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チェンバロ

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    my Cembalo by R・Yoshida

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2016年8月

2016年8月31日 (水)

ちゃぶ台に座って聴くチェンバロ

2_480x64031日、さる演奏家のスタジオにお伺いして秋のリサイタルの打ち合わせ(今回はチェンバリストにとって究極の名曲ゴールドベルグ変奏曲を取り上げるとか)。本番に向けご自身のチェンバロをベストのコンディションに仕上げる為にどんな事をすべきかを熱心に討議し方針決定。チェンバロはかなり大掛かりな調整となりそうであります。しかしこちらのスタジオ、チェンバロ部屋は洋楽に相応しい洋間ながら(パイプオルガンまでお持ちなのですよ)お隣は懐かしいちゃぶ台が置かれている昭和の香り漂う純和風の部屋というのがナントもユニーク(サロンコンサート開催の際はこちらが客席になるとか)。

2016年8月30日 (火)

オリジナルフォルテピアノを弾く

8_640x48030日、先日調整したばかりの都内某所に長年秘蔵されていた1843年ウィーン製のフォルテピアノ、今日は170歳を超えるこの歴史的楽器の現状と真価を確かめる為演奏家をお連れして様々な曲の試し弾きを敢行。長年殆ど弾かれておらず冬眠状態だったもののフォルテピアノに精通した奏者が弾き込むうちに少しづつ目覚めてきたようでナニヨリ。

7_640x480意外に保存状態良いボディからは強靭でクリアな音が出て来るようになりすぐにでもコンサートに使えそうですね(コンチェルトでも大丈夫な程の音量あり!)。また珍しく紛失せず付いている第二響板がいかに音色に重要な役割を果たしているかが判るのも素晴らしい(これ無くしてはウィーンの甘い音色は出ないのでは思える程!) いずれ皆さんにもこの貴重なオリジナルフォルテピアノを聴いて頂ける機会を作れるように現在オーナーにお願いしておりますのでいずれその素晴らしい音色をどこかで体験して頂けるはず・・・。乞うご期待!




2016年8月29日 (月)

晴れ運健在

8129日、台風接近の為か雨模様の中チェンバロ運送で出動。これはずぶ濡れの中での作業になるとすべてを毛布に包み万全の態勢で臨むもいざ楽器を降ろそうという時には雨が上がりホッ。今だに晴れ男の強運は健在でありました。先日のスマホに続き愛用のカメラも突如不調となり(何故続く?)慌ててカメラショップに走るも気に入った機種が全く無く困ったものです。しかし各社安めのコンパクトカメラから撤退気味で品数実に少ないのにはビックリ(置いていないだけなのか?)。

2016年8月28日 (日)

真夏の馬太受難曲

1_640x48028日、ポジティフオルガンを携え合唱団の馬太受難曲公演に出動。昨日に続き今日も途中で大観光地(鼠王国らしいです)を通るので遅刻すまいと朝早くから出発するも渋滞全く無く現地に1時間も早く到着してしまい拍子抜け。今日の舞台も昨日に続き外は雨ながら乾燥気味でビックリ(冬にはアブナイ舞台なのかも・・・)。いつもは寒い時期に聴く事が多い馬太受難曲、真夏でも受難曲だけあって暑さ吹き飛ぶ清涼感漂う演奏・・・と思っていると外も秋到来を感じる涼しさでしたね。

2016年8月27日 (土)

冬はアブナイ、夏はアリガタイ

1_640x48027日、人気観光地近くのホールでの合唱団公演にポジティフオルガンで出動。夏休み最後の週末だけあって都心脱出から観光地周辺までどこも大渋滞で危うく遅刻するところでありました。良くお伺いする今日の会場、冬場は舞台が異常乾燥する「アブナイ」ホールなのですが(毎回チェンバロが壊れそうになる程酷い!)、雨の日でも乾燥気味なので夏は「アリガタイ」ホールでありました(オルガンよりもご一緒したティンパニーの方が「今日の楽器は本革なので助かる!」と喜んでおられましたね)。

2016年8月26日 (金)

録音セッション終了

2_640x48026日、ベートーヴェンVnソナタの録音セッション最終日。今日も非常にスムーズに録音は進行し夕方には収録完了。終了後重厚なベートーヴェンの世界から解放された喜びの余り御二人が即興を奏で始められたのですが実に香り高きウィーンらしい音色を出されていたのには感嘆!(フォルテピアノもまるで別物のように音色激変しビックリでありました) 達人の神業を間近に垣間見れた至福の3日間でありました。CDの完成楽しみであります(ちょっと変わった組み合わせのCDになるとか) しかし猛暑と湿気でフォルテピアノの調律に悪戦苦闘の日々でしたね。最終日は演奏中にフォルテピアノの周辺から2度も異音が発生し収録がストップ。調べても原因判らずまるで怪奇現状?

