聞けば明日向かいの体育館で大相撲巡業があるのだとか・・・。迫力ある相撲を目の前で見たかったのですが土俵の作る過程も是非生で見たかったですね。

5_640x480今日は日欧混成の室内オケでの公演に白フレンチで出動。メインは耳タコの(?)「Viva四季」を演奏するも欧州でバリバリ活躍する若手演奏家の作曲家の想定した情景描写を明確に表現しなければという強い意志によるアグレッシブなリードのお陰でオケは実にソリッドでシャープな演奏となりお客様も大満足の様子。

12_640x469今日の公演の録音担当は旧知のお仲間でして、今日もデジタル録音と並行して懐かしきオープンリールでのアナログ録音を敢行されてましたね。ビンテージ機材を揃え良い音に拘る姿勢に改めて感嘆・・・。






2016年10月18日 (火)

再び残暑

14_640x48018日、西で室内オケの「Viva四季」リハに白フレンチで出動。御江戸はもう秋本番の涼しさでしたが関西はナント半袖OKという残暑でありました。お陰で会場内が季節外れの冷房で冷え切ってしまい、おまけに湿度も夏並みに高めとなり調律師四苦八苦の1日。

8_640x492リハの合間に久々の地元との事でご近所でその筋には超有名な隠れ家(?)食堂を訪問するも残念ながら開店しておらず・・・。写真を見ると何十年も前に閉店して廃墟になってしまったようですがこれが多分開店直前の姿であります。実は暖簾が出ていても入るには相当勇気がいるお店なのですが・・・(笑)。

10_640x480仕方無く遥か昔は浅草と並ぶ国内有数の歓楽街だったという商店街に行き(今や寂れてしましましたが)地元で人気の大衆居酒屋食堂でランチ。こちらのお店は中々渋い(B級とも言いますが)メニューが揃っており今日は鯨南蛮丼という珍しい料理を注文。鯨慣れ親しんだ世代だけにあの癖ある味も懐かしい・・・。

11_640x480ランチ帰りにお馴染みのオーディオ店に立ち寄ると懐かしいLPレコードの大量安売りを発見、思わず1枚を衝動買い。数百円の安い盤なのにオーディオ店だけに百万円近いLP盤洗浄機で念入りに洗って頂き恐縮。

17_640x480衝動買いした1枚がこちら。佐藤豊彦氏が参加していたSyntagma Musicum Amsterdamの82年日本での録音盤。CD時代になる前のPCM録音ですね。地元の博物館所蔵という南蛮画が気に入ってのジャケ買いでありました。

18_640x472実はジャケ買いしたのは裏ジャケットのこの絵を見たからでした。ガンバ、ハープ、ヴァイオリンを弾く南蛮人の姿が描かれており数百年前の日本で早くも西洋楽器が奏でられていたという貴重な証拠となる絵でありました。

2016年10月17日 (月)

次にオリジナル楽器を聴く機会は・・・

Or_24_640x48017日、昨日のイタリア製の18世紀オリジナルオルガンを手ふいごで演奏する画期的なコンサートも盛況の中無事終了。現代の電気モーターより人力で風を送る方が(勿論優秀なふいご師が必要なのですが)演奏のニュアンスが多彩になるように感じられ実に興味深い体験でありました。

32フォルテピアノ~クラヴィコード~パイプオルガンと続いたオリジナル楽器のシリーズもいよいよ次はチェンバロが登場いたします。重要文化財の洋館でのコンサートシリーズ、10月27日のチェンバロリサイタルの主役はかのフランドル地方で長年名声を誇った名工Ruckers一族作のチェンバロと推測されるラバルマンされた2段鍵盤チェンバロ。東京でオリジナルチェンバロを聴ける滅多にない機会であります。(チケット残り数枚です!)



2016年10月16日 (日)

手ふいごのオリジナルオルガンを聴く

Or_19_640x48016日、素晴らしい空間とオルガンをお持ちのこちらで18世紀イタリア製のオリジナルオルガンのレクチャーコンサートを開催。南国イタリアらしい鮮烈で芳醇なオリジナルのパイプの音色に感嘆、また歌伴奏での人の声とオルガンの融合具合の素晴らしさにも驚いた次第。

Or_15_640x4803オクターブ半のショートオクターブの1段鍵盤、プルダウン式の小さな脚鍵盤付きで6ストップというシンプルなスタイルのオルガンながら、その各音色の表情の多彩さはやはり数百年の年月を経たオリジナル楽器ならではの真価でしょうね。テンペラメントが気になって調べてみるとミーントーンでは無く比較的なだらかなナイトハルト系の様子(18世紀のままなのか近年のアレンジなのかは不明)。

