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    my Cembalo by R・Yoshida

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2016年5月

2016年5月31日 (火)

まだ5月なのに・・・

231日、まだ5月なのに雨多くたまに晴れてももう梅雨の合間のような蒸し暑さですね。紫陽花の開花も早いようですし・・・。しかし雨季の真っ只中程の湿気ではないですね。除湿器フル回転すると乾き過ぎるのでご用心。

3チェンバロの御機嫌取りも中々微妙な時期でもあります。温度湿度の匙加減を間違えるといきなり楽器が暴れるかも・・・。

1出先で見つけたお江戸では珍しい博多うどんのお店。少し柔らかめの麺に生姜や葱をたっぷり入れ牛蒡天や豚角煮など具沢山という豪華さ。あちらのラーメンのような替え玉システム(うどんでも蕎麦でもOKとの事)も素晴らしい。これで値段も現地並みだったら言う事無しなのですが・・・。





2016年5月30日 (月)

オリジナルクラヴィコードを生で聴く!

930日、日本で数少ないオリジナルクラヴィコードの演奏を間近で聴けるコンサート、6月16日の池袋の洋館での公演はまだ半月以上先ですが早くもチケット残り僅かになって来ましたので(後数枚です!)予約申し込みはお早目に! 8月6日の浜松楽器博物館でのコンサートも是非ご参加ください。こちらはコンサートの前に行う特別展示楽器見学会として日頃間近で接する事が出来ない博物館御自慢のオリジナル鍵盤楽器多数を拝見させて頂く予定ですので浜松までわざわざ足を運んで頂いて絶対損は無いスペシャル企画であります。詳しくはこちらへ。

2016年5月29日 (日)

ウチの最古参

129日、ウチのレンタル楽器陣の中で最古参のフレミッシュ1段がドッグ入りのため久々にスタジオに。もう40年も弾き続けているも殆んど変化無く今だに快調というその堅牢な作風に改めて感嘆!(当時大流行のスピネットと同様小振りながら随分重いのが難点ですが・・・)

2016年5月28日 (土)

まもなくリサイタル

128日、まもなくリサイタルという奏者のリハーサルに少しお付き合い。久々のリサイタルとの事で相当凝ったプログラムで興味津々(中には古株の私でも初めて聴く曲が有る程)、ただそのお陰かどの曲も演奏の難易度高く相当苦労されているご様子。しかしウチのジャーマンを豪快に鳴らす技は実に見事!本番が楽しみであります。

2次は2階階段降ろしでチェンバロの引き取りへ。小型楽器なので楽勝と素手鷲掴みで一気に運ぼうとするもやはり握力だけに頼るのは限界ありますね。楽器積込み後は訪問先ご近所にあるお気に入りの隠れ家風武蔵野饂飩のお店を久々に訪問。浅黒い肌のモチっと歯応えある素朴な饂飩が中々美味(それも凄い量)。味付けのためにと電動(!)胡麻擦り器が用意されているのもユニーク。余りに辺鄙なところにあるお陰か評判の割には行列など出来ずすぐに座れるのがありがたい。


2016年5月27日 (金)

駅前の老舗ホール

627日、新宿駅のど真ん前(駅から地下道で雨に濡れずに行ける程便利!)の老舗ホールにワルターのフォルテピアノで出動。搬入の際EV使うも楽器がギリギリ入った上に段差が全く無く運送屋としては実に楽なのがありがたい!今日のフォルテピアノ演奏はたった8分、演奏終了後すぐに撤収に掛かり15分後には楽器車に積込完了という慌ただしさ・・・、

2016年5月26日 (木)

ウィーンの銘器を拝見

Photo26日、まずはスタジオにドッグ入り中のチェンバロの御機嫌伺い。堅牢さを誇るH工房の楽器30年経ってもメカニック今だに安定しているのは流石!午後には欧州在住のFp演奏家がスタジオ来訪、最新の現地情報を伺う事が出来収穫多し。最後はご近所のさる演奏家のスタジオを訪問し素晴らしいピアノコレクションを拝見。その中に中々良い状態の19世紀半ばのウィーンのフォルテピアノの銘器があるのには仰天・・・、四半世紀前に早くも日本に持ち込まれていたとの事。どこに御宝が隠れているのか判らないものです。

2016年5月25日 (水)

オリジナル楽器に触れる!

