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2016年4月

2016年4月30日 (土)

甲府古楽コンクール予選結果

330日、甲府での古楽コンクール予選2日目。昨日のアンサンブルとチェンバロソロに続き今日もチェンバロソロ、アンサンブル、そして最後にフォルテピアノ(5人)が登場。

6コンクール予選の結果はこちら、まずはアンサンブル部門。9組中4組予選突破。

Camerata D' Amico  (Ft Vn Vl Vc)

19世紀ギターデュオ Duo HPD (G×2)

Ensemble LMC (Vn Vn Vc Cem)

L'instrument-grenouille (Vn Vg Cem)

5チェンバロ、フォルテピアノ部門の予選結果はこちら。チェンバロは22人の中から4人、フォルテピアノは5人の中から4人、フォルテピアノ勢の快進撃素晴らしい!

Anastasia Antonova(Cem)

鈴木愛美(Cem)

                                                  後藤早恵(Cem)

                    西野晟一朗(Cem)

                    山崎友紀恵(Fp)

                    Artem Belogurov(Fp)

                    加藤美季(Fp)

                    鐡百合奈(Fp)

甲府古楽コンクール予選速報2

甲府古楽コンクール予選速報2

甲府古楽コンクール予選速報

甲府古楽コンクール予選速報

2016年4月29日 (金)

甲府古楽コンクール開幕!

729日、甲府での古楽コンクールがいよいよ開催。今回は鍵盤楽器(チェンバロ・フォルテピアノ)27名、アンサンブルは過去最多の9組の参加があり、海外からの参加者も多く盛況であります。

112日間に渡る予選の初日はアンサンブルとチェンバロ部門の前半戦。舞台には3台のチェンバロが用意。昨日までの雨から一転GWらしい好天になったもののいつものような厳しい乾燥となり(舞台上25%・・・)調律陣は今年も四苦八苦・・・。

13展示会場も今年は多数のチェンバロ、クラヴィコードが参加しておりこれまた盛況であります(製作家も多数来ておりますね)。しかし調律は中々大変で中には隣同士の楽器が同時に調律する羽目に・・・。

15コンクール予選の前には展示楽器を順番にデモ演奏するイベントも。今回は久々に公式提供楽器と共に展示楽器もコンクール本選に選べるとの事でコンクール参加者には各楽器の鳴りの違いを聞き比べ出来る貴重な機会でありました。

12今回は展示会場が分散しておりイタリアンやクラヴィコード、2段鍵盤を同時にまとめて弾ける機会でもあるのですがいつものようにコンクール参加者に占領されておりました・・・。

8夜はこれまた恒例のJazzClubでチェンバロリサイタル。










2016年4月28日 (木)

洋館に響くオリジナルピアノ

Photo28日、百歳近い洋館(1921年建築)で味わう二百歳のオリジナルフォルテピアノの公演本番。重要文化財の建物なので内装に吟味された素材が使われているお陰か残響豊かな上に楽器の音色の芳醇さには驚くばかり。やはり多彩なニュアンスを醸し出すオリジナル楽器はこういう音響の空間でしかその真髄を味わえないのではと改めて確信した次第。自身もオリジナルのフォルテピアノで演奏活動をされているという奏者の抜群の鍵盤コントロールにも感嘆でありました。

4今回の公演はまた東日本大震災復興支援コンサートとしての開催でもありまして、熊本地震への義援金も急遽募りましたとこと、東日本大震災復興支援として24000円、熊本地震へ170110円を義援金としてお送りする事が出来ました。多くの皆様のご協力に感謝!熊本の被災状況はまだ全容が余り判っていないようですね。家を失われた方も多いのが心配ですが、音楽界でもパイプオルガン等にも相当被害出ていると漏れ聞いております。引き続き震災への支援を継続して行く予定ですのでご協力をお願いいたします。

終演後はお楽しみの打ち上げには参加せず(涙)急いで帰宅、西での音楽祭へ提供の楽器を送り出し明日から開催の古楽コンクールに提供の楽器3台を積込み深夜甲府到着。明日からいよいよコンクールです(今年はチェンバロ、フォルテピアノ、アンサンブル)。結果速報お楽しみに!