2016年8月25日 (木)

暗闇でのセッション

2_640x48025日、ベートーヴェンVnソナタの録音2日目。猛暑の中で冷房止めてのセッションとなると温度変化に敏感なフォルテピアノの為徹底的な温度対策を敢行。温度上昇の一番の原因である舞台照明はやめて本当は暗闇の中で蝋燭の明かりだけで行きたい処ながら(雰囲気出るでしょうね)LEDなどという野暮な灯りで譜面を照らしてナントか最後まで温度を維持してセッション終了。しかしベテラン勢御二人の演奏実に快調で連日まだ明るい内に帰れるとはビックリでありました。

7_640x480ホール周辺実は饂飩蕎麦激戦区だと判り今日も帰路に御近所の評判店を訪問。今日は人里離れた畑の真ん中にポツリとある隠れ家風蕎麦屋へ。産地の違う個性的な蕎麦2種をこれまた全く味の違う2種の汁で味わえるという凝った組み合わせを注文。中々拘り有る蕎麦を出すお店ながら余りの立地の不便さにお客の入りを心配してしまいますね(昨日も今日も貸し切りでありました)




2016年8月24日 (水)

フォルテピアノ録音セッション

4_640x48024日、埼玉の某ホール(都心に近い為録音に人気ですね)でのVn+Fpの録音セッションにワルターのフォルテピアノで出動。ホール周辺まだ蝉の大合唱が賑やかながら幸い録音には支障出ずヤレヤレであります(蝉の声が入ってしまい録り直しとなった失敗例多数あるようですね)。業界重鎮の御二人の演奏は最初から完成度高く貫禄充分ながらさらに上質な音楽を目指そうという貪欲な姿勢に感服した次第。

7_640x480演奏ミスが殆ど無いベテラン勢同士だけにいつもより早くセッション終了。実はホール周辺は武蔵野うどん激戦区でもあるので帰宅前に早速地元で評判という隠れ家うどん店へ出撃。不揃いながらモチモチとして歯応え心地よい麺と濃厚ながら後味爽やかな汁の組み合わせが中々美味(そして安価)。




2016年8月23日 (火)

大恩人

6_640x480_323日、昨日台風で来られなかった演奏家御二人がやっとスタジオ来訪、ベートーヴェンのVnソナタのリハーサル。実は御二人とは四半世紀以上のお付き合いながら、業界最長老でもある鍵盤奏者の方は遥か昔私が幼い中坊時代初めてチェンバロの生演奏を聴かせて頂いた大恩人でもあります(その演奏がきっかけでこの業界に飛び込んだ訳ですし)。リハの合間に伺う四方山話ももう日本古楽界の貴重な歴史的証言ばかり・・・。今日も日本チェンバロ史に関わる新事実(?)を伺う事が出来ビックリでありました。

2016年8月22日 (月)

台風来襲で助かった!

25222日、今日予定されていたフォルテピアノを含むリハ、台風来襲の影響でキャンセルでありました。もしかすると午後には台風北に走り抜けて天気回復するかも・・・と期待していたのですがナントも鈍足の台風でしたね。急に予定が空いたので車のオイル交換に向かうといつもは結構待たされるのに今日は待ち時間無し!後はスタジオに戻って事務仕事でもとのんびりしていると携帯が瀕死状態なのを偶然発見。慌てて携帯屋に飛び込んで新規購入しトラブルは危うく回避。携帯屋いつもならこれまた凄い順番待ちなのに今日は台風のお陰で殆ど人が来ておらずすぐに手続き出来たのは実にラッキー。台風のお陰で色々助かった1日。

2016年8月21日 (日)