16025日、昨日発表しました8月6日浜松楽器博物館でのオリジナル楽器イベント、より詳しい情報をこちらでもアップいたしましたのでご覧ください。日本でこれだけ多くのオリジナル鍵盤楽器に接する事が出来る最後(?)のチャンスかも・・・。駅前の博物館だけに新幹線利用すると東京からも意外に早く行けるのですね。

6月16日東京でのオリジナルクラヴィコード&フルートのレクチャーコンサート、もうチケットあと僅かとなってきましたのでご希望の方はお早くご予約ください。

2016年5月24日 (火)

オリジナル鍵盤楽器三昧の1日 in浜松

824日、今や古楽器と呼ばれるチェンバロやクラヴィコード、そしてフォルテピアノ、その鍵盤楽器達の全盛期の魅力を数百年の年月を超えて現代に伝える貴重な存在であるオリジナル楽器の生の音色が聴けるというコンサート、6月16日東京公演(最近その製作家が特定出来たという名工Schmahl作のクラヴィコードとオリジナルフルート8本が登場の予定のレクチャーコンサート)はチケット残り少なくなって来ましたのでご予約はお早目に!

4もう1つオリジナルのクラヴィコードを間近で堪能出来るコンサートも開催決定いたしました。8月6日(土)日本最大の楽器コレクションを誇る浜松楽器博物館でのクラヴィコードコンサート、18世紀末リンドホルム作のクラヴィコードを使ったレクチャーコンサートです。5オクターブ半もの広い音域の大型クラヴィコードの迫力ある音色是非至近距離で味わってみてください。

151この日は特別な催しが盛り沢山、まずは昼に主役のクラヴィコードを使った無料ミニコンサートを開催(13時半、14時半、15時半の3回各約20分)。クラヴィコード演奏と共に楽器解説の際にチェンバロ(マルキオーニ1646年作)とフォルテピアノ(ゲラルディ 1812年作ウィーン式 )の2台も登場の予定。オリジナルのクラヴィコード、チェンバロ、フォルテピアノを同時に聴き比べられる貴重な機会であります。

87もうひとつは展示会場にずらりと並ぶ貴重なオリジナル楽器をデモンストレーターが演奏付きでご案内いたします(14時、15時、16時各約20分)。カークマン、ブロードウッド、ワルター、グラーフなど博物館御自慢の歴史的銘器が登場の予定。最近は鍵盤楽器のデモンストレーションを行っていないとの事でこれまたオリジナル楽器の生の音色を聴ける貴重な機会となります。

最後に参加者限定のスペシャル企画の御案内。閉館後夜のコンサートまでの間にコンサート参加者のための特別楽器見学会を開催いたします。昼とは違い正に専門家のために日頃見れない楽器の隅々までその魅力に触れて頂ける特別な機会となるでしょう。コンサート来場者限定の無料企画です。

夜のコンサートの御予約は博物館へ直接でも結構ですし、梅岡(umeoka-gakki @nifty.com)までお申し込みでも可能です。昼の企画は無料(入館料は必要)、夜は有料コンサートです。

浜松楽器博物館のコンサート情報はこちら   チラシはこちらをご覧ください。

日本でオリジナル楽器を存分に堪能出来る貴重な1日、8月6日は浜松まで是非足を御運びください! 

東京よりは車で向かう方の相乗りも検討しておりますので移動方法は梅岡までご相談ください。

2016年5月23日 (月)

御宝の山に遭遇

623日、少女歌劇の聖地の御近所の素晴らしい洋館(築百年以上とか)で古いピアノの御機嫌伺い。もう調律五十年近くしていないかも・・・と伺い戦々恐々と中を開けるも幸い(?)二十数年前に一度調律したようで長年放置されていた割には御機嫌麗しくホッ。しかし現存する個人宅洋館としてはかなり歴史的な価値が高い御宅のようで贅を尽くして集められたであろう家具調度品どれも素晴らしく骨董マニアとしては至福の一時でありました。

7また国産洋楽器製造最初期の非常に珍しいオルガンも拝見する事が出来日本洋楽史研究家としても収穫多し(大阪で製造されたものだとか)。その他にも年代物の蓄音器やタイプライターなども多数拝見。しかし戦災震災にも耐え抜き今だにこのような素晴らしい保存状態の洋館が残っていたとは驚きでした。