2016年4月27日 (水)

フォルテピアノとナチュラルホルン そして饂飩

127日、まもなく始まる2つの音楽祭に提供のチェンバロ陣が次々スタジオに結集し満杯であります。例年GWの音楽祭は季節外れの異常乾燥で苦労するのですが今年はいかに・・・。皆様ももう仕舞われてしまったかもしれませんが加湿器改めて準備された方が良いですぞ!

2先日に続き日蘭フォルテピアノ&ナチュラルホルンのコンビによる公演にワルターで出動。会場近くに武蔵野饂飩の評判店があると伺い訪問するも早くから大行列という人気振り。モチモチと心地よい歯応えと凄い量の麺と地元産の具たっぷりの汁の相性抜群の美味な饂飩でありました。何故か今回のコンビの公演先は饂飩の名店ばかりであります。

3今日の会場は埼玉の古都に出来たばかりというホールでして会場の照明は最新だけあってオールLED!旧式とは違いフルにしても全く熱くならないのは革新的ながらこちらが経験不足で(オールED照明のホールは2回目か)舞台の温度変化をまだ読み切れないのが玉に疵であります。そう言いながら近い将来どのホールもLED照明が主流になるのでしょうね。

8





2016年4月26日 (火)

体もメンテナンス・・・

126日、季節の変わり目で体調不調の兆候を感じ慌てて早朝より掛かり付けの鍼灸院に飛び込みまずは我が身のメンテナンス。まあ暴飲暴食不摂生のツケが回ってきたという所であります(少し反省)。次に某音楽祭に登板のチェンバロの準備で楽器を運送した後にこれまた某所にあるイタリアンチェンバロの御機嫌伺いへ。地下室に保管されていた為部屋の環境は殆んど変化無く調律も数週間全く狂わないとの事でホッ。

2次は仏蘭西から運ばれたばかりというチェンバロを某所で修理。あちらでは7年間もトラブル皆無だったという御利口さんの楽器ながら日本に来るなり断弦が発生。そこで弦を張り替えようとすると珍しやオリジナル風の穴無し調律ピンを使っており弦張りにひと苦労。しかしこの楽器拝見するとどの部分も拘る余り完璧な精度で作られており触ってみて改めてその作風の凄みを再確認(拘る余りこの製作家は遅作でも有名なのですが・・・)

先日の熊本地震の被災状況ですが、各地からの連絡ではやはりパイプオルガン等の被害が結構出ているようですね。もう被災状況の報道が極端に少なくなってしまっていますが住宅倒壊も多く阪神淡路、東日本に並ぶ大規模災害となってしまったようですね。


2016年4月25日 (月)

日蘭コンビ

125日、北関東郊外の江戸末期の豪邸をリニュアルしたという古民家イベントスペースにフォルテピアノで出動。嬉しい事に会場には地元産に拘る饂飩屋が併設されており搬入前に早速入店。武蔵野饂飩系ながら帯のような幅広の麺が風味溢れており実にユニーク、その上品数多いのに実にリーズナブルなお値段に感心。

4今日の会場は古民家ながら中は広い空間を吹き抜けにした洋風で程良い残響もあり中々古楽器向けでありました。昨日の日独コンビに続き今日は日蘭フォルテピアノ&ナチュラルホルンのデュオ、これまた欧州で活躍しているコンビだけに(その上御夫婦であります)息の合った演奏を披露。




2016年4月24日 (日)

日独実力派デュオ

124日、上野の老舗ホールでのVn&FpのデュオコンサートにWalterのフォルテピアノで出動。楽器搬入しているといつもとは雰囲気違う裏方さんが周辺をウロウロ、聞けばお隣の大ホールがロックの大物歌手の公演でありました(オケ伴奏との事)。最近はクラシックホールでPops系の公演結構あるようですね(いつぞやはこのホールで演歌の大御所の公演に遭遇し仰天しましたが)