湿気のダメージ

2_640x48021日、約1か月振りの出番間近のフォルテピアノのご機嫌伺いの1日。前回が雨中での出動だっただけに内部に湿気がまだ多少残っていたようで空調完備の部屋で保管していても調整調律がまだ不安定な様子(カバー掛けて密封していたのも原因か・・・)。夏の湿気のダメージは簡単には取れないですね。

2016年8月20日 (土)

夏祭り

3_640x48020日、早朝より雨の中ポジティフオルガン担いでリハ会場へ。初めて伺う会場ながら(公共施設なのですが)1階ロビー奥には神輿、祭壇が鎮座し入口には御酒が山積み、大音量で御神楽を流しっぱなしとすっかり夏祭り会場と化しており仰天。どうやら荒天の為急遽避難してきた様子。

2016年8月19日 (金)

大渋滞

Gcem_11_640x48019日、まずは西で2段チェンバロの階段降ろしから。最重量級の楽器だと勝手に思い込んでしまい、いつもより人数多く3人で慎重に運ぶも実際は国産でも有数の軽量楽器で拍子抜け・・・(実は2人で楽々運べました)。楽器満載で久々に東へ向かうも今年の暦の関係か平日なのに各地でお盆休み並みの大渋滞。休憩の為パーキングに入ろうとするもどこも満車で停める場所無く休憩も出来ず疲労困憊で深夜東のスタジオに帰還。

2016年8月18日 (木)

これが見たかった!

22_640x48018日、以前より体験したいと願っていたさる建物(遠い!)の中よりの素晴らしい景色を遂に見る事が出来て大感激(以前は荒天のため肝心の山が全く見えず今回やっとリベンジした次第)。鑑賞後はさらに山奥に分け入り実に澄んだ極上の清水が湧き出る沢を見つけ再び大興奮。最後チェンバロを積んで予定終了。

2016年8月17日 (水)

洋館訪問

28_640x48017日、今日は食い倒れを封印して(?)某歴史的洋館を初訪問。中々保存状態素晴らしく歴史の重みを存分に味わえる建物でありました。

2016年8月16日 (火)

食い倒れの夏

1_640x48016日、食い倒れの夏の締め括り(?)のためちょっと遠出してさる街で海の幸を満喫。いつも味わう地元瀬戸内、そして広大な太平洋とは違う魚の魅力を満喫いたしました。刺身は勿論ですがこちら名産のもさ海老、トビウオの竹輪は絶品でありました(これでどこか判った方は偉い!)。

2_640x4803_640x480







2016年8月15日 (月)

ノーガードでも涼しい顔

1_640x48015日、今日は珍しく1年中エアコン除湿加湿器無しの部屋で保管中というノーガード状態のチェンバロの御機嫌伺い。日本の激しい気候変化にも慣れっこという国産楽器だけにうだるような暑さの中でもちょっと調律狂ってしまったかな?・・・という程度で実にタフ!(スティール弦使用のお陰もあるでしょうね)  こういう楽器なら神経質にならずとも管理は楽なのですがね。

2016年8月14日 (日)

越夏中

Image14日。西のスタジオでチェンバロ陣のご機嫌伺いの1日。エアコン除湿器24時間稼働しているお陰でスタジオ内は温度湿度共にほぼ一定を保っており(勿論昼夜で多少変化しているのですが)どの楽器もベストコンディションを維持しており猛暑続きの今年も無事越夏出来そうであります。厳しい夏も暦では後半月程、楽器管理引き続き御用心あれ!

3_640x480久々に地元に腰を据えていると止まらないのが食い倒れ生活・・・。今日はスタジオのご近所の御贔屓和食店でちょっと豪華なランチ(といってもその質から言うと随分お得な値段なのですが)。お客様はお盆の寄り合いの方ばかりで昼からお酒も入っておられる様子ながらこちらは仕事の合間なのでグッと我慢(本当はお酒に合う料理ばかりなのですが・・・)

2016年8月13日 (土)

饂飩屋

6_640x48013日、西での数か所のチェンバロ運搬に出動するもお盆休み&週末との事でもう高速だけでなく一般道も大渋滞。久々に地元で昔覚えた抜け道裏道を駆使してのハードな移動の1日。

