オリジナルクラヴィコードの製作家が判明!
今度6月16日に開催のオリジナル楽器シリーズ第2回に登場予定の18世紀作のクラヴィコード、無銘の楽器なので今まで製作家が特定出来ずChristian Ernst Friederici (1709-1780) ? かChristian Gottlob Friederici (1750-1805) ?作の楽器ではと推測していたのですが、今回の公演のため新潟在住のクラヴィコード・チェンバロ製作家の高橋靖志氏がこの楽器を調整をした際に改めて細部を調査をしたところ、このクラヴィコードがほぼ有名なシュマール(Schmahl)作の楽器であろうという結論を得る事が出来ました。その詳しい調査レポートを是非ご覧ください。世界的にも貴重なオリジナルクラヴィコードの素性が日本で解明されたと言う事は非常に画期的な成果だと思います。製作家が特定された歴史的至宝と言うべきオリジナルクラヴィコードの生の音色に至近距離で触れるチャンスは今後まず無いはず・・・。6月16日のレクチャーコンサートで是非お聴きください!
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