5今日は日独実力派デュオによるオールMozartプログラム。ドイツでも精力的に活動しているとの事で息の合った躍動感溢れる演奏に御客様も大満足の様子。朝雨模様で湿気を心配するも舞台では何故か冬並みの乾燥で楽器の調律を維持するのにひと苦労(Vnの調弦も苦労されていた様子)。もう春の陽気ながら湿度の上下激しく変化を読み難い時期であります。




2016年4月23日 (土)

5オクターブのオリジナルフォルテピアノ

123日、池袋のお馴染みの洋館でのオリジナル楽器シリーズ(全4回)のトップバッターで登場のオランダ在住のフォルテピアノ奏者がリハーサルでスタジオ来訪。オランダの御自宅にお持ちだというオリジナルの5オクターブフォルテピアノの幸運な入手話を伺うも実に羨ましい限り。200年以上経つオリジナル楽器ながら堅牢でコンサートにもドンドン使っているとの事。その羨ましい音色はソロCDで聴けます(コンサート会場で特別販売の予定)

3今回は別公演で御主人のナチュラルホルンとも共演との事。




2016年4月22日 (金)

オリジナルフォルテピアノまたもや登場

122日、間も無く開催の各音楽祭に提供のため東のスタジオに結集中のチェンバロ陣、連日来客で賑わっておりましたが今日でやっと一段落。まずはこの2台のチェンバロが甲府の音楽祭に登場予定(後もう1台フォルテピアノも持っていきますが)。この音楽祭のメインの古楽コンクール(チェンバロ・フォルテピアノ・アンサンブル部門)、今回は世界中からの参加者も多く活気溢れる激戦となる模様、乞うご期待。

2チェンバロでの最後の御客様をお見送りした後すぐに楽器総入れ替えでチェンバロは全部仕舞って今度はフォルテピアノ3台を用意。どれも空調完備のスタジオで保管していたものの季節跨ぎの影響少し出ているようで少し調律手直し必要でしたね(いつもは殆んど調律狂わないのですが)

3今度4月28日池袋の洋館でのコンサートに登場の1820年製のウィーン式オリジナルフォルテピアノ、日本と白耳義の大御所とのお相手に続き次回は欧州で活躍する実力派に弾いて頂くのですがどんな音色を聴かせてくれるのか実に楽しみであります。

4この二百歳の老ピアノ、十九世紀に相当熱心に弾かれていたようで金属で覆われているペダルが踏まれ続けたお陰で磨り減ってしまっております・・・。






2016年4月21日 (木)

有楽町で逢いましょう!

221日、長く仏蘭西滞在されていた演奏家がスタジオ来訪されウチの楽器コレクションを拝見。同じ頃に腕は良いものの納期が大幅に遅れるなど癖が強い欧州の製作家にチェンバロを注文した苦労話で大盛り上がり。当時に楽器は完成までトンデモナイ逸話が多い程出来は良かったのでは・・・。

4その後毎年GW恒例の有楽町熱狂音楽祭の打ち合わせで会場を訪問。去年のバロック特集とは違い今年は余り古楽系の奏者は来ないようですが(巴里の暴れん坊Cem奏者が数年振りに来ますが)何故か私が提供する楽器は例年以上(計5台も提供予定)。仏蘭西から来る古楽アンサンブルが面白そうで楽しみであります。(古楽系の公演はどれも早くも完売のようですね) 乞うご期待!