Or_9_640x480そして何よりも注目だったのはふいご師による手ふいごでの送風による演奏でした。試しに電気モーターと手ふいごを交互に演奏しましたが明らかに音色も表現力も違いましたね。手ふいごによる演奏のニュアンスの豊かさに改めて感嘆!日本ではまず聴けない18世紀当時のオルガンの演奏スタイルを忠実に再現出来た貴重な機会でありました。

Or_22_640x480終演後には別の部屋にある現代の名工Ahlend氏作のオルガンを聴けるおまけもあり盛況の1日でありました。







2016年10月15日 (土)

フォルテピアノの音色変化

1_640x48016日、御江戸西端のニュータウンにあるホールでのVcとFpのベートーヴェンプログラムの公演に二百歳のオリジナルフォルテピアノで出動。ベートーヴェンの曲で音域広く多彩なニュアンスが出せるVcがお相手だと何故当時のフォルテピアノが沢山のペダルを使って様々な音色の変化に拘ったからよく判りましたね(勿論名手二人による素晴らしい演奏のお陰なのですが・・・)。しかし秋の日本晴れとなると乾燥かなり来てました(御江戸の今日の最低湿度36%だったとか)。

2016年10月14日 (金)

オリジナルフォルテピアノでベートーヴェン

640x48014日、明日本番を控えたVcとFpの名手御二人の最終リハにお付き合い。1820年製のオリジナルフォルテピアノによるベートーヴェンの演奏が果たしてどんな色合いになるか実に楽しみであります。

Kawai_3_640x480次は国産K社のスピネットの運送へ。かなり初期のタイプな為か数多く出回っている国産T社のスピネットと同じ位重くてビックリでありました(ナントか苦労しながらも1人で運べましたが・・・)。最後はこれまた出番控えた米国製チェンバロの最終調整へ。季節の変わり目で日々の湿度変化激しく楽器も敏感に反応している様子。冷房から暖房へ、除湿器から加湿器へ楽器管理もちょうど衣替えの時期ですね。


2016年10月13日 (木)

通勤ラッシュ

5713日、チェンバロ運送下見と現代ピアノの御機嫌伺いの為珍しく都心を電車で移動。日頃滅多に電車乗らない者にとって朝の超満員通勤ラッシュは恐怖と忍耐の場でしかなく疲労困憊でありました。まず最初に拝見した小型チェンバロはエレベーターに乗るかが微妙なサイズ、現物合わせとなりそうであります。次にお相手の現代ピアノは国産Y社の約40年前の高級UP。内部を拝見しても実にしっかりと作られておりちょうど世界に進出していったY社全盛期の製作レベルの高さに改めて感嘆した次第。

2016年10月12日 (水)

千秋楽

2_640x48112日、VnとCemデュオツァー昨日に続き銀座の人気ホールでの公演で千秋楽。相変わらずリハは殆どやらないとの事で昼に再び築地場内食堂巡りへ。何故か昨日より人出少なく(中国の連休終わった?)寿司屋以外は入り易く大助かり。今日も場内じっくり吟味した上で庶民的な洋食屋でアジフライ定食。魚が新鮮な上に揚げたてのせいか実に歯応え柔らかくジューシーで美味。こんな店は移転しても是非存続してほしいのですが・・・。

6_640x480しかし今回のツァー、フォルテピアノ界の実力派が意外にも(失礼!)チェンバロがこれ程上手いとは正直驚きでありました(またウチのジャーマンの鳴らし方が実に見事でした!)。切れ味鋭いながら端正でスマートな演奏は彼のフォルテピアノ演奏にも相通じる持ち味ですね。圧倒的な演奏能力を披露したVn界のトップ奏者がBachの演奏で彼を指名する訳も納得でありました。今度はこのデュオでモーツァルトを聴きたいものであります。




2016年10月11日 (火)

間も無く移転の築地場内を行く

1_640x48011日、久々に東のスタジオで出番控えた200歳のフォルテピアノの御機嫌伺い。先日出動した際の現場での調律のままでしたが殆ど変化無く一安心。しかし季節の変わり目の為かスタジオの湿度温度の変化激しく加湿除湿の匙加減が難しい時期ですね。ご注意あれ!