13西のスタジオに戻りまもなく出陣のデカイタリアンの御機嫌伺い。多分初来日の伊太利古楽グループのコンサートが無料で聴けるようですので御時間有る方は是非!会場もこれまた日本のコンサートホールの最古参という浪速の歴史的洋館であります。






2016年5月22日 (日)

贅沢なサロン

222日、紀州郊外にある某演奏家ご実家でのサロンコンサートにジャーマンで出動。こちらのサロン、家が3~4軒入る程のゆったりとした空間の上お隣には美しい花咲き乱れるローズガーデンも併設されており都心ではありえない贅沢さ。実に羨ましいものであります。

13都心の小ホールに負けない位の容積と座席数があるサロンながら残念な事に空調が無い!運悪く突然の真夏日となってしまい満員の御客様のひと息も加わり舞台は30℃を超える灼熱地獄(乾燥激しかったのでサウナ状態にはならなかっただけマシではありましたが) 極限状態の中でも達者な演奏を繰り広げた演奏家の頑張りに感嘆でありました。ついでに今年初の猛暑に遭遇した我がチェンバロも頑張った!




2016年5月21日 (土)

贅沢なホール

121日、東京西端の老舗ホールでの地元合唱団公演にポジティフオルガンで出動。少々年季の入った施設だけにバリアフリーなどと言う洒落たサービスは無く久々に重いオルガンを人力で階段担ぎ上げでありました。しかしバブル時代の建築なのかホールの内装などに大理石をふんだんに使う贅沢振りで音響は素晴らしい!この不況の時代では公共ホールでこんな凝った内装はまず出来ないでしょうね。

2016年5月20日 (金)

優れたスタジオ

420日、某演奏家のスタジオよりフレンチ2段のチェンバロを引き取りドッグ入り。お伺いした先は普通の一軒家ながらほぼ1人で楽器出し入れ出来る中々優れたスタジオでありました(ご本人も私が1人で運び出す姿見て感心されておられましたが)。スタジオにもう1台あった仏蘭西製のZell2段も拝見、堂々の鳴りっぷりの楽器でありました(最近余り作られなくなったZellモデル、実は中々の銘器だと思うのですが・・・)。

1訪問先近くには御江戸では数少ない本格的な長崎チャンポンのお店あるとの事で久々に訪問(実は私は隠れチャンポンマニアでもあるのですよ)。うず高く積み上がる具の野菜と麺の量に圧倒されるも味はそれ程しつこくは無く最後まで何とか完食。




2016年5月19日 (木)

オリジナルクラヴィコードの製作家が判明!

8今度6月16日に開催のオリジナル楽器シリーズ第2回に登場予定の18世紀作のクラヴィコード、無銘の楽器なので今まで製作家が特定出来ずChristian Ernst Friederici (1709-1780) ?  かChristian  Gottlob Friederici (1750-1805) ?作の楽器ではと推測していたのですが、今回の公演のため新潟在住のクラヴィコード・チェンバロ製作家の高橋靖志氏がこの楽器を調整をした際に改めて細部を調査をしたところ、このクラヴィコードがほぼ有名なシュマール(Schmahl)作の楽器であろうという結論を得る事が出来ました。その詳しい調査レポートを是非ご覧ください。世界的にも貴重なオリジナルクラヴィコードの素性が日本で解明されたと言う事は非常に画期的な成果だと思います。製作家が特定された歴史的至宝と言うべきオリジナルクラヴィコードの生の音色に至近距離で触れるチャンスは今後まず無いはず・・・。6月16日のレクチャーコンサートで是非お聴きください!

野外で饂飩

Photo19日、都心を移動中余りの快晴にランチは野外で食べようと某隠れ家的饂飩店へ。本格的な讃岐饂飩をこれまた讃岐風のセミセルフで出す客席オール野外という凝ったお店。ウォーターサイドの特設テーブルで都心の高層ビル街を眺めながら頂く饂飩の風味また格別であります。

2016年5月18日 (水)

駅前ホール

418日、まもなく出動予定のホールで下見&打ち合わせ。もう都心のホールは殆んど制覇したと思いきやまだまだ知らない所あるもんで新宿駅前という超便利な場所にある老舗ホール初訪問。サイズを計ってもらうと搬入EVに本番で使用予定のフォルテピアノが入らないのではと言われ実物をわざわざ持ち込んでの下見を敢行。幸い無理やり?押し込むとギリギリ入る事が判りホッ。昨日の雨から一転抜けるような青空となった御江戸は湿度も急降下、最低湿度22%まで下がったようですね。湿度温度が日々目まぐるしく変わる時期なので楽器のための環境維持には細心の御注意を!