2016年4月20日 (水)

楽器に辿り着けない・・・

Photo20日、まもなく開催の各音楽祭などのコンサートに合計9台もの楽器を提供する為、出陣準備をとスタジオに楽器を結集中。もう足の踏み場も無いところに5台の楽器を同時に調整しようと無理やり広げると隙間が無くなってしまい1台は鍵盤まで辿り着けない事が発覚・・・(チェンバロの脚の間を掻い潜るしかないかも・・・)。この時期は季節の変わり目で連日湿度変化大きく楽器の御機嫌も日々変わるので(今日は湿度20%台の異常乾燥でしたね)管理も大変であります。

九州の地震災害のニュースが続く中、水食料などの支援物資の配布や住宅被災で避難されている皆さんの受け入れ先などで相当立ち遅れている状況を非情に心配しております。阪神淡路や東日本の大震災での混乱から何も教訓を得ていなかったのかいと思った次第。

2016年4月19日 (火)

独仏製チェンバロがお相手

119日、まずはスタジオで間も無く出番の独逸製イタリアンと仏蘭西製フレンチ2台のチェンバロの御機嫌伺い。どちらも日本人製作家には真似が出来ないようなアブナイ作風ながらその音色は実に独創的であります。イタリアンは甲府で、フレンチは有楽町の音楽祭で登場の予定。

2次は某所でウチの独逸製イタリアンの兄弟楽器(先日日本に来たばかりの1段フレミッシュ)の御機嫌伺い。50歳近い御歳の熟年楽器ながらメカもサウンドも中々健全なのには感心。調律の持ちも良いですね。

4訪問先の近所に地元で人気の大衆とんかつ屋があるとの事で初訪問。都心一等地の大通り沿いながら庶民的な値段のB級グルメ店があるとはビックリ、丼ぶりを覆い尽くす大判のカツと濃そうに見えてアッサリ味のデミソースの相性が素晴らしい!行列出来そうな店なのに夕飯時に御客がまばらと言うのも好印象でありました。







九州に支援を!

熊本を中心とする九州の地震被害、多くの犠牲者と被災者が出ており痛ましい限りです。今我々に出来る事をと、義援金のための支援コンサートを4月28日開催する予定ですので音楽を通して支援したいとお考えの方是非ご参加ください(本来は長年続けております東日本大震災復興支援コンサートとしての開催でしたが急遽集まった義援金の半分を九州に送る事にいたしました)。しかし楽器関係者として心配なのは被災地の楽器陣の現状です。まだ現地は避難されている方への対応で精一杯で楽器どころでは無いはずですが、いずれ楽器被害の状況も判明して来るかと思いますが、過去の震災同様にパイプオルガン等の被害が相当出ているのではと予想しております。また楽器関係者が協力しあって様々な形の支援をしていく事になるのではないでしょうか。

2016年4月18日 (月)

名工の楽器来たる!

418日、江戸川区の楽器工房を訪問するといつも遅作の方なのに先日無かったはずの完成間近の新作があるので仰天・・・、聞けば修理で戻ってきた楽器だとか。丁寧過ぎる作風から量産体制に宗旨替えされたのかと心配するも相変わらずの馬鹿丁寧な(失礼!)お仕事振りでありました。工房サロンでチェンバロやクラヴィコードを試奏させて頂くもCD録音まで出来る設備があるとはナントモ羨ましい限り。

7その後ヨーロッパから到着したチェンバロを受け取りに行くも過去例が無い程厳重な梱包の木箱にビックリ(分解しようとしてもビクともしなかった程でした)。チェンバロ本体もビニールで密閉してあり過酷な空輸に耐える百点満点の梱包でありました。

14今回のチェンバロは仏蘭西の名工作の2段フレンチ。世界のトップ演奏家から絶大な評価を得ている製作家ながら製作数が実に少なく(この方も遅作で有名ですね)中々お目に掛かる事が出来ない貴重なチェンバロであります。まだ未定ながら日本でのお披露目今から楽しみであります。







2016年4月17日 (日)

少し遅い花祭り?