10_640x480今日は銀座の人気ホールでのVnとCemデュオ公演に出動。ホール近くにはまもなく閉鎖予定の(本当か?)築地市場が控えており今日のランチは食道楽のお仲間とご一緒に築地場内食堂探訪を敢行。市場内はもう東西問わず外人が押し掛けて来ておりどの寿司屋も大行列ながら洋食系などの店は人気店でも意外に行列少なく余り待たずに入店出来るようですね。

13_640x432それではと老舗洋食店で生とフライの牡蠣尽くしの定食を注文。ちょうど旬の時期になったばかりの新鮮で大振りな牡蠣たっぷり入っており実に美味し。しかし市場の食堂だけに市場の仕事終わりの方なのか常連さんは昼からお酒飲みつつ食事されておられました(羨ましい!)

20_640x480食後に場外市場を散策すると(こちらも凄い人出ですね)秋の名物「松茸」がずらりと店頭に。相変わらず産地による値段格差の大きさが凄い! 国産の大きなものの値段には仰天するばかり・・・。

22_640x480場内の食堂街を散策していると大行列のお店ばかりの中で空席ある店を見つけるとつい入りたくなってしまい、人気カレー屋に空席あるのを見つけ定食食べたばかりなのに衝動に駆られ名物の印度カレーを食べる羽目に・・・。こちらも美味ながら2食も食べればもう満腹で下向くのにも苦しくチェンバロ搬入苦労する羽目に。

23_640x480秋らしい気候となりここ数日雨降りでも舞台上は少々乾燥気味。冬の乾燥厳しいこちらのホールでは以前より空調での加湿は難しいと伺っていたのですが拝み倒した結果(?)ビルの空調管理の操作のお陰で何故か湿度上昇する事に成功し舞台は理想の環境に大変身でありました。














2016年10月10日 (月)

CDが待ち遠しい・・・

1_640x48010日、VnとCemデュオのBach公演3日目はさいたまの人気ホールへ。一昨日の関西でのツァー初日はまだ残暑の為湿気多かったんですが昨日からの関東での公演は外は少しお湿りの天気ながら何故か舞台は乾燥気味。独逸人Vn奏者は日本の湿度の激変振りには仰天されておられました(微妙に調弦や発音変化したので不思議だった様子)。しかし来日前に今回のプログラムで録音したばかりという御二人のBach演奏はもう完璧!と感嘆する程の仕上がり具合(お陰でリハの短い事!)。伺うとベルリンでの録音にはわざわざ英国からチェンバロを運んだそうな・・・(Cem界の大御所所有の米国製グレープナーモデルを拝借したとか。凄い銘器との事)。これだけ凄い演奏の2人の録音なら是非聴きたいものであります(発売はまだ先だとか)。

2016年10月 9日 (日)

パラグライダーが見えるホール

3_640x4809日、VnとCemデュオ公演ツァー2公演目は東へ移動し黄門様の御膝元の老舗人気ホールへ。5年前の震災で大被害に逢ったホールご自慢のパイプオルガン(直接状況お伺いしても相当ダメージ大きかったようですね)見事に復活した姿を拝見出来ナニヨリ。




2_640x480初日のオールBachプログラムから一転今日はBachメインながらフローベルガーやビーバーなど渋い作品も並ぶユニークなプログラム(このプロは今日と東京もう1回あるのですがそちらは発売直後にすぐ完売だったとか)。フォルテピアノだけでなくチェンバロでも抜群の演奏テクニックと高い音楽性を披露してくれた髭面クリス氏、特にフローベルガーでの陰陽ありながら怪しく美しい演奏素晴らしかったです。本番中に何気なくバックステージの窓から外を見ていると怪しげな飛行物体を発見・・・。空飛ぶパラグライダーを見れるホールというのも珍しいのでは・・・?

2016年10月 8日 (土)

ツァー初日は西のホールから

1_640x4808日、某管楽器奏者の新しい練習スタジオ完成との事でチェンバロ引越のお手伝い。古い日本家屋を改造されたとの事ながら充分吟味した設計と内装材のお陰で素晴らしい音響の上防音も完璧、楽器も出し入れし易そうで実に古楽器向けの贅沢なスタジオでありました。

9_640x480今日は西のホールでVnとCemでのBachプログラムツァーの公演初日。昨日同じ会場でリハを済ませているので調律もノンビリ開始との事で空き時間にホールご近所の古い商店街の縁日イベントを散策。珍しいオート三輪が止まっており思わず見とれておりました。そう言えばこの辺りDaihatsuの地元でしたね。