2016年5月17日 (火)

チェンバロでダンシング!

Photo17日、間も無くリサイタルというチェンバロ奏者のリハーサルにウチのジャーマンチェンバロでお付き合い。今回はチェンバロ音楽の歴史を網羅するような広範囲な選曲、通常のバロック曲を超越するような刺激的な曲も織り交ぜる意欲的なプログラム。チェンバロという楽器を極限までリズミックにそしてダイナミックに鳴らしきる奏者の鍵盤コントロールにも注目であります(タイトル通りダンサブルな曲多いですぞ)。

2016年5月16日 (月)

炭水化物だらけ

1_216日、西のスタジオで秘蔵中の現存日本最古(?)の国産クラヴィコード、今だ本格的な調査を開始出来ておらず謎多いままで有ります。もし素性が明らかになれば日本古楽史の通説が引っ繰り返る程の新事実が出て来るのでは・・・と期待しておりますのでしばしお待ちを! そう言えば最近出版された宮沢賢治とCelloの関係を辿った本に大正末期に早くも賢治がヴィオラダガンバの事を述べていたと記載されてましたがこれはまだ検証しなければならない事項だったのでは・・・(昭和初期の古楽器史のネタ結構多いのですよ)。

3_2西で現代ピアノの御機嫌伺いの後東へ移動。西で最後の食事には東には無いものをと地元民で大繁盛の大衆食堂でお好み焼き定食。オカズも御飯も炭水化物だらけ、1人用の焼けた鉄板に乗ったお好み焼きをコテで食べるという関西ならではのメニューであります。御江戸に帰還するも意外に寒いのにはビックリ。また帰るなり結構な揺れがお出迎え・・・(少しモノ落下する程でした)。

2016年5月15日 (日)

西の郊外を往く

315日、西のスタジオ周辺を久々に散策、波静かで海は澄んでおり魚群の影も多し。街の中心街では昨日からお上主催の祭りあるようながら郊外は平穏な週末の様相。晴天ながらもう夏近い天候なのか湿度高目でスタジオの除湿器フル回転であります。

6郊外を移動中に我国現存最古の民家があると知り寄り道。室町時代末期、14世紀頃の築ではと推測される藁葺きの建物は確かに我々が知る江戸時代の古民家とは構造が大分違う様子。イヤ良くこんな古いモノが残っていたものであります。

18昼は郊外の古い街並みの路地奥の隠れ古民家蕎麦屋でランチ。中々しっかりとした蕎麦を出すだけあって週末は大行列の繁盛振り(たまたまそれ程待たずに入店出来てラッキーでありましたが)。どこかに洒落た古民家の空き家が見つかれば私も蕎麦屋に転職しようかしらと思った次第。

19帰り少し大回りして先日ニュースで大騒ぎの高架橋落下事故現場を通過。大幹線道路が長期で通行止めとはやはり
大迷惑(迂回路少ないのも困り物)。









2016年5月14日 (土)

味は確かながら・・・

114日、西のスタジオ出動前に久々に地元中華街でランチ。路地裏の隠れ名店を少し遅い時間に訪れるとナント貸切状態・・・。味は確かなので行列並ばなくても良いのは有難いものの(東なら大繁盛でしょうね)御客様少な過ぎるのも少々心配であります(潰れないでね)。

2スタジオ前で見つけた春の便りがこれ。他にも鶯と共にウシガエルの鳴き比べ中々派手であります。


2016年5月13日 (金)

御贔屓蕎麦屋

114日、西で個人宅の楽器の御機嫌伺いへ。湿気気味のお部屋との事で心配するものの最近高性能の除湿器を装備され万全の環境で維持されており楽器の御機嫌良好で一安心。逆に1年通じて湿気多めとの事で冬特有の異常乾燥が無いそうで除湿のみ気を使っていればよいという恵まれた環境かも・・・。