517日、上野近くのお寺でのコンサート(少し遅い花祭り?)にジャーマンで出動。約半世紀前に近代的な建物として作られた本堂はイベントスペースとしても使えるようにと設計されたとかで中々音響素晴らしい!このお寺の御近所が稲荷町!、落語マニアはかの八代目正蔵師匠の長屋が有った所として心トキメク街ながら少し散策するも昔の面影は殆んど残っておらず残念。今日は雨風強い荒れ模様の天候ながら楽器運搬の際は晴れ男の念力を使い濡れずに済みホッ。しかし帰りは強風に煽られチェンバロ倒れないようにしがみ付き立ち往生する羽目に・・・。

2016年4月16日 (土)

九州へ支援を!

216日、まもなく開催の古楽コンクール(4月29日~5月1日山梨県甲府で開催 海外からの参加者も多数で活気ある音楽祭になる模様)や有楽町で毎年恒例の音楽祭等に提供予定の楽器が東のスタジオに結集し大賑わい(今年は10日間で9台もの楽器を提供予定・・・、中には東京には久々に持ってきたチェンバロもあります)。楽器で溢れ返るスタジオで何とかやりくりし2台のチェンバロを無理やり広げ楽器使用直前の演奏家に提供。しばらく東のスタジオは混乱の日々ですね(西のスタジオは楽器が殆んど出払い閑散としているのですが・・・)

しかし今回の熊本を中心とする九州の地震災害は当初の予想をはるかに超える大規模震災となりそうですね。遥か遠くにいる者としても音楽の力で被災者の皆さんへ出来るだけの支援をしていきたいと思っております。早速4月28日開催予定のオリジナル楽器公演、当初は東日本大震災復興支援の義捐金のための開催でしたが、皆さんからの支援の半分を東日本大震災復興支援へ、そして半分を九州の震災への義捐金としてお届けしようと思っております。また若い世代にも支援をして頂けるように半額の学生券も追加で発売予定です。震災で被害を受けた多くの方への支援のため皆様の御協力を是非お願いいたします。

2016年4月15日 (金)

震度7強

115日、前夜の熊本震度7強の地震に仰天、夜明け前からTVニュースに嚙付いてました。やはり21年前の阪神淡路の記憶が今だに鮮烈でTVの映像とつい重ね合わせてしまいますね。朝から2台のチェンバロの御機嫌伺い、昼夜の気温の違いもさることながら日による湿度の落差が大きすぎ(昨日と今日で湿度40%も違っていた様子)楽器が落ち着かないのが悩みの種・・・。まだ加湿器仕舞えませんぞ。

2地元での古楽系コンサートなどでお馴染みの日本でも貴重な19世紀建築の歴史的洋館が売却されるとのニュースには驚きました。せめてもう一度コンサートでその素晴らしい音響と雰囲気味わってみたいものですが・・・(誰かコンサートやってくれないですかね)




2016年4月14日 (木)

秘薬を入手

214日、楽器調整の特効薬たる秘薬を求めて播州のさる街の特産品売り場を訪問。この秘薬フォルテピアノ等に有効な極上の成分ながら特化された用途の為他では見た事は無く入手が非情に困難な秘薬なので僻地(失礼!)まで出向く羽目に・・・。しかしそれだけの苦労の甲斐がある効能があるのですよ。

7秘薬入手後は播州から北部に向かい遅咲きの桜の花見をしようとあちこち散策。丹波のさる街にある130年前の校舎をリニュアルし洒落たレストランなどが入る歴史的洋館を訪問すると古楽のコンサートに使えそうな会場を発見。戦災震災に遭っていないエリアは建物は中々贅沢ですね。

12今日は本格的な春の陽気となり桜の散り具合もかなり進行し丹波但馬各地を駆け回るも見頃は殆んど終わっているも山奥に踏み込むと僅かにまだ満開の桜があり存分に花見が出来た次第。

36桜を求めて山奥を彷徨う中古民家カフェで休憩すると中々渋い音色のBGMが気になり見るとナントモ年代物のオーディオ機器での再生でした。今時こんな「ステレオ」のサウンドを聴けるとは・・・。











2016年4月13日 (水)