11_640x480今日のランチはホール近くにある浪速で一番古い饂飩屋(創業はナント江戸時代末期!)でざる饂飩。蕎麦と見間違う程の細麺にタップリの汁、うずら卵という組み合わせが実に古めかしくも魅力的(昔子供時代に良く食べた百貨店の大食堂のざるそばを思い出しましたね)。店内のユルーイ時間の流れがもう老舗の味でありました。

18_640x480フォルテピアノ界の貴公子クリス氏のチェンバロ演奏を本番で聴くのは今日が初めてながら実に滑らかでコントロールの効いた鍵盤捌きですね。ちょっとモーツァルトがチェンバロでBachを弾いたらこんな感じかな?という雰囲気もあり実に楽しい2時間でありました。深夜東へ移動、3連休初日ながら全く渋滞無く無事東へ帰還。








2016年10月 7日 (金)

剛腕二刀流は凄かった!

3_640x4807日、今日も季節跨ぎのチェンバロの御機嫌伺いから。夏の間しばらく空調無しの部屋に置かれていたという仏国製フレミッシュ、多少の湿気のダメージあったものの大規模修理まではいかずヤレヤレであります(空調無くても外気の影響少ない部屋に保管する事で多少のダメージ防止にはななっていた様子)。

6_640x445午後から明日来日ツァー初日を迎えるVnとCemDuo公演のリハへ出動。楽器搬入前に会場近くにある超御贔屓の隠れ蕎麦屋を久々に訪問。丁寧に打たれた蕎麦と豪快な天婦羅が名物のお店ながら隠れ名物は曲者店主の客席乱入パフォーマンス。今日も丼鉢片手にフラリと客席に乱入、塩と大根おろしだけで食べる蕎麦の美味さを布教されておられました。蕎麦天婦羅もさる事ながら食後の蕎麦湯の絶品振りが素晴らしい!

7_640x480今回の御二人、モダンVnの実力派とフォルテピアノの貴公子として大人気ながらバロックVnとチェンバロのDuoとして最近CD録音もしたばかりとの事で実に息の合った演奏を披露。近年こういうクロスオーバーな演奏家の活躍目立ちますね。剛腕二刀流恐るべし・・・。明日からの公演楽しみであります。

9_640x496今回チェンバロ演奏を初めて披露するフォルテピアノ界の貴公子クリス氏、久々にお会いするといつのまにか若々しいイケメンから髭面の渋い御兄様に変身しておりビックリでありました。女性ファンは注目あれ!








2016年10月 6日 (木)

今日だけピッチ低下大歓迎

2_640x4806日、連日の季節跨ぎのチェンバロの御機嫌伺い、今日は仏国製フレンチがお相手。いつもはピッチが下がっていないか心配するものの次回のコンサートの指定ピッチが管楽器の都合で10Hzも低い事が判り今日はピッチ低下は大歓迎(そういう時には余り下がっていないのですよ・・・)。しかし10Hzとなるとピッチ上げるより下げる方が実に楽、いつもの1/4の時間で無事調律変更完了でありました。

1_640x480作業の合間に浪速の街中で来年ちょっと変わった企画の打ち合わせ。実は80年前最初に公開の場でチェンバロを弾いた日本人にスポットを当てた企画が密かに進行中。その最初にチェンバロを弾いた方も2番目に弾いた方もどちらも関西の女性奏者だったというのが最近判明し驚きでありました。まだ解明出来てない部分多いのですが日本のチェンバロの事始めは関西からという歴史を来年にはご紹介出来るはず・・・。乞うご期待!打ち合わせの後に立ち寄った老舗ロシア料理のお店、ボルシチもピロシキもある正統派なのに実に庶民的な洋食屋としてランチタイムは大繁盛でありました。浪速の昼飯はやはり安価で美味い!


2016年10月 5日 (水)

季節跨ぎのチェンバロ

2_640x4805日、秋らしい気候になり(しかしまだ残暑戻ってきますが)季節跨ぎの楽器の御機嫌伺いの時期となりました。今日は西のスタジオへの移動で途中下車しさるお宅の2台のチェンバロのご機嫌伺いへ。楽器部屋の環境管理を徹底されたお陰か調律ピッチの変動も少なく楽器の鳴りも上々でひと安心。海外のチェンバロにとって日本の夏を越すのは相当ハードル高いのですよ(対策怠ればトラブル必至であります)。

1_640x480お伺いした先で当地オリジナルの料理を頂くのが旅の楽しみ、今日はまだ御江戸には殆ど進出していない(?)NAGOYA飯の代表格あんかけスパの元祖のお店へ。ネタが豊富過ぎて注文迷うものの中々楽しい料理であります(常連さんは御贔屓メニュー決まっているのか注文早いですね。メニュー睨めっこの私はお上りさん丸出しでありました)