2ランチは訪問先の御近所にある(ちょっと離れているのですが)御贔屓の隠れ蕎麦屋へ。店主拘りの打ち立ての蕎麦(店に入ってからトントンと蕎麦切りの音が聞こえる程)と揚げ立ての山盛りの豪華な天婦羅が相変わらず素晴らしい。食事中には恒例の店主客席乱入あるも毎度講釈入りで進められる蕎麦を塩だけで食べるスタイルを先に実施していると、店主黙って(少々残念だったのかも?)茄子の天婦羅をオマケしてくれました(笑)。

3蕎麦も天婦羅も素晴らしいものの特筆モノは〆の蕎麦湯、もうトロトロどころか御粥のような濃厚さが堪らない!この店某ホールの御近所なのですが初来日の外人演奏家が「このホールに来たなら絶対行けと言われたんだけど」という程海外の方でも有名だとか・・・。






2016年5月12日 (木)

東は乾燥、西は湿気多し

212日、4月末からの音楽祭のはしごなどがやっと一段落、出陣終えたチェンバロ3台を持って早朝より西へ移動。今月末の三重でのサミットの警備の予告があちこちに出てましたがどれ程厳重な警備になるのか心配であります。

4西のスタジオ周辺は新緑の若葉が目に沁みる上に鶯の鳴き比べで春爛漫であります。抜けるような青空ながら東京は乾燥酷く最低湿度21%(場合によっては加湿器必要かも)、しかし神戸は晴天ながら湿気気味で除湿器の出番でありました。


2016年5月11日 (水)

鍵盤の達人

611日、都心の人気ホールでの鍵盤楽器3台の伴奏による豪華歌手競演のコンサート本番。チェンバロ歴2日目(!)ながらもう自在に楽器を操る奏者の恐ろしき能力に改めて脱帽(チェンバロもポジティフオルガンもすべての音色を使い尽くすレジストレーションのユニークさも素晴らしい!)、3台の鍵盤楽器を苦も無く連続して弾きこなす技にも感嘆でありました。

2016年5月10日 (火)

弘法筆を選ばず・・・

110日、音響素晴らしい300席の人気ホールでの明日の公演の前日リハにチェンバロオルガン2台で出動。豪華メンバーによるグレゴリオ聖歌からバロックオペラそして現代ミュージカルまで幅広い時代の音楽劇を披露するというプログラムは大受けのようで早々とチケット完売、急遽決まった追加公演も残席あと僅かという人気振り(まだチケット少しあるようですぞ)。今回超人気ピアニストが歌伴奏ながら実はチェンバロを舞台で弾くのは初めてという若葉マークの御仁、しかし弾き始めるとアッと言う間にモノにされたようで切れ味抜群の鍵盤コントロールには感嘆、果てはキースエマーソン張りの2台同時弾きまで披露し脱帽でありました。

2016年5月 9日 (月)

路面電車

109日、湿度不安定な日々続くせいか滅多にトラブル起こらないチェンバロを調律中にプッツンと断弦発生(それもまず切れない4f!)。楽器も激しい環境変化についていけないのでしょうね。しばらく楽器の御機嫌には要注意。今日は珍しく路面電車で移動(意外に駅近いのですよ)。街中の路地裏をノンビリ走る電車旅も中々良いものです。線路脇のバラも満開で見事。

5訪問先の路面電車駅近くの路地奥の庶民的な蕎麦屋でランチ。立ち食いの延長のような店構えながら出て来たのが本寸法の蕎麦でビックリ(値段も安価)。これは路面電車に乗って通わなくては・・・。

15帰り駅近くの閑静な鬼子母神を散策しているとVc&指揮で大活躍のマエストロとバッタリ遭遇し仰天。何故こんなところで?と伺うとこの4月からご近所の音大で教鞭を取られているのだとか・・・。





2016年5月 8日 (日)

アフターフォロー

Photo8日、音楽祭を掛け持ちし酷使されていた楽器陣のアフターフォローの1日。例年ならGW特有の異常乾燥によるダメージばかりなのに今年は連日湿度乱高下していたので最後の出番の環境次第で各楽器の状態がバラバラでありました。異常乾燥の影響を一番受けたチェンバロは戻って来るなり夜中に異音発生、これは環境変化による自然断弦かと覚悟してフタを開けるも幸い断弦無しでありました(ホッ)。スタジオ内を次回の出番の舞台の予想湿度温度で維持してから各楽器陣を時間を掛けて調律調整。しかしまだ異常乾燥が来る可能性もあるのでご用心。

2外出するとちょどご近所の神社で元禄年間から約300年続くという獅子舞に遭遇。病気平癒のための由緒ある行事だとか。


2016年5月 7日 (土)

暑い!

