御宝の山に遭遇
23日、少女歌劇の聖地の御近所の素晴らしい洋館(築百年以上とか)で古いピアノの御機嫌伺い。もう調律五十年近くしていないかも・・・と伺い戦々恐々と中を開けるも幸い(?)二十数年前に一度調律したようで長年放置されていた割には御機嫌麗しくホッ。しかし現存する個人宅洋館としてはかなり歴史的な価値が高い御宅のようで贅を尽くして集められたであろう家具調度品どれも素晴らしく骨董マニアとしては至福の一時でありました。
また国産洋楽器製造最初期の非常に珍しいオルガンも拝見する事が出来日本洋楽史研究家としても収穫多し(大阪で製造されたものだとか)。その他にも年代物の蓄音器やタイプライターなども多数拝見。しかし戦災震災にも耐え抜き今だにこのような素晴らしい保存状態の洋館が残っていたとは驚きでした。
西のスタジオに戻りまもなく出陣のデカイタリアンの御機嫌伺い。多分初来日の伊太利古楽グループのコンサートが無料で聴けるようですので御時間有る方は是非!会場もこれまた日本のコンサートホールの最古参という浪速の歴史的洋館であります。
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