2016年10月 4日 (火)

フォルテピアノが準主役

19_640x4624日、某TV音楽番組の収録の為オリジナルフォルテピアノ携え出動。ベートーヴェンのピアノソナタ特集との事で当時のフォルテピアノでの演奏がメインながら一般の方には珍しいピアノとの事で楽器解説コーナーもあり今日はフォルテピアノが準主役の様相でありました。ウチのフォルテピアノは5本の足ぺダルの他に3本の膝レバーが装着されている珍しい仕様ながらその仕組みも詳しく解説、果てはゲストの方に(アイドルの方だとか)膝レバーでの演奏を体験して頂くというおまけまであり中々マニアックな内容になった様子。今月末には放送予定だとか。

2016年10月 3日 (月)

オリジナル楽器公演が続く秋のシーズン

53日、今月はオリジナル楽器がお相手の機会が実に多い!まずは明日1820年墺太利製のオリジナルのフォルテピアノを携えてさる映像収録へ出動予定。珍しいフォルテピアノとの事で中々凝ったカメラワークで撮影するそうで放送が楽しみであります(今月末にはお茶の間で見ていただけるはず)

20次は10月16日開催の18世紀イタリア・トスカナ地方で作られたというオリジナルパイプオルガンのレクチャーコンサート。奇跡的に日本に運ばれて来たという日本で数少ない歴史的オルガンの神秘的な音色是非間近で聴いてみてください。18世紀の音色を忠実に再現するため電気モーターを使わず手ふいごによる送風で演奏いたします。オルガン音楽の神髄を体験出来る貴重な機会是非お聴き逃しなく!(残席あと僅かですのでご希望の方はお早目に)

32最後は池袋のお馴染みの重要文化財の洋館でのオリジナル楽器シリーズ。歴史的チェンバロの中で最高の製作一家として名高いRuckersファミリー作(ラバルマン)のチェンバロが登場いたします。まず10月27日はフレンチプログラムでのチェンバロソロリサイタル。11月25日は18世紀オリジナルフルートとのDuo公演。東京でオリジナルチェンバロが聴けるこれまた貴重な機会であります(今後はまず出てこないのでは・・・) こちらの2公演の明細は公式HPをご覧ください。こちらも残席あと僅かです。乞うご期待!






2016年10月 2日 (日)

FP界の貴公子チェンバロを弾く!

2_640x4612日、昨日の米国製フレンチに続き今日は阿蘭陀製ジャーマンがお相手。秋のコンサートシーズンでの連続登板を間近に控えメカニック総分解し各部を念入りにチェック。幸い今年の厳しい夏も無事乗り切ったようで数か月振りにフタを開けてチェックするも調律ピッチ共に全く変動無く極上の状態でありました。24時間空調完備での保管の賜物であります。

8まずこのジャーマンを弾くのはフォルテピアノ界の貴公子のこの方。海外ではチェンバロも頻繁に弾いているようですが日本では今回の来日ツァーが初めて。Vnの人気者との共演でどんなBachの演奏を聴かせてくれるか実に楽しみであります。




2016年10月 1日 (土)

ゴールドベルグ変奏曲に向けて準備万端!

5_640x480_21日、先日より大掛かりな調整でお相手している米国製フレンチチェンバロ、今日やっとメインのツメ交換も終えゴールドベルグ変奏曲のリサイタルに向けて準備万端。中々厄介な作業でしたが米人製作家からの抽象的ながら思慮深いアドヴァイスのお陰で力強さと輝かしさを兼ね備えるバッハに最適な魅力ある音色に仕上がったと自負しております。その成果は是非コンサート会場でお確かめあれ!

4_640x487チェンバロのヴォイシングをしていると突然外から「ドーン」という雷鳴のような凄い轟音が・・・。何かと思えばご近所の神社の秋祭りで神輿代わりの巨大な太鼓を派手に打ち鳴らしながらの練り歩きでありました。もう秋本番ですね。

1_640x480今日も作業の合間にご近所深大寺の蕎麦屋巡り。今回は地元で評判良い店に伺うも週末で観光客押し寄せており行列並ぶ羽目に・・・。古寺の景観豊かな境内望む和風座敷で洒落たJazzを聴きながら手繰る蕎麦は中々風情あるのですが和装の店員が隠し持ったインカムで厨房とやり取りしながら客をさばく姿は今風過ぎてちょっと興ざめか・・・。







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