Photo7日、先日までの熱狂音楽祭ではオールドフレンチピッチによるシャルパンティエ等の渋いプログラムで活躍していたオルガン、今日は全音上がりモダンピッチによるモツレクのリハに出動。音楽祭では3日間で5公演とフル回転の登板だったお陰か鳴りっぷりも絶好調であります。しかし夏のような暑さとなり気温は上昇するも湿度は日によって変動激しいですね。エアコンと加湿器除湿器の匙加減が一番難しい時期なのでしばらく湿温度計とにらめっこしなければならない日々続きます。ご用心あれ!

2016年5月 6日 (金)

オリジナルクラヴィコードを聴く!

86日、日本でも数台しか無いというオリジナルクラヴィコードが登場するコンサートの御案内。重要文化財の洋館の素晴らしい音響の会場でのオリジナル楽器のコンサートシリーズ第2回目(6月16日(木)19時開演)は有田正広氏によるオリジナルのクラヴィコードと各種フルートを使ってのレクチャーコンサート。

8_2今回登場の18世紀後期のオリジナルクラヴィコード、無銘ですがドイツの製作家C.E.Friederici(1709-1780?)かC.G.Friederici(1750-1805?)もしくはSchmahlの中の誰かの作だと推測されており現在調査中であります(もしかすると公演日までに製作家が特定出来るかも・・・)。バッハ一家を始めバロック~古典派時代の音楽家にとって非常に重要な鍵盤楽器でもあったクラヴィコードの真髄を解説付きで間近で味わえる貴重な機会であります。是非お聴き逃し無く!

4もう1回オリジナルクラヴィコードが聴けるイベントが決定!充実したオリジナル楽器を所有している浜松楽器博物館で8月6日(土)夜にこの博物館の看板楽器でもあるオリジナルクラヴィコード「リンドホルム」(ストックホルム1788)を使ってのレクチャーコンサートを開催。またこの日昼にはチェンバロやフォルテピアノ、クラヴィコードのミニコンサートやデモンストレーション等も開催予定。

159特にこの夜のレクチャーコンサートの前に公演参加者限定の特別楽器見学会も開催いたします。展示楽器をじっくり見学(試奏も出来るかも?)出来る絶好の機会でもあります。まもなく明細発表の予定、まずはこちらをご覧ください。

日本でオリジナルのクラヴィコードを聴く貴重な公演是非お聴き逃し無く!

両公演ともお申込みは梅岡 umeoka-gakki@nifty.com まで。



2016年5月 5日 (木)

千秋楽

1_35日、熱狂音楽祭早くも千秋楽。昨日より始まったGW恒例の異常乾燥今日もカラカラの1日でありました(東京の最低湿度は16%だったとか)。急な湿度下降のため提供中のチェンバロ陣もかなり御機嫌斜めのご様子(中には調律狂うだけでなく自然断弦するものまでも・・・)

7_2今回の音楽祭で私が担当した仏蘭西の古楽アンサンブル、歌手の1人が体調不良で初日から欠場だったものの今日やっと体調が戻り演奏に復帰、2人の歌手と器楽による濃厚な初期仏蘭西バロック音楽の演奏実に見事!(病欠時の演奏とは段違いでありました) 公演の合間に某Cem奏者が「楽器見せて」と舞台裏に来襲。やはり自分が弾く楽器以外にどんなチェンバロ来ているか気になるのでしょうね。

2016年5月 4日 (水)

異常乾燥到来中

54日、有楽町熱狂音楽祭2日目。ウチから提供の楽器陣5台(独蘭仏米そして白耳義と楽器も国際色豊かなラインナップであります)も会場の各ホールあちこちに出没中。日頃出番少ない1段チェンバロも今日は大ホールで堂々の登板であります。

13白フレンチとフォルテピアノは五千席という超巨大ホール(コンサートホールとしては日本最大では?)にも登板。今日は昨夜からの雨で湿気を心配するも午前中から晴天となり湿度は急降下したようで東京の最低湿度は22%!雨振りがあったと油断していたらGW恒例の異常乾燥が来ているようですぞ!ご注意あれ!




