洋館に響くオリジナルピアノ
28日、百歳近い洋館(1921年建築)で味わう二百歳のオリジナルフォルテピアノの公演本番。重要文化財の建物なので内装に吟味された素材が使われているお陰か残響豊かな上に楽器の音色の芳醇さには驚くばかり。やはり多彩なニュアンスを醸し出すオリジナル楽器はこういう音響の空間でしかその真髄を味わえないのではと改めて確信した次第。自身もオリジナルのフォルテピアノで演奏活動をされているという奏者の抜群の鍵盤コントロールにも感嘆でありました。
今回の公演はまた東日本大震災復興支援コンサートとしての開催でもありまして、熊本地震への義援金も急遽募りましたとこと、東日本大震災復興支援として24000円、熊本地震へ170110円を義援金としてお送りする事が出来ました。多くの皆様のご協力に感謝!熊本の被災状況はまだ全容が余り判っていないようですね。家を失われた方も多いのが心配ですが、音楽界でもパイプオルガン等にも相当被害出ていると漏れ聞いております。引き続き震災への支援を継続して行く予定ですのでご協力をお願いいたします。
終演後はお楽しみの打ち上げには参加せず(涙)急いで帰宅、西での音楽祭へ提供の楽器を送り出し明日から開催の古楽コンクールに提供の楽器3台を積込み深夜甲府到着。明日からいよいよコンクールです(今年はチェンバロ、フォルテピアノ、アンサンブル)。結果速報お楽しみに!
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