1_640x480久々に地元をあちこち走り回ったので気になる饂飩屋をはしご。まずは週末休みならぬ週末のみ営業(週休5日!)という手強い街外れの隠れ家店を初訪問。時間を掛けて丁寧に作る店主拘りの饂飩は麺、出汁、ネタ、薬味どれも絶品(その上安価!)。また御贔屓のお店発見でありました。

2_640x511移動中に今度は浪速最古という超老舗饂飩店(1864年創業とか)を訪問。こちらは有名店だけに大行列ながらまあ饂飩だけに回転良くすぐに着席。名物の細麺あんかけ風うどんを頂くも時代掛かった地味な具も出汁との相性良く中々美味。老舗の底力を感じた次第。

9_640x480各地を回り最後西のスタジオに戻るとお隣の公園では盆踊りの準備の真っ最中でありました。

2016年8月12日 (金)

連日の浪速鰻

2_640x48012日、昨日に続き今日も浪速を訪問、昼は某人気ホールご近所の庶民的な商店街でランチ。ここだけまだ昭和時代なのかという程の激安値段の大衆食堂(何しろ定食が殆どワンコインでおつりが来るほど)で今日は以前より一度食べてみたかったうな丼を初めて注文、値段ナント530円!(以前はワンコインでおつりが来ていたのにいつの間にか値上げしておりちょっと残念) 

1_640x480流石値段高騰の鰻だけに上品な量でしたが店では高級メニュー(?)となる一品を食べれて大満足。いや浪速の食文化の懐の深さを堪能いたしました。







2016年8月11日 (木)

西で東風の鰻

24_640x500_211日、猛暑の中久々に浪速の南側に出向いたので噂に聞くこちらでは珍しい江戸風の柔らかい鰻のお店を初訪問。鰻のとろけ具合は確かに東の風味ながらたれの上品な薄味はどちらかと言うと西風か。何よりも奈良漬が付いて来たのが関西、東西の風味合わさる中々絶品のお店でありました。各地の高速道路は帰省ラッシュの大渋滞の様子ながら浪速の街中は皆さんオリンピック観戦のためか人影少なく実に走りやすい・・・。

Brugge フォルテピアノコンクール 本選速報!

18月10日に行われたブルージュでのフォルテピアノコンクールファイナルの結果です。

川口成彦氏トップ(1位無しの2位)獲得おめでとうございます!

- shared second prize: Naruhiko Kawaguchi - JP & Viacheslav Shelepov - RU

- third prize: Martin Nöbauer - AT

- honorable mention: Carlos Goicoechea - ES

The Outhere award went to Naruhiko Kawaguchi.

Viacheslav Shelepov won the prize of the audience.

2016年8月10日 (水)

守り神降臨?

13_640x42210日、今日から西のスタジオです。スタジオに入ると片隅でチョロチョロ動く怪しげな影有り、何だろうと見るとスタジオの守り神君でありました(もう1匹ウチの守り神には大蜘蛛君もいるのですが)。ご近所のビーチは海水浴客で大賑わい、夏恒例のお隣の旅館へ宿泊の甲子園出場校は早々と敗退の為姿を消しておりました(元気な球児の姿見れず残念)

2016年8月 9日 (火)

1843年ウィーン生まれ

82_459x6409日、今日は某スタジオで秘蔵されていた1843年ウィーン製のフォルテピアノの調整の1日。しばらく弾かれていなかったとの事でまずは完全な冬眠状態のピアノを目覚めさす事に苦労するもナントか各所を丁寧に刺激する事で最後はかなりの声量が戻ってきたようで一安心(まだまだ弾き込まないといけないのですが)。しかし美しい装飾の譜面台も見事ながらこの時代特有の第二響板が現存しているのが素晴らしい!これがあるだけでウィーンらしいまろやかな音色が醸し出される事を今回も再確認。中々状態が良いピアノですのでいつかは舞台にお目見えする機会があれば良いのですが・・・。

Bruggeセミファイナル結果速報

1ブルージュのフォルテピアノコンクール、8日に行われたセミファイナルの結果が届きました。セミファイナルに進出した11人の中でファイナルに進出したのは4人、日本人では川口成彦氏が見事ファイナル進出です。10日にいよいよファイナル開催、吉報を待ちましょう!