堅牢なクラヴィコード

113日、新年度になり某音大の楽器陣の御機嫌伺いへ。40年前に購入されたという独逸製クラヴィコード(日本の音大の中でも相当早い導入だったのでは?)今だに問題無く演奏出来るのにはやはり感心しますね。モダン楽器と差別しがちながら有る意味20世紀復元楽器のひとつの到達点だったのでは・・・。

2他にも堅牢さを誇る日本と白耳義の大手メーカーのチェンバロ2台も冬の厳しい環境にも耐えて状態良好でありました。帰り校内で新入生向けのブラバン演奏が聴こえてくるも「六甲おろし」なのにビックリ・・・(女子大なのですよ)。流石球場の御近所の学校であります。




2016年4月12日 (火)

国産最古のクラヴィコード?

212日、今日も西で早朝より楽器運送でスタート。朝一は小型チェンバロを段差無しのお宅にお届けで非情にスムーズ。その後浪速の音楽博物館を久々に訪問。こちらはこの9月に移転のため一時閉鎖との事、また移転先はスペースの問題で楽器展示や文献閲覧が規模縮小になりそうとの事で従来の充実した展示を見るなら今のうちでありますぞ(文献資料は日本有数の充実振りですね)。

12その後日本の古楽界最初期に作られたクラヴィコード(現存する最古の楽器では?)を我国古楽史研究の為某所より譲り受け西のスタジオへ。殆んど情報や知識な無い中熱い情熱を持って作された楽器のようで随所にその苦闘振りが見受けられもはや演奏は殆んど出来ないものの製作家の迫力が伝わる貴重なクラヴィコードであります。

11この約半世紀前に作られたクラヴィコードの作者は、私の研究ではクラヴィコードは日本で2番目に製作、もしかするとチェンバロは日本で最初に製作したかもしれない方ですね。関西の古楽事情は今まで全く研究されていなかっただけに調査進めば今までの通説を覆すような新発見が色々出て来る可能性大ですね。乞うご期待!

16今日の神戸は気温が下がり冬並みの乾燥が戻ってきており楽器の御機嫌維持に一苦労。間も無く出番のジャーマン1段を恐る恐るチェックするも幸い部屋の湿度管理が順調で先日の東のスタジオの2段ジャーマンのような自然断弦も無くピッチも保っておりホッ。

19_2仕事の合間に西のスタジオ周辺の桜の名所を散策するもまだ完全には散っておらず頑張れば(?)花見出来る程の咲き具合でした。相変わらず地元民が静かに花見を楽しまれており隠れた穴場であります。










2016年4月11日 (月)

楽器拝見の1日

511日、今日は楽器運送屋の1日、まずは都心でチェンバロ3台の厳しい階段上げ降ろしから。240cmという長いイタリアンを曲がった狭い階段にギリギリで捻じ込む事に成功しホッ。後は小型軽量の楽器なので楽勝でありました。チェンバロの他にもパイプオルガンや足踏みオルガンも多数拝見。

22都心で楽器を積んで次は郊外の某製作家の工房を久々に訪問。相変わらずクラヴィコード、チェンバロ、オルガンと多彩な楽器で溢れる中しばし楽器談義。毎度ながら独特の視点で拘り尽くした楽器製作のお話に驚愕の連続でありました。

19こちらが最新作のフーベルトモデルのゲブンデンのクラヴィコードとか。これまた意欲的な作風の楽器のようで早くも色々な舞台でも活躍との事。東で多数の楽器拝見を終え一路西へ移動。深夜西のスタジオで今日最後のチェンバロを積込み本日の任務は終了。今日だけで10台近い楽器を拝見した次第。



2016年4月10日 (日)

自然断弦

210日、真冬のハードなツァーからしばらく休養続き久々の出動を控えたジャーマンチェンバロの御機嫌伺いの1日。絶好調のまま梱包し保管していたので状態は維持しているだろうと思うもいざフタを開けると弦が2本も中でトグロを巻いており愕然(総ブラス弦のMietkeモデルは断弦しやすいので御用心)。ピッチを計測するとナント10Hzも高くなっており自然断弦するのも仕方無しかも・・・。季節跨ぎの楽器の維持の難しさを改めて実感した次第。