2016年5月 3日 (火)

音楽祭開幕

13日、今年も有楽町熱狂音楽祭が開幕。また世界中から数百人(数千人?)の音楽家やスタッフが結集する豪華な3日間、舞台裏や会場周辺で様々な関係者に会えるのもこの音楽祭の醍醐味であります。

4今回はまずチェンバロとポジティフオルガン2台を使う仏蘭西の古楽グループに楽器を提供。いつもはこのGWに来襲する異常乾燥で四苦八苦するのですが今年は何故か湿度高目で楽器が非常に安定し調律師としては有難し・・・。

10もうひとつの担当のハイドン公演リハへのフォルテピアノ提供も楽器が安定しており大助かり(直前に1/4音も上げたばかりなのですが)。そのハイドンのリハの横ではJazzの渋さ知らすの公演が有り(様々なコスチュームのパフォマー達が入り乱れておりました)その両極端の世界が同時に垣間見れるのもこの音楽祭の魅力であります。

2016年5月 2日 (月)

明日から開幕

62日、甲府での音楽祭から戻り今度は有楽町の音楽祭へ出動。明日からの開幕を前に今日は会場内で世界中から集まった演奏家達のリハ多数、野外ステージでは御客様参加の巨大プレイベントもあり会場周辺実に賑やか。

3今日は3台の楽器を持ち込みまずは昨日までコンクールでフル回転だったフォルテピアノのリハから。モダンピッチ希望との事でたった1時間で12Hzものピッチ上げをする羽目になるも米国製フォルテピアノは全く動じず涼しい顔・・・。いやタフな楽器であります。

8次にオールドフレンチピッチに拘るという初来日(?)の仏蘭西の古楽グループのリハにOrと仏壇フレンチを提供。リハの合間に舞台裏でスタッフの方と「去年来たトラヴェルソ奏者今年はチェンバロを弾いているんですね」「いやそれは仏蘭西の有名な古楽3兄弟の事で去年来たのは三男、今年来ているのは長男ですよ、実は皆変わり物で有名で・・・」と言っていると正にその長男が目の前に突然現れビックリ仰天。






2016年5月 1日 (日)

古楽コンクール閉幕

91日、甲府で開催の古楽コンクールいよいよ本選。会場は去年から使用の駅前の新しい図書館のイベントスペース。超モダンなデザインながら音響素晴らしく実に古楽向きの空間であります。

12今年の本選には4台の鍵盤楽器が登場。左からフォルテピアノ(Thomas&Barbara WOLF作 公式楽器)、ジャーマン(Jan Kalsbeek作 展示楽器より選択)、フランコフレミッシュ(M.Ducornet作 公式楽器 アンサンブルで使用) フレンチ(ギタルラ社作 現代曲用公式楽器)。フォルテピアノは参加が1台のみで選択が出来なかったのですが、久々に本選は展示楽器からも選択出来るとの事でどんな楽器が選ばれるか興味津々だったのですが皆さんウチのジャーマンを指名して頂き有り難い限りでありました(1人で出番多い2台の楽器の調律を担当する羽目になった上に時間が押して最後まで殆んど調律手直し無しとなりヒヤヒヤしましたが・・・)。

19注目の本選の結果は下記の通り

アンサンブル部門(本選4組出場)

第3位 19世紀ギターデュオ Duo HPD (G×2 日本)

審査委員奨励賞 Camerata D' Amico  (Ft Vn Vl Vc スペイン)

鍵盤楽器部門(チェンバロ フォルテピアノ)(本選チェンバロ4人、フォルテピアノ4人出場)

第2位 Anastasia Antonova(Cem ロシア) & Artem Belogurov(Fp オランダ)

外国勢の参加が多いコンクールでしたが受賞も外国勢が多数を占める結果となった次第。日本勢ではギターデュオの独創的な演奏は大受けでありました。

古楽コンクール本選結果速報

チェンバロ フォルテピアノ部門
第二位 Artem Belogurov
第二位 Anastasia Antonova

アンサンブル部門
第三位     19世紀ギターデュオ Duo HPD
審査員奨励賞 Camerata D''Amico

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