Carlos Goicoechea - ES

Naruhiko Kawaguchi - JP

Martin Nöbauer - AT

Viacheslav Shelepov - RU

2016年8月 8日 (月)

オリジナル楽器の音色を体験する

23_640x4808日、先日の浜松樂器博物館でのオリジナル楽器イベントでは博物館所蔵の多くの鍵盤楽器に触れる事が出来ましたが、一番感銘を受けた事は1788年製のオリジナルクラヴィコード(P.Lindholm)の表現力の豊かさと楽器のコンディションの良さでありました。20世紀後半に英国の名工により大規模な修復をされたとの事ながら見事な出来栄えであったようですね。歴史的遺産が現代においてもその真価を発揮している稀有の成功例でしょうか。その素晴らしい音色を堪能出来た貴重な機会でありました(音色を聴きたい方はCDで是非ご鑑賞あれ)。

13次に開催するオリジナル楽器のコンサートは、10月16日(日)14時からつくば・バッハの森での18世紀イタリアンパイプオルガンのレクチャーコンサート。日本では数少ない(ここだけ?)18世紀様式のイタリア・トスカナ地方で作られた6ストップのパイプオルガンの鮮烈で芳醇な音色を聴いて頂きます。今回は特に出来るだけ18世紀の音色に近づくため電気モーターでは無く手ふいご使用での演奏を予定しております(人力でのパイプオルガン稼働のコンサートも滅多に聴けない貴重な機会であります)。まもなく明細発表予定。乞うご期待!

32そして次にはオリジナルチェンバロの東京・池袋の重要文化財の洋館での2公演(10月27日(木)チェンバロリサイタル、11月25日(金)Ft&CemDuo)を開催。チェンバロ工房の最高峰Ruckersファミリーの作と言われる秘蔵の2段チェンバロが久々に舞台に登場の予定(もうこれで最後の可能性大であります)。オリジナルフルートとオリジナルチェンバロの銘器の演奏を東京で間近に体験出来る貴重な機会、是非お聞き逃し無く!

2016年8月 7日 (日)

東欧は宝の山?

1_640x480_27日、御江戸深川近くのホールでのVnリサイタルに白フレンチで出動。地下にある小ホールへは毎度ながら小さなエレベーターに楽器を無理やり立てて搬入していたものの今回はホール主催との事でお隣の大ホールの大型リフトを特別に使わせて頂き搬入実に楽でした。今回ご一緒した世界各国を走り回る人気Pf奏者より「東欧の小国ではまだ19世紀のピアノが多数眠っている」など興味深いお話し多数伺い大興奮。いつかは東欧にもピアノ探しの旅で訪れてみたいものです。

Brugge予選速報!

17日、激戦展開中のBruggeでのフォルテピアノコンクールの第1次予選の結果が届きました。今回はシュタインとワルターの2モデルが使われているとの事。

2_2セミファイナル(8月8日開催)に進出したのは11人、日本人は川口成彦氏が唯一第1次予選突破でありました。

Lauriane Follonier - CH

Carlos Goicoechea - ES

Shin Hwang - US

Naruhiko Kawaguchi - JP

Natalia Lentas - PL

Martin Nöbauer - AT

Ekaterina Polyakova - RU

Cassandre Ramos Gonalons - FR

Viacheslav Shelepov - RU

Daniel Walden - US

Sanae Zanane - MA

2016年8月 6日 (土)

浜松でオリジナル楽器三昧!

1_640x4806日、浜松樂器博物館でオリジナル楽器三昧の1日。まずは18世紀北欧の大型クラヴィコードをメインに17世紀イタリアンチェンバロも参加しての一般向けのレクチャーを開催。夏休み週末とあって子供連れや家族揃っての参加多数、この博物館の人気振りに感心。

33_640x480次は鍵盤楽器の展示スペースで多数の楽器を演奏と解説付きで紹介。連続して音色を聴く事で各楽器の特徴が鮮明に浮かび上がり収穫多し。閉館後は日本クラヴィア協会の主導で展示楽器を参加者でじっくり検分。皆さんにはオリジナル楽器の魅力を存分に知っていただけた様子。最後にはクラヴィコードリサイタル。実に健全な状態を保つオリジナルクラヴィコードと抜群の鍵盤コントロールで楽器から魅惑の音色を引き出す演奏家のコンビネーションも素晴らしくオリジナル楽器の真の魅力を堪能した次第。




2016年8月 5日 (金)