2016年4月 9日 (土)

フォルテピアノ&蓄音器

29日、御江戸本所エリアの人気ホールでのFp+Sop+古典Clのトリオによる公演にワルターのフォルテピアノで出動。搬入が厄介なホールながら(微妙な所に段差があるのですよ)何とかいつものように1人で楽器搬入に成功。もう春の陽気で湿度も上昇していると油断していると舞台上はまだ乾燥気味で調律に一苦労・・・。まだこの時期環境変化激しいですね。

7公演終了後神保町の某所で笛の大御所が蓄音器を使っての古円盤皿回しDJをしていると伺い途中からこっそり潜入。今回も十九世紀スピリッツ溢れる歴史的名演の数々を軽妙なトークを交えて披露されてましたがいつもとは違い若き乙女が多数参加しており平均年齢が異様に低いのには仰天。今や蓄音器&SP盤の魅力を若い世代に啓蒙する伝道師となっておられる様子。


2016年4月 8日 (金)

オリジナルフォルテピアノの謎

18日、まずは明日の公演に提供のフォルテピアノ(Walterコピー)の出陣前の御機嫌伺い。オリジナル楽器程は気難しく無いもののやはり繊細な調整が要求される楽器ですね。白耳義在住の演奏家と今日もオリジナル楽器の修復の苦労話で盛り上がった次第。

2次はしばらく関西で活躍中だったので東京は6年振りとなる中型イタリアン(それでも240cmもあるのですが)の御機嫌伺い。本来は繊細な構造のイタリアンモデルも二十歳近くにもなると中々タフな楽器に変身しており頼もしい限り。これからは東で活躍してくれる予定。

4最後は1820年製のオリジナルフォルテピアノ(Johann Georg Gröber (Insbruck)の御機嫌伺い。このピアノは5本ものペダルが付いているのですがそのうちの3本は18世紀タイプのフォルテピアノのような膝レバーとしても使える機能も備わっている様子。さるフォルテピアノ奏者の推測では2本のペダルを同時に使用する場合を想定してペダルと膝レバーを併用出来るように装備したのでは?との事。確かにそう言われてみれば絶妙な場所に膝レバーが付いていますね。果たして真実はいかに・・・。ご興味ある方はこのオリジナルフォルテピアノが出動する4月28日(木)のこちらのコンサートで是非お確かめください!




2016年4月 7日 (木)

フォルテピアノ奏者来訪

17日、スタジオに海外のフォルテピアノ奏者が立て続けで来訪。まずは秋に予定されている墺太利の維納オペラ劇場の奏者が一足先に楽器チェックでお越しに。Mozartオペラの本場だけに緊張するも当方の用意したフォルテピアノを気に入って頂いたようでホッ。しかし維納だけあってピッチは高目ですね(A=443を希望とか)。

2次は白耳義から来日の奏者のリハーサル。最新のベネルクスエリアの古楽事情を伺う事が出来有り難し。鍵盤楽器の業界も世代交代が随分進んでいるとの事、もう古楽界を支えていた往年のベテラン勢は教育の現場からは殆んどリタイアしているようですね。




2016年4月 6日 (水)

オリジナルクラヴィコードの魅力!

16日、久々に西から東へ深夜のドライブ。朝焼け富士の雄姿はいつ見ても絶景であります。しかし約500kmの道程の2/3が新設の路線となり時間短縮で便利になったのですが走り易くなった事のほうが有難いですね。

3今日は東のスタジオで間も無く開催のこちらの公演の事前リハ。フォルテピアノのお相手としてクラシカルクラリネットが登場するのは久々ですね(実は私はクラの音色大好きなのですよ)。ブリュッセル在住の演奏家から先日のテロ事件に遭遇しかかったお話伺い仰天(一歩間違えば事件の時間帯に現場にいたかもとの事)。

6次は4月から始まる「オリジナル鍵盤楽器しか登場しない」この企画の第2回(6月16日)公演の主役の18世紀後半のオリジナルクラヴィコードの調整の現場に伺い私も調律のリハーサル。200年以上の年月を経た繊細な楽器だけに調整や調律にも神経を使うもののそこから醸し出される芳醇な音色はやはり圧倒的な存在感であります。重要文化財の洋館の音響最高の空間の中で至近距離で味わえるオリジナル楽器の驚異の演奏是非お聴き逃しなく!

2016年4月 5日 (火)

桜満開!

245日、午前中は西のスタジオでチェンバロ2台の御機嫌伺い。やっと加湿器の出番も終盤となりそうですね。午後は10年振りにお伺いしたお宅の現代ピアノ2台の調律。今日は計4台もの楽器のピッチ上げで四苦八苦の1日。それでも幸い1本も断弦せずに済みホッ。

22仕事の合間にスタジオの御近所でこの春初めてノンビリと満開の桜の花見。明治時代には全国有数の桜名所として有名だった所ながら(大遊園地だったそうな)今や宴会客も殆んど来ない超穴場となっており実に快適な花見でありました。

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2016年4月 4日 (月)

季節跨ぎ

24日、早朝より西へ大移動(初の長距離ドライブとなった新車は実に快適!)。途中で季節を跨いだフレンチとジャーマン2台のチェンバロの御機嫌伺い。湿度温度の変化激しい日々の中で楽器の変化を心配するも万全の部屋管理のお陰で良い鳴りと状態を維持しておりひと安心。帰りにうっかり高速道路の集中工事に突入してしまい大渋滞で身動き取れず2時間遅れでやっと西へ到着。

2016年4月 3日 (日)

ハマから上野へ

23日、早朝よりハマの人気ホールでの「ヴィヴァ四季」公演に白フレンチで出動。室内アンサンブルが黒スーツで決めた強面(?)の男性陣ばかりというのも珍しいものの舞台にワンちゃんが沢山登場するというのも他には無い志向でありました。こちらのホールは大オルガンがあるだけに温度湿度の管理が完璧でチェンバロの調律が殆んど狂わず大助かりでありました。

28終演後は上野に移動しポジティフオルガンと現代ピアノのデュオという不思議な組み合わせの本番へ。1日中掛けてのリレーコンサートとの事で進行がやたらとハード、パイプオルガンの出番はたった1曲ながら本番前のリハはたった10分(それも調律無し!)、やっともらえた本番調律もたった15分(それも御客様の前で)という厳しい条件ながら読みがピタリと当たりピアノと調律を合わす事が出来てホッ。雨上がりながら上野の夜桜宴会遅くまで中々賑わっておりました。




2016年4月 2日 (土)

上野で花見?

32日、上野の老舗ホールでの明日本番の前日リハにポジティフオルガンで出動。周辺は御江戸一番の花見の名所なのでもう人も車も大混雑・・・(確かに外人多いですね)。幸い早めに到着したので空き時間に私も花見と洒落込もうとするも余りの人混みに恐れをなしてスゴスゴ退散。お馴染みのアメ横も近寄りがたい状態でしたね(外で飯食えなかったのが残念)。

21明日の公演、私の担当はポジティフオルガンと現代ピアノのデュオという不思議な組み合わせ(何とワグナーの曲なのですよ)。最初2台の音量バランス取るのに苦労するも色々工夫して中々面白い演奏に仕上がった様子。

2016年4月 1日 (金)

夜桜

31日、昨日のフォルテピアノに続き今日もポジティフオルガンの楽器チェックで奏者と指揮者がスタジオ来訪。もう4月ながらまだ気温低く楽器は冬仕様でも良い位ですね(オルガンのピッチも下がり気味)。夕方から楽器調整でハマに向かうも途中都心の桜の名所を通ると花金の夜と言う事で夜桜見物客でごった返しておりました。今年も花見宴会が出来そうにないのが残念。

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