今年のBrugge

55日、今年のBruggeの古楽コンクールはフォルテピアノ、現在一次予選の真っ最中であります。今回はエントリー35名、その内日本人7名で国別では一番多く二番目はロシアの6名。私は今回はネット観戦(アブナイ事件多過ぎて渡欧断念)。セミファイナルが8日、ファイナルが10日に開催の予定。しかし楽しみだった楽器展示も今回は無くなり二部門同時開催も無くなり規模が小さくなってしまったようですね。

2016年8月 4日 (木)

ピラミッド盛り

1_640x4804日、通り掛かりに久々に立ち寄った御贔屓蕎麦屋、時間帯悪く大行列ながらここの名物(?)ピラミッド盛りを食べたい一心で珍しく炎天下の下で長時間待つ事に。気を付けて摘まないとすぐに雪崩を起こす程の豪快な盛りと本寸法な味のツユで存分に蕎麦を堪能。これだけの盛りなのに庶民的な値段なのがアリガタイ。

2_640x480今日のお相手は久々にフォルテピアノ。真夏の厳しい環境の中ながら幸い前回の調律から殆ど変化しておらず越夏対策は順調の様子。冬もですがこの時期も湿度調整が上手く出来るかが楽器管理のポイントでしょうね。




2016年8月 3日 (水)

20世紀古楽復興運動の生き証人

14_640x4803日、まもなく開催の浜松楽器博物館でオリジナル楽器のイベントの準備も大詰めであります。先日打ち合わせで博物館にお伺いした際演奏させて頂く鍵盤楽器の下見をさせて頂いたのですが、Jacob Kirkman(London 1750)の2段鍵盤チェンバロ、上下の鍵盤の色が違うのが不思議だったのですが伺うと20世紀初頭の古楽器復興の立役者アーノルド・ドルメッチ(私はランドフスカと同等、もしくはそれ以上に重要な役割を果たした最重要人物だと思うのですが)による修復をなされた楽器だとか(鍵盤部に大きくremakeしたと自分の名前を書いちゃってますね)。ドルメッチによって大幅改造されたものを近年また元の状態に出来るだけ戻したそうです。20世紀古楽復興運動に大変興味ある身としてはドルメッチが一体どんな改造をしたのかに非常に気になるところ。もしかすると18世紀のオリジナル楽器という価値よりも20世紀の古楽事情の貴重な生き証人というべき方で重要な楽器なのかもしれないですね。

2016年8月 2日 (火)

浜松でオリジナル楽器に浸る1日

22_640x4802日、今回は8月6日浜松楽器博物館で開催のイベントのご紹介です。
 
浜松楽器博物館が所有する鍵盤楽器コレクションが存分に堪能出来るイベントを多数ご用意いたしました。日本では数少ないオリジナルの鍵盤楽器に接する事が出来る貴重な機会ですので是非ご参加ください(まだ参加可能です) 博物館はJR浜松駅の近くですので足の便も便利です。新幹線を利用しますと東京から1時間半、夜のコンサート終了後も余裕で帰京出来るようです。また東京から車で往復される方もおられまして同乗も出来そうですのでご希望の方は梅岡までご連絡ください。
8月6日(土)
浜松楽器博物館 http://www.gakkihaku.jp/
 
開館時間内に館内で開催のイベント
イベント 1)
 オリジナルクラヴィコード レクチャー (演奏とお話 宮本とも子)
   13時半 14時半 15時半 の3回開催 (各20分)
              (入館料のみで参加可能)
  ★ 日本で数少ないオリジナルのクラヴィコード(Pehr Lindholm (Stokholm 1780)
                の魅惑の音色を演奏とお話しで紹介します
イベント 2)
 古典鍵盤楽器ガイド (演奏 岩淵恵美子 楽器解説 佐藤裕一)(各20分)
       展示楽器を演奏と解説でご紹介します (楽器は都合により変更の可能性あり)
             (入館料のみで参加可能)
   14時 テーマ「チェンバロからクリストフォリへ」 

   使用楽器: カークマン2段  (1750 London)   FF – f3 (61key)  8+8+4f Buff

             キーン・スピネット (18c初頭 London) GG/HH – d3(53key) 

             クリストフォリ (18c初頭の楽器の復元 日本)GG – c3 (54key) 

  15時 テーマ「フォルテピアノ ウィーンとロンドン」 

   使用楽器: ワルター (1808~10 Wien) FF – f4 (73key)

             グラーフ (1819~20? Wien)  CC – g4 (80key)
             ブロードウッド (1800~08 London) FF – c4 (68key)   

  16時 テーマ「スクエアピアノとパリ」 

   使用楽器 : ラウド・スクエアピアノ (1805?  London)  FF – c4 (68key)

             プレイエル (1830? Paris)  CC – f4 (78key)
夜の特別イベント
イベント 3

クラヴィア協会会員特別見学会 (参加費無料)

 17時から約1時間弱 展示の鍵盤楽器を見学

 日本クラヴィア協会会員のために特別に開催の展示楽器の見学会です。

  日頃じっくり見れない楽器を専門家の演奏と解説付きで見学して頂きます。

  (交代で試奏体験も実施の予定)

  オリジナル楽器の音色を体験出来る貴重な機会です。

     博物館入口に17時に集合 事前予約が必要 申し込みは梅岡まで

     梅岡 umeoka-gakki@nifty.com 

 

イベント 4

クラヴィコード スペシャルミュージアムサロン (有料)

 オリジナルクラヴィコード(Pehr Lindholm (Stokholm 1780)を使ってのレクチャーコンサート

   演奏とお話し 宮本とも子  お話 高橋靖志

  18時 開場 18時半 開演 終演予定 19時45分

 詳しくは http://www.gakkihaku.jp/ のイベント欄をご覧ください。

 

お問合せ、お申込みは 梅岡 umeoka-gakki@nifty.com まで 

最後に登場楽器の写真をどうぞ

11_640x480初期イタリアンチェンバロ(Francesco Marchioni  1646 Firenze)は昼のレクチャーに登場の予定。17世紀のチェンバロの音色が日本で聴けるのは本当に貴重であります。

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14_640x480こちらは英国の名工カークマン作の2段チェンバロ。20世紀初頭に古楽復興の始祖たるアーノルド・ドルメッチが修復したという楽器でもあります(鍵盤の色が違うのは多分修復の際の仕業でしょう)。現在はオリジナル仕様に沿ったメカニックになっているとか。

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12_640x480こちらはモーツァルトからベートーヴェン時代のウィーンの代表的なピアノ工房ワルターのフォルテピアノ (1808~10 Wien) FF – f4  (73key)。もう6オクターブに音域が広がった工房の後期の作品であります。

10_640x480こちらもウィーンを代表するメーカーであるグラーフのフォルテピアノ(1819~20? Wien)  CC – g4  (80key)(ただし伝グラーフとの事)。鍵盤の豪華な仕上げ具合は見物であります。

23_640x480最後にこの日の主役であるクラヴィコード(Pehr  Lindholm (Stokholm 1780)。豪快な鳴りっぷりと反応良いタッチが見事な楽器です。20世紀における修復の素晴らしさを垣間見れる貴重な歴史的証言者でもあります。

乞うご期待!

 

2016年8月 1日 (月)

巨大チェンバロに四苦八苦

5_640x4801日、某音大より某楽器博物館へチェンバロ運送の1日。今回はフルサイズのモダンチェンバロの下に脚鍵盤(弦付き)という3mを超える巨大なタイプ。現代ピアノ並み(?)の重量もさることながらサイズが予想以上に大きく当初EVや車に簡単に入らず四苦八苦・・・。最後無理やり捻じ込みナントか全て積む事が出来ホッ(昨日の最軽量のチビチェンバロとはナント違う事か!) しかし先日のみちのくでの手鍵盤だけの16f付きチェンバロの迫力にも参りましたがさらに手足3段鍵盤の16f付きはさぞかしド迫力なのでしょうね。是非一度コンサートで聴いてみたいものです。超重量級チェンバロの積み込みは男性6人掛かりで大騒動だったのですがお届け先ではか弱き女性3人のお手伝いで簡単に済んでしまいビックリ・・・。流石楽器博物館の方は女性でも楽器の扱いに精通されておられますね。

25_640x480作業後には街の名物餃子の人気店で味見分。円形の見事な並びは食欲そそるものの焼き具合は少々甘く好みでは無かったですね。お値段も少々お上品で(たかが餃子なのに・・・)満足度はイマイチでありました(宇都宮の方が好